平公雅
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(Microsoftコードページ932はしご高))が含まれています(詳細)。

 凡例平公雅
時代平安時代中期
生誕不詳
死没不詳
官位従四位下右衛門少尉安房守武蔵守
氏族桓武平氏良兼流(坂東平氏
父母父:平良兼
兄弟公雅、公連、公元、平将門
子致秋、致成、致頼致光、致遠、時通 [1]平忠常正室、有道維広室
特記
事項※ 平公正、平公雄、平忠望も同一人物か?
テンプレートを表示

平 公雅(たいら の きんまさ/きみまさ)は、平安時代中期武将平良兼の長子。平公正、平公雄、平忠望も同一人物とされる。
略歴

父・良兼らが従兄弟の平将門と度々争い、勝利して将門の妻子を捕らえ上総に拉致すると、公連と共にこれを将門の許に逃がしたとされる[2]

承平7年(937年)に将門の訴状により朝廷から下された追捕の官符で父らと共に対象になっているため、この頃は父と共に将門と争っていたと見られるが、天慶2年(939年)6月に父が病死すると、将門と対立する平貞盛らとは距離を置いて中立的立場になったといわれている。12月に将門が「新皇」を自称し叛乱をおこすと、翌天慶3年(940年)1月14日、将門の牽制のために任命された8人(坂東8ヶ国)の東国の一人となり、将門の乱の鎮圧後に安房守となった[3]

天慶5年(942年藤原秀郷の後任として武蔵守となり、将門の乱によって荒廃していた武蔵国金龍山浅草寺を再建したことで知られる。また同年に五重塔を創建。同塔には江戸時代享保年間(徳川吉宗公の御代)に発足した町火消「う組」の位牌も安置されていると言う。

天慶8年(945年)の3月18日に公雅の枕元に観音様が立ち「この沖合に生ずる青、赤、黒三通りの海草を食すれば、無病開運、来世は必ず仏果を得べし。」 と告げたので、教えの通りにそれらの海草を集めて食してみたところ、非常に美味しくて体にも良いことから「観音様の法(のり、教え)だから『浅草のり』だ」と評判になったという伝説も知られている。
系譜

平良兼

:不詳

:不詳

男子:平致秋

男子:平致成

男子:平致頼

男子:平致光 - 藤原隆家に従軍して、刀伊の入寇で活躍した平致行と同一人物という説が存在する[4]

男子:入禅[4]

女子:平忠常正室

女子:有道維広室


脚注[脚注の使い方]^ 野口実『中世東国武士の研究』(戎光祥出版、2020年)
^ 『将門記』には良兼と将門の関係を「舅甥ノ中既ニ相違フ」(舅甥ノ中=舅と聟)とあり、また将門の妻子が良兼に捕らえられた際「妾ガ舎弟等謀ヲ成シテ」(つまり、舎弟 = 将門の)とあり、将門の妻は良兼のであったとする説がある。
^ 時期の詳細は不明で天慶3年(940年) - 天慶5年(942年)の間に任ぜられたとみられる。
^ a b 橋昌明『伊勢平氏の興隆?清盛以前』(文理閣、2004年)p19

登場作品
テレビドラマ


風と雲と虹と』(1976年、NHK大河ドラマ、演:高野浩幸

関連項目

承平天慶の乱

将門記
.mw-parser-output .asbox{position:relative;overflow:hidden}.mw-parser-output .asbox table{background:transparent}.mw-parser-output .asbox p{margin:0}.mw-parser-output .asbox p+p{margin-top:0.25em}.mw-parser-output .asbox{font-size:90%}.mw-parser-output .asbox-note{font-size:90%}.mw-parser-output .asbox .navbar{position:absolute;top:-0.90em;right:1em;display:none}


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:13 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef