株式会社平和
Heiwa Corporation管理本部ビル
(台東区東上野2丁目22番9号)
種類株式会社
市場情報東証プライム 6412
株式会社平和(へいわ、英: Heiwa Corporation)は、東京都台東区に本社を置くパチンコ・パチスロメーカーである。
東京証券取引所プライム市場上場。系列会社にパチスロメーカーのオリンピアがある。 中島健吉
歴史
翌1956年に「平和物産」(販売部門)・「コミック商会」(製造部門)の2社を設立して復帰。1960年に両社を統合して「東和工業株式会社」[注 2] を設立。1988年8月8日にパチンコ・パチスロメーカー初の株式店頭公開、さらに1991年12月6日には東京証券取引所第二部に上場[3]。そして1997年6月2日には東京証券取引所第一部に上場。
機器のエレクトロニクス化など技術開発を早くからすすめ、パチンコ業界を20兆円規模の巨大産業に成長させると同時に、長年業界トップシェアを誇っていた。1999年2月にオリンピア製「スノーキー」を発表しパチスロに参入。2003年10月「CRゴルゴ13」よりオリンピア製パチンコ(平和BROS)の販売も開始。2005年3月平和製「雷蔵伝」を発表し自社でのパチスロ製造を開始する。
2000年のオリンピアとの資本提携後は同社との関係を深め、2007年8月1日付で平和がオリンピアの株式を株式交換方式により取得し完全子会社化すると共に、従来オリンピアの筆頭株主だった株式会社石原ホールディングスが、平和の大株主である株式会社中島ホールディングス(創業家による資産管理会社)等から株式を取得し、平和の筆頭株主となった。形式的には平和によるオリンピアの買収であるが、事実上は逆にオリンピアによる平和の買収である。なお、2003年に名誉会長に退いていた創業者の中島健吉は、この際に得た株式売却額とほぼ同額の資産約500億円を投じて2008年に平和中島財団[4] を設立している。
2011年、経営の多角化を目的としてゴルフ場運営企業のPGMホールディングスをTOBにより買収し[5]、2015年8月に完全子会社化した[6]。
特徴
タイアップ機を多く発売しているのはどのパチンコメーカーにも見られるが、平和は「アントニオ猪木」「ルパン三世」「タイムボカンシリーズ」などのキラーコンテンツを複数抱えており、業績に貢献している。
業界古参の会社だけあって、いわゆる「業界初搭載」の機能が多数ある。詳しくは下記機種欄を参照。
大当たり中に流れる音楽をリーチ途中から流し、歌い出しと大当たりの開始を合わせたりするなど、演出面でも独自のこだわりを見せる。
パチンコ機種
旧要件機(主要機種)
1973年 - 大三元
1977年 - 逆転パチンコ(従来の機種とは逆に途中の入賞口がハズレとなる)
1981年 - ブラボー(初のデジパチ)、ゼロタイガー(初の羽根モノ)
1986年 - ビッグシューター
1987年 - レーザースペーシー7
1989年 - ブラボーエクシード(業界初の液晶表示)、ザ・トキオ
1990年 - 舞羅望極II