幻想水滸伝IV
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幻想水滸伝IVジャンルRPG
対応機種PlayStation 2[PS2]
開発元コナミ
発売元コナミ
人数1人プレイ専用
メディアDVD-ROM
発売日2004年8月19日
2005年7月7日(PlayStation 2 the Best)
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
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『幻想水滸伝IV』(げんそうすいこでんフォー)は、コナミより2004年8月19日に発売されたPlayStation 2コンピュータRPG作品である。『幻想水滸伝シリーズ』の第4作目である。キャッチコピーは「108人の待つ海へ。それは、冒険か。出会いか。」。

2005年7月7日に廉価版である「PlayStation 2 the Best」としても発売された。なお、本作はシリーズ最初の声付きの作品であり、クリア済みのセーブデータを継承して最初からプレイする周回制を用いた作品である。

2011年1月17日に『パチスロ「幻想水滸伝」』として本作が採用され、稼動している。

シリーズ本編第1作『幻想水滸伝』から第3作『幻想水滸伝III』で搭載されていたセーブデータコンバートは採用されておらず、ストーリーも『幻想水滸伝』の150年前の物語であるため、旧作キャラクターのほとんどは登場しない。「罰の紋章」を巡る群島諸国とクールーク皇国の戦いを描いており、『Rhapsodia』を含めて1つの作品とみることもできる。
あらすじ

主人公は、スノウら仲間とともに騎士団の一員になるが、ある事件をきっかけに「罰の紋章」を宿し、騎士団から追放される。

その後「罰の紋章」に苦しみながらも、オベル国王リノ・エン・クルデスらとの出会いをきっかけに、群島諸国のためにクールーク皇国に立ち向かっていく。

太陽暦307年。これが後世に伝えられる“群島解放戦争”である。
世界観

幻想水滸伝シリーズの世界観のうち、以下の地域・国家について参照。

群島諸国連合

クールーク皇国

赤月帝国

システム

本作特有のシステムを解説する。基本的なシステムは「幻想水滸伝シリーズ」を参照。
戦争イベント

この作品では本拠地は船であり、戦争イベントでは艦長1人に白兵戦要員4人と砲撃手3人を1つのユニットを作成し、「紋章砲」などを用いた海上戦が繰り広げられる。

「紋章砲」は紋章の力を砲弾にこめて撃つ技術で、威力は砲撃手となったキャラクターと紋章との相性に依存する。各キャラクターごとに威力は固定されており、魔力の値は関係なく、宿していない属性の砲撃手は担当できない。紋章砲の撃ち合いとなった場合は、「火→風→土→雷→水→火…(左側が右側に強い)」という属性の相性で弱い側のみがダメージを受け、隣り合わない属性同士(例 - 火と雷)であれば双方がダメージを受ける。

艦を敵艦に接絃させることで白兵戦に持ち込むこともできる。白兵戦では白兵戦要員同士が戦い、乗組員が0になった側の艦が戦争イベントから離脱する。
紋章

シリーズでは唯一紋章の宿せる部位が、魔力の値(防具や紋章の補正は無効)に依存するシステムになっている。
登場人物
主要人物
群島諸国
主人公
- 大原崇または戸川絵美(ゲーム中の設定で変更できる)群島諸国の西のはずれの街ラズリルで海上騎士団の所属の少年。身長170cm。年齢や出身地は不明で、ラズリル領主フィンガーフート家に引き取られ、嫡男スノウの友人兼小間使いとして育った。スノウとともにガイエン海兵学校に所属し、正式に海上騎士団員となった後に団長グレン・コットから「罰の紋章」を継承するとともに、団長殺しの濡れ衣によりラズリルを追放・流刑に処されている。その後はオベル国王リノ・エン・クルデスと出会い、群島解放戦争における群島諸国軍のリーダーとなっている。騎士団時代は支給された剣と海兵学校で学んできた剣術で戦うが、追放後は双剣を使用して独自の双剣術で戦っている。この双剣術は『Rhapsodia』において、少年期に独自に編み出していたことが判明し(ただし使っていたのは双剣ではなく、薪を剣のごとく両手に持っていた)、これを見たウォルターはこの技術を賞賛している。「罰の紋章」は自らの命を削る呪いを持っているが、108星を全て揃えた場合は「償い」の期間を終えたとして呪いを受けることはなくなり、108星を揃えていないエンディングとはラストのムービーが異なる。また、1度以上クリアしたデータを引継いでゲームを開始した108星全員を集めたデータ(未クリアでも可)を『Rhapsodia』にコンバートすると、スノウとともに登場する。小説版では「ラズロ」と名付けられている。また、発売前に公式サイトで掲載された4コマ漫画では、シリーズ4作目であることと、当時人気のあったペ・ヨンジュンのニックネームとかけて「ヨン様」と呼ばれていた。実は幼少期に行方不明になったオベル王国王子であり、リノの息子。回想やオープニングに出てくる謎の女性は主人公の母親である。ゲーム及び小説版では「罰の紋章」の行使により死亡したかに思われたが生存している(グッドエンディングの場合。108星を揃えないと主人公は死んでしまう)。小説版では自分が生き残ったことを「母が守ってくれたのかもしれない」と考えていた。
リノ・エン・クルデス
声 - 志村知幸オベル王国国王。太陽暦263年生まれ(44歳)、身長185cm、オベル王国出身。王族らしからぬ言動や服装でセツを困らせているが、戦争では兵士たちとともに最前線で戦う勇猛な武人でもある。妻は封印が解かれた直後の「罰の紋章」の継承者であり、海賊の襲撃から国を守るために紋章の力を使った結果命を落としている。また、王女のフレアのほかに王子がいたが、幼い頃に先述の妻が死亡した折に行方不明となっている。(後に主人公に対し、強い親愛の情を抱く。)クールークに勝利した後に「群島諸国連合」を創設して初代代表を務めており、その功績から後世のオベル王国海軍の旗艦には「リノ・エン・クルデス」の名前がつけられている。『Rhapsodia』では立場上キリルらに対して公に支援することはないが、序盤から王国軍から先鋭を派遣し、終盤で自らもクールーク皇国に赴いている。
エレノア・シルバーバーグ
声 - 鳳芳野シルバーバーグ家の出身の軍師。太陽暦252年生まれ(55歳)、身長159cm。かつて赤月帝国の軍師を務めていたが、太陽暦300年ごろの「人間狩り事件」での副官クレイの対応の責任を取る形で追放され、以降は群島諸国海域の庵の小島で隠居生活を送っていた。


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