平成27年台風第17号
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本記事に含まれる熱帯低気圧の中心気圧や風速、発生場所・日時等及びそれらの出典は発表された直後の速報値である可能性があります。資料として利用する際にはご注意ください。
また、確定値が公開された場合は、
気象庁HP等の出典とともに情報を追記または修正してください。

2015年の台風
軌跡の地図
最初の熱帯低気圧発生1月2日
最初の台風発生1月14日
最後の台風消滅12月17日
最後の熱帯低気圧消滅12月23日
最も強かった
台風台風13号 ? 900 hPa,
115 kt (10分間平均)
熱帯低気圧の総数39
台風の総数27
タイフーンの総数18
スーパータイフーンの総数9
超大型台風の総数0
総死亡者数254
総被害額102 億ドル (2015 USD)
年別台風
2013, 2014, 2015, 2016, 2017
太平洋北西部に存在する3つの台風(左から順に台風10911号、7月9日)

2015年台風(2015ねんのたいふう、太平洋北西部及び南シナ海で発生した熱帯低気圧)のデータ。データは基本的に気象庁の情報に基づくが、気象庁が熱帯低気圧としていないものについては、合同台風警報センター(JTWC)のみに因る。

2014年12月29日に発生した台風23号は31日に弱体化して熱帯低気圧となったが、年を跨いで1月2日まで南シナ海に存在していた[1]

1号の発生は1月14日。台風が発生すること自体少ない晩冬から初春であってもハイペースで発生し、3月の時点で台風が4つ発生、なおかつ発達する傾向にあった。その後、4月上旬に台風5号が、5月に67号が、それぞれ発生するなど、過去最も速いペースで台風が発生した。7月初旬には梅雨時期としては2002年以来13年ぶりに台風が3つ(91011号)同時に存在する状態になった[2]。また、7月に発生した台風12号は、史上初の越境・復活・日本に上陸した台風となるなど、記録を残した。さらに、8月には8年ぶりに2つの台風が同時に発生した。そして、12月には台風27号が発生したことで、1951年の統計開始以来初めて、1月から12月まで毎月台風が1個以上発生した年となった[3][4]。しかし、1ヶ月で6個以上発生した月はなく、総数は27個だった。
月別の台風発生数

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
11212234541127

各熱帯低気圧の活動時期
「台風」に分類されている熱帯低気圧
台風1号(メーカラー)

201501・01W・アマン

シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)



発生期間1月14日 ? 1月19日
ピーク時の強さ60 kt (10分間平均) 
975 hPa

1月9日にポンペイ島付近で発生した熱帯擾乱が成長、13日には熱帯低気圧となり合同台風警報センター(JTWC)は熱帯低気圧番号01Wを与えた。熱帯低気圧は日本時間14日15時(協定世界時14日6時)にフィリピンの東の北緯10度20分、東経138度25分で台風となり[5]、アジア名メーカラー(Mekkhala)と命名[6][7]。西進した台風は15日にフィリピンの監視エリアに達したため、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はフィリピン名アマン(Amang)と命名した[8]。16日にはルソン島ビサヤ諸島ミンダナオ島などにシグナル1から2の暴風雨警報 (PSWS)(英語版)が発令された[9]。台風は16日から17日にかけての24時間で中心気圧が21ヘクトパスカル低下して975ヘクトパスカルに達したがその後再び勢力を弱め[7]、現地時間17日午後3時(日本時間4時)にビサヤ諸島東サマル州ドローレス付近に上陸した[10]。フィリピンの東岸を北上した台風は1月19日3時(協定世界時18日18時)に北緯16度、東経122度で熱帯低気圧になった[11]

フィリピンでは事前に約11万人が避難したが[12]、台風によって各地で水害や土砂崩れが発生し、21日までに確認されている被災者は約11万人。そのほか家屋の全半壊271棟、死者3名、被害額は約3億1870万ペソ(約8億3856万円)となっている[12][13]
台風2号(ヒーゴス)

201502・02W

タイフーン (JMA)
カテゴリー4 スーパー タイフーン (SSHWS)



発生期間2月8日 ? 2月11日
ピーク時の強さ90 kt (10分間平均) 
940 hPa

2月4日にコスラエで形成が始まった熱帯擾乱が成長し、合同台風警報センター(JTWC)は7日に熱帯低気圧番号02Wを与えた。02Wは2月8日3時(協定世界時7日18時)にマーシャル諸島の北緯11度25分、東経157度25分で台風になり[14]、アジア名ヒーゴス(Higos)と命名された[15]

8日から9日にかけて進路を西寄りに変えてマリアナ諸島の東の海上に進み[16][17]、10日には北寄りに進路を変えるとともに中心気圧が12時間で35ヘクトパスカル低下して940ヘクトパスカルに達するなど一旦急速に発達[15][18]、非常に強い台風となったがその後勢力を弱め、11日21時(協定世界時11日12時)に南鳥島近海の北緯16.1度・東経152.5度で再び熱帯低気圧となった[16]


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