ひらたし
平田市
一畑寺
平田市旗平田市章
1955年(昭和30年)10月20日制定
廃止日2005年3月22日
廃止理由新設合併
出雲市・平田市・簸川郡佐田町・多伎町・湖陵町・大社町 → 出雲市
現在の自治体出雲市
廃止時点のデータ
国 日本
地方中国地方(山陰地方)
都道府県島根県
市町村コード32208-2
面積142.05km2
総人口29,205人
(国勢調査、2005年)
隣接自治体出雲市・松江市・簸川郡:斐川町・大社町
平田市役所
所在地島根県平田市平田町951-1
平田市(ひらたし)は、かつて島根県の東部、日本海に面していた市。
島根県で唯一消滅した市でもある。 島根半島の北西部に位置し、北は日本海、南は斐伊川から宍道湖に囲まれている。東はすべて松江市と接しており、西部は出雲市、簸川郡大社町と接している。南側は一部を除き斐伊川を境として斐川町と接している。 現在、宍道湖の南を走るJR山陰本線であるが、始めに計画されたのは宍道湖の北を走るルートであった。しかし、当時の平田では養蚕業が盛んであったため、蒸気機関車による煙害を理由に鉄道敷設に対する反対が強く、現在のルートとなったものである。その後、旧平田市では私鉄の一畑電車が走っている。また、国道9号線もほぼ同様の経緯で宍道湖の南岸を通るルートとなった。このため、国道431号線が通るまで全国の市として唯一国道の通っていない市という時期が長らく続いた。 特記なき場合『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』などによる[2]。 代氏名就任退任備考 『大日本篤農家名鑑』によれば平田町の篤農家は、「三島傳太郎、高見顕之助、船越磐太郎、山本福太郎」などがいた[3]。
地理
湖沼:宍道湖
隣接する自治体
出雲市
松江市
簸川郡:斐川町、大社町
歴史
年表
1955年(昭和30年)1月1日 - 簸川郡平田町・北浜村・佐香村が合併して発足。島根県下8番目の市制施行。
1960年(昭和35年)4月1日 - 八束郡伊野村を編入。
2005年(平成17年)3月22日 - 出雲市・簸川郡佐田町・多伎町・湖陵町・大社町と合併し、改めて出雲市が発足。同日平田市廃止。
行政
歴代市長
1木佐徳之助1955年(昭和30年)2月5日1967年(昭和42年)5月16日
2原良宗1967年(昭和42年)6月10日1987年(昭和62年)6月9日
3太田満保1987年(昭和62年)6月10日2003年(平成15年)辞職
4長岡秀人2003年(平成15年)4月27日2005年(平成17年)3月21日廃止
経済
産業
農業
漁業
猪目漁港
十六島漁港
釜浦漁港
塩津漁港
唯浦漁港
小伊津漁港
地合漁港
境川漁港
商工業
岡醤油店(醤油醸造販売)[4]
飯塚由太郎(酒類製造)[4]
三歩市屋(酒造業)[4]
石橋清一郎、飯塚吉十郎、原安市、西尾勝蔵、森脇直市(酒造並販売業)[4]
小村福太郎(糸類商)[4]
三原眞四郎、大谷小一郎、吾郷實治、平野房助、飯塚良吉、原武政、常松宗三郎、永瀬幸市、藤井太三郎(呉服商)[4]