かつて当駅に隣接して存在した日立電鉄線の駅「常北太田駅」とは異なります。
常陸太田駅[* 1]
駅舎(2021年12月)
ひたちおおた
Hitachi-?ta
◄谷河原 (1.3 km)
所在地茨城県常陸太田市山下町1043.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度31分52.3秒 東経140度31分40.4秒 / 北緯36.531194度 東経140.527889度 / 36.531194; 140.527889
常陸太田駅(ひたちおおたえき)は、茨城県常陸太田市山下町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)水郡線(支線)の駅。支線の終点である。 水戸市と太田町を結ぶ太田鉄道の駅として開業し、後に国有化され、水郡線の駅となった。 かつては国道349号を挟んだ駅前に日立電鉄の常北太田駅が存在し、乗り換えが可能だったが、2005年(平成17年)に廃止された。その後の周辺整備により電鉄駅の跡地も転用され、当時の面影は少なくなっている。 単式ホーム1面1線を有する地上駅であり[1]、留置線などの側線は設置されていない。 指定席券売機・自動券売機・簡易Suica改札機設置の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)で一部時間帯は駅員が不在となる。駅の管理は水戸営業統括センターが行っている。 元々は現在の駅前ロータリーの位置にホームがあったが、周辺整備に合わせて2010年(平成22年)5月にホームをやや南方に移設し、2011年(平成23年)4月11日より新駅舎の供用が開始された。徳川光圀の隠居所である西山荘をイメージしたもので、鉄筋コンクリート一部鉄骨造り平屋建て419平方メートルあり、観光案内所との合築となる[9]。当初は同年3月26日からの供用を予定していたが、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で水郡線自体が不通となったため、運転再開と同時の供用となった[10]。 当駅からは終日概ね1時間に1本の普通列車が運行されている[11]。最終列車到着後は夜間滞泊せず、上菅谷駅に回送され、翌朝再び当駅まで回送される。 JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は877人である[利用客数 1]。 2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。 乗車人員推移
歴史
年表
1899年(明治32年)4月1日:太田鉄道の太田駅として開業[2]。
1901年(明治34年)10月21日:太田鉄道が水戸鉄道(2代)に営業譲渡。
1927年(昭和2年)12月1日:水戸鉄道が国有化[2]。同時に常陸太田駅に改称[2]。
1929年(昭和4年)11月15日:陸軍特別大演習(宮下野外統監部)に向かう昭和天皇乗車のお召し列車が、水戸駅-石岡駅間で往復運転[3]。
1945年(昭和20年)7月17日:艦載機による機銃掃射を受ける[4]。
1982年(昭和57年)10月1日:貨物扱い廃止[2]。
1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[2]。
1993年(平成5年)1月20日:みどりの窓口営業開始[5]。
2010年(平成22年)
5月29日:常陸太田駅周辺整備事業のため、列車の発着を仮設ホームに移転。
7月29日:駅舎新築工事安全祈願祭を実施。
2011年(平成23年)4月11日:新駅舎使用開始[6]。
2014年(平成26年)4月1日:ICカード「Suica」の一部サービスが利用可能となる[7]。
2018年(平成30年)10月31日:みどりの窓口の営業を終了[8]。
駅構造
コンコース(2021年12月)
改札口と券売機(2021年12月)
ホーム(2011年9月)
線路終端(2021年12月)
旧駅舎時代
旧駅舎(2005年11月)
旧改札口(2009年1月)
移設前のホームと線路終端(2008年7月)
工事中の駅舎(2011年2月)
利用状況
年度1日平均
乗車人員出典
2000年(平成12年)1,254[利用客数 2]
2001年(平成13年)1,285[利用客数 3]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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