ほろのべちょう
幌延町旗1968年4月19日制定幌延町章1968年4月19日制定
国 日本
地方北海道地方
都道府県北海道(宗谷総合振興局)
郡天塩郡
市町村コード01520-2
法人番号8000020015202
面積574.10km2
総人口2,070人 [編集]
(住民基本台帳人口、2024年4月30日)
人口密度3.61人/km2
隣接自治体宗谷総合振興局
枝幸郡:中頓別町、浜頓別町
宗谷郡:猿払村
天塩郡:豊富町
留萌振興局
天塩郡:天塩町
上川総合振興局
中川郡:中川町
町の木アカエゾマツ
町の花テシオコザクラ
他のシンボル-
幌延町役場
町長[編集]野々村仁
所在地〒098-3207
北海道天塩郡幌延町宮園町1-1
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯45度01分05秒 東経141度50分59秒 / 北緯45.01797度 東経141.84969度 / 45.01797; 141.84969座標: 北緯45度01分05秒 東経141度50分59秒 / 北緯45.01797度 東経141.84969度 / 45.01797; 141.84969
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幌延町(ほろのべちょう)は、北海道の北部、宗谷総合振興局管内の中西部にあり、日本海に面する町。天塩郡に属する。 北緯45度線の通る町である。冷涼な気候を生かして、トナカイの飼育の他、ヒマラヤの青いケシ(メコノプシス)などの高山植物の栽培も行われている。海岸近くにある大風車群(オトンルイ風力発電所)の光景が、ビューポイントとなっている。「北海道総合振興局及び振興局設置条例」が施行された2010年(平成22年)4月以前までは留萌支庁の管轄区域だったが、稚内市や豊富町を初めとする旧宗谷支庁管内の自治体との結びつきが強いことから、同条例施行時に宗谷総合振興局に管轄が移動した。 1980年代から2000年ごろにかけて、原子力関連施設の誘致の是非で揺れた、いわゆる幌延問題の起こった町である。 アイヌ語で「大きい・野の出っ張り=川の湾曲」を意味する「ポロヌタプ(poro-nutap)」、あるいは「大きい・野原」を意味する「ポロヌプ(poro-nup)」に由来すると考えられる[1][2]。 前者は、幕末・明治の探検家松浦武四郎の『丁巳日誌』に記載があり、1887年(明治20年)の図においても、現市街地南方の天塩川[3]が湾曲していた地を「ホロノタフ」としている。後者については由来がはっきりしないが、明治時代の地図に天塩川が海岸目前で南方に流路を変える地点に「ポロヌプ」と書かれているという[1][2]。 このいずれかに「幌延」の漢字が当てられたとされており、当初は「ほろのぶ」と呼ばれた。例えば1925年(大正14年)の『市町村名鑑』には幌延村の項目に「ホロノブ」と振り仮名がふられている[4]。その後も昭和初期までは「ほろのぶ」と呼ばれていたとされているが[2]、1925年(大正14年)に当地に鉄道が開業して設置された幌延駅は当初より「ほろのべ」のよみであり[5]、のちに町名も現在の「ほろのべ」と転訛したとされる。なお1959年(昭和34年)の字名改正までは、現在の浜里地区に「ホロノブ」の字名があった[6]。 宗谷管内の中西部、日本海岸に位置する。北海道第2の長大河川である天塩川の河口が町内南西端にあり、南西隣の天塩町とは同川が町境となっている。同川の周囲には河川改修により人工的に作り出された三日月湖が見られる。西部は日本海に接する細長く発達した海岸砂丘(かつての砂嘴)の海岸が続く。その内陸にはかつては海だった潟湖が長きに渡る堆積作用によって広大な湿地帯となったサロベツ原野(下サロベツ原野)や、湿地帯を土壌改良により農地・牧草地化した平野が広がっている。東部は問寒別川沿い以外の大半は山岳・丘陵地の森林帯で、その多くは北海道大学の天塩研究林となっている。研究林の総面積はおよそ22,000haである。 町域内を東西に北緯45度線が横断している。同様に北緯45度線が通る自治体は、中頓別町、枝幸町である。なお、東経142度線も町内を縦貫していて、この両線が町内東部の山岳・丘陵地帯で交差している。 夏は冷涼で、冬は西よりの季節風が強い乾燥寒冷である。積雪期間は11月から4月までで、積雪量は平野部で1m程度。年平均気温はおよそ摂氏6度である。 幌延(2006年 - 2020年)の気候 大きく分けると、以下のような歴史を辿っている。
概要
町名の由来
地理
山: 知駒岳
河川: 天塩川、サロベツ川、問寒別川
湖沼: パンケ沼、ペンケ沼
気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
降水量 mm (inch)38.4
(1.512)26.4
(1.039)33.4
(1.315)39.5
(1.555)59.5
(2.343)62.7
(2.469)108.9
(4.287)129.5
(5.098)132.4
(5.213)113.0
(4.449)99.0
(3.898)64.1
(2.524)892.1
(35.122)
平均降水日数 (?1.0 mm)13.010.08.97.49.49.08.39.812.113.914.415.3130.3
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[7]
隣接している自治体
宗谷総合振興局
天塩郡:豊富町
宗谷郡:猿払村
枝幸郡:浜頓別町、中頓別町
留萌振興局
天塩郡:天塩町
上川総合振興局
中川郡:中川町
歴史
明治期以前 アイヌ等の先住民族の狩猟文化
明治期 和人の入植と開拓
大正期 鉄道等の交通網・産業の発達と人口の増加
昭和前期 栽培農業から酪農への転換
昭和後期 過疎化の進行と幌延問題
昭和末期?平成期 新たなる産業の模索と実践
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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