幌筵島
[Wikipedia|▼Menu]

幌筵島

所在地帰属未定
実効支配 ロシア
所在海域オホーツク海
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯50度20分00秒 東経155度45分00秒 / 北緯50.33333度 東経155.75000度 / 50.33333; 155.75000
面積2,053[1][注釈 1] km²
最高標高1,816[1][2] m
最高峰千倉岳
最大都市セベロクリリスク
(日本名:柏原)

OpenStreetMap
プロジェクト 地形
テンプレートを表示

幌筵島(ぱらむしるとう)は、千島列島の北東部にある。波羅茂知島(ぱらもしるとう)と表記されることもある。ロシア名はパラムシル島 (о.Парамушир)、英語表記はParamushir。パラムシール 地図
地理昭和29年のロパートカ岬占守海峡占守島・幌筵島・阿頼度島志林規島

千島列島と北方四島を合わせると、択捉島についで第2位の面積を持つ島である。

北東の占守島とは幌筵海峡(ロシア名:第2クリル海峡・Второй Курильский пр.)で、南西の志林規島とは志林規海峡(ロシア名:ルジナ海峡 пр.Лужина)で、南の温禰古丹島とは温禰古丹海峡(ロシア名:第4クリル海峡・Четвертый Курильский пр.)によって隔てられている。

また、太平洋側の東には鳥島列岩がある。

海岸の僅かな平地を除けば高さ 1,000 メートルを越える急峻な山岳が聳えており、またその多くは火山で、一部は現在も非常に活発な活動が見られる。主な山は次の通り。
千倉岳(ちくらだけ)
海抜 1,816 メートル、ロシア名:チクラチキ山 влк.Чикурачки、英語表記:Chikurachki千倉岳は、千島列島全体を合わせると阿頼度島親子場山(同:アライト山 влк.Алаид 2,339 メートル)と国後島爺爺岳(同:チャチャ山влк.Тятя 1,822 メートル)に次いで第3位の高さである。山のにはミヤマハンノキが密生しているが、中腹ではキバナシャクナゲが群生している。1690年の10年前後、1853年1859年1933年噴火して以降、1957年 - 2008年の間に数年間隔で噴火している。
後鏃岳(しりやじりだけ)
海抜 1,772 メートル[3]、ロシア名:フス山 влк.Фусса、英語表記:Fuss円錐形の山の形が美しいのが特徴である。1742年と1854年に噴火しているが、1933年は噴火があったかどうかはっきりしていない。
冠岳(かんむりだけ)
海抜 1,681 メートル[4]、ロシア名:ロモノソフ山влк.Ломоносова、英語表記:Lomonosov千倉連山と呼ばれていた山の一つである。
白煙山(しろけむりやま)
海抜 1,345 メートル[5]、ロシア名:カルピンスキー山 влк.Карпинского、英語表記:Karpinsky1957年の噴火のみ確認されている。
千島硫黄山(ちしまいおうざん)
海抜 1,156 メートル[6]、ロシア名:エベコ山 влк.Эбеко、英語表記:Ebeko日本領の時には硫黄の採掘場があった。8か所の噴気孔からは火山ガスが噴出している。先史時代から噴火していた可能性があり、現在まで確認されている限りでは1793年から2009年まで、数十年から数年おきに噴火している。火口の近くにはかつて温水の湖があったが、1990年の噴火で埋もれた模様。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:41 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef