幽☆遊☆白書
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この作品を原作とするテレビアニメについては「幽☆遊☆白書 (テレビアニメ)」を、1993年に公開された同名の劇場アニメについては「幽☆遊☆白書 (映画)」をご覧ください。
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幽☆遊☆白書[注 1]
ジャンル少年漫画
学園漫画
ファンタジー漫画オカルト
格闘漫画
シュールコメディ漫画
漫画
作者冨樫義博
出版社集英社

その他の出版社
Viz Media
テウォンメディア
JBC出版社

掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス(JC)
集英社文庫(文庫版)
発表号1990年51号 - 1994年32号[注 2]
発表期間1990年11月20日 - 1994年7月12日
巻数全19巻
全15巻(完全版)
全12巻(文庫版)
話数全175話 + 外伝
ドラマ
原作冨樫義博
監督月川翔
脚本三嶋龍朗
音楽やまだ豊
制作ROBOT
製作Netflix
配信サイトNetflix
配信期間2023年12月14日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画ドラマ

『幽☆遊☆白書[注 1]』(ゆうゆうはくしょ)は、冨樫義博による日本漫画。全19巻。
概要

主人公浦飯幽助とその仲間たちの活躍を描く冒険活劇。主人公が死亡するところから物語が始まり、生き返る試練を受けることになる。

週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、1990年51号から1994年32号にかけて連載された(全175話+外伝1話)。1993年、第39回小学館漫画賞受賞。また、1992年から1995年までフジテレビ系列にて放送されたテレビアニメは高視聴率を記録した。通称は、冨樫含む[1]「幽白(ゆうはく)」[2][3][4][5]、原作漫画側が他に「幽遊」[6]など。

ジャンプコミックス以外の話数カウントは「act.-」。2020年12月時点でコミックス累計発行部数は5000万部を突破している[7]

登場人物では蔵馬飛影が女性読者から高い人気を博した。これは本作品の読者人気における語り草であり、週刊少年ジャンプ編集部が公認した番組の企画[8]でも紹介されている。また、冨樫も雑誌のインタビューにて「(二人が)今の主人公です」と茶化したことがある。

2019年5月9日には舞台化が発表された[9]

2020年12月16日、Netflixでの実写シリーズ化を発表[10]。2023年12月、世界190か国に向けて配信された[11]。公開3日目でNetflixが展開する世界ランキングで2位となった。[12]
連載
タイトル

連載会議時は「ユーレイ入門(仮)」のタイトルで提出。その後連載が決定し正式にタイトルを考える。いずれ妖怪と対決することも考慮して『西遊記』をもじった『幽☆遊☆記(ゆうゆうき)』を提案したが、同時期に連載が開始された漫☆画太郎作『珍遊記(ちんゆうき)』とタイトルがかぶり、考え直すことに。その後、『幽☆遊☆』以降の単語として最初に思いついたのが『白書』であったため『幽☆遊☆白書』となる。『幽☆遊☆伝』や『幽☆遊☆物語』でも良かったらしい[13]
連載終了の経緯

連載終了について、作者の冨樫は理由を「かねてからの自身の持病悪化、これ以上、出版社(集英社)に無理やり従って連載を続けても、同じことを、読者が飽きるまで繰り返すだけになるために、半ば私のわがままで止めた」[14]と述べている。この思いは143話(残32話)掲載時には既に連載終了が決定済み、原稿が1話完成する度にカレンダーに×(バツ)をつけるほど強かった[15]

ジャンプ・コミックス7巻、完全版6巻、文庫版5巻、ジャンプリミックス3巻に収録されている外伝「TWO SHOTS」は、編集部から無理やり描かされたもので、原稿は下描きなしの一発勝負、あまりの腹立たしさにアシスタントも雇わなかったという。「冨樫義博#経歴」も参照

連載終了後に冨樫が出した同人漫画『12人のおびえる者たち』では、浦飯幽助が新庄陽平、その他主要人物も役者が演じていた劇中劇であったことが描かれている[16][注 3]。冨樫は山形県新庄市出身である。連載終了後、山形県が舞台の漫画『レベルE』を『週刊少年ジャンプ』に商業連載した。
あらすじ

主人公浦飯幽助が交通事故死するところから始まり、様々な出来事を経て生き返る。そして、霊界探偵として活動する。以下に大まかな分類を示す。★は公式名がないため、便宜的に名づけたもの。また、☆はジャンプリミックス版でのみ使用されている。
霊界死闘編[17][注 4](act.1?17)☆主人公の浦飯幽助は、車に轢かれそうになっていた子供を助けたが、死んでしまう。しかし、幽助の死は霊界にとって予想外の出来事であったため、幽助は生き返るための試練を受けることになり、霊界案内人のぼたんと共に霊体として幾つかの事件を解決する。

霊界探偵編(act.18?51)予定よりも早く生き返ることができた幽助は、ぼたんと共に妖怪が人間界で起こす悪事を取り締まる霊界探偵として働き始める。その中で、幽助は霊感の強い同級生桑原和真、当初は敵だった妖怪蔵馬と飛影らと共に戦うことになる。

暗黒武術会編(戸愚呂兄弟編)(act.52?112)闇世界のビッグイベントである妖怪たちの死闘「暗黒武術会」のゲストに浦飯幽助・桑原和真・蔵馬・飛影が選ばれた。彼らに拒否権は無く、生き残るためには勝つしか無い。彼らは暗黒武術会会場「首縊島」へと向かう。

魔界の扉編(仙水編)(act.113?153)蟲寄市近辺で特殊な能力を持つ人間が出現する事件が次々と起こる。それらは魔界と人間界を繋ぐ界境トンネルが開く予兆であった。界境トンネルを完全に開き、人類抹殺を企む元霊界探偵・仙水忍。その計画を阻止するため、仙水に協力する能力者たちと、幽助たちは死闘を繰り広げる。

魔界統一トーナメント編(魔界編)(act.154?170)仙水との戦闘で、妖怪の血を受け継ぐ者(魔族)であることが発覚した幽助は、先祖の雷禅の誘いに乗って魔界へ向かう。雷禅の死後、幽助は魔界の王を決めるトーナメントを開催する。

それぞれの未来(act.171?175)★魔界から帰ってきた幽助は探偵業を再開。それぞれの日常を描き、物語は終結する。

TWO SHOTS蔵馬と飛影が初めて出会った時(幽助と対面する1年前)を描いた短編。


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