平岡公園
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この項目では、札幌市清田区の公園について説明しています。大阪府東大阪市の公園については「枚岡公園」をご覧ください。

平岡公園
HIRAOKA PARK
梅林(2006年5月)

分類総合公園[1]
所在地 日本札幌市清田区平岡公園[1]
座標北緯43度00分30秒 東経141度28分07秒 / 北緯43.00833度 東経141.46861度 / 43.00833; 141.46861座標: 北緯43度00分30秒 東経141度28分07秒 / 北緯43.00833度 東経141.46861度 / 43.00833; 141.46861
面積66.3ヘクタール
開園1991年[2]
運営者札幌市公園緑化協会
設備・遊具梅林、森林湿地広場遊具野球場テニスコートゲートボール場、パークゴルフ
駐車場東地区2ヶ所計170台
西地区5ヶ所計504台
バリアフリー多目的トイレ、貸し出し用車いす、身障者用駐車場
アクセス道央自動車道札幌南ICから厚別中央通沿い駐車場まで約5分
【東地区】
0「平岡公園東2丁目」「平岡公園入口」バス停下車すぐ
【西地区】
0「平岡6条4丁目」「平岡5条6丁目」バス停下車いずれも徒歩5分
告示都市計画決定:昭和52年2月10日北海道告示第332号[3]
事務所平岡公園管理事務所(東地区)
事務所所在地札幌市清田区平岡公園1番地1号
備考公園内の火気使用厳禁
広域避難場所[4]
公式サイト ⇒平岡公園

平岡公園(ひらおかこうえん)は、札幌市清田区にある公園地名
目次

1 概要

1.1 自然


2 施設

2.1 東地区

2.2 西地区


3 イベント

4 ボランティア

5 脚注

6 参考資料

7 関連項目

8 外部リンク

概要

札幌市中心部から南東11kmに位置し、1982年(昭和57年)から整備が進められている。札幌市の市街地を公園や緑地の帯で包み込もうという「環状グリーンベルト構想」の拠点公園として位置づけられている。公園は道央自動車道と並行する札幌新道を挟んで東西に分かれており、西側48.4ヘクタールは自然の姿をとどめた山林や散策路、すり鉢状の地形をした梅林、自然観察ができる湿地があり、東側18ヘクタールは多目的広場や散策路、壁泉がある。また、スポーツ施設として野球場テニスコート、ゲートボール場、パークゴルフ場がある。また、市民参加型の造成エリアでは計画から維持管理までを近隣住民と協働で行っている[5]

札幌近郊で最大級の梅林には豊後性の紅梅種と白梅種のウメが4:6の割合で1,200本植林されており[5]、5月頃の開花時には多くの来園がある[5]
自然

住宅街として発展した平岡公園周辺も以前はなだらかな丘が続く丘陵地帯であった[5]。公園造成前は里山として利用していたため、明治時代の入植から昭和30年頃まで行われていた炭焼きの窯跡を見ることができる[5]。また、公園内には小川や湧水があったことから三里川沿いでは農耕が行われ、おもに水田として利用してきた[5]。公園の55%を覆う山林は、コナラ(ドングリ)の北限に位置し、キタキツネカワセミなどの動物やコクワガタオニヤンマなどの昆虫類、エンレイソウミズバショウなどの植物、エゾアカガエル、イバラトミヨ(トミヨ)などの両生類や魚類など様々な生き物が生息している[5]

湿地はヨシを主体として一部ではカサスゲミズバショウが群落を形成し、エゾノリュウキンカなどを植栽している。 おもな樹木はヤナギハンノキで、天然林も観察できる。湿地では1年を通じて多くの湿性植物が花を咲かせ、早春にはエゾアカガエルの卵塊が見られ、夏にはオニヤンマが飛び回る。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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