幡岳寺(ばんがくじ)は、滋賀県高島市マキノ町中庄にある曹洞宗の寺院。山号は金剛山。開基は佐久間安政で開山は無外桂言
。目次慶長年間に建立されたと伝わる。佐久間安政が賤ヶ岳の戦いに敗れて自害した叔父・柴田勝家と叔母・お市の方、刑死した兄・佐久間盛政の菩提を弔うために建立したものである。寺号の幡岳は勝家の戒名「幡岳寺殿籌山勝公大居士」に由来する。創建当時の勝家や安政の位牌が現存する。
江戸時代の初期、付近一帯は安政が藩主を務めていた信濃飯山藩領であった[1]。勝家の家紋・柴田藤を寺紋としている。 滋賀県高島市マキノ町中庄336 [脚注の使い方]
所在地
交通アクセス
JR西日本湖西線近江中庄駅から
脚注
^ 「近江高島藩」を参照。
参考文献
いいづな歴史ふれあい館特別展図録『飯綱の地をひらいた“殿様”‐佐久間兄弟と長沼藩・飯山藩』2015年
座標: 北緯35度26分34.2秒 東経136度2分6秒
更新日時:2018年2月11日(日)12:03
取得日時:2020/10/21 00:59