常葉大学附属菊川中学校・高等学校
常葉大学附属菊川中学校・高等学校(とこはだいがくふぞくきくがわちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、静岡県菊川市半済にある私立中高一貫校。男女比は2:8で、生徒数は約1100人。 菊川キャンパス内に1977年(昭和52年)に創設。 運動部
概要
学校法人常葉大学が設置する学校の一つである。系列校として、常葉大学附属常葉中学校・高等学校と常葉大学附属橘中学校・高等学校が存在する。
菊川市中心部を望む高田ヶ丘の上にあり、隣には菊川公園がある(開学前は全域が菊川公園であった)。敷地内には常葉美術館が併設されており、企画展なども行われている。晴天の際には富士山を望むことが出来る。
校歌の中では「菊高」という名称で使われている。
第79回選抜高等学校野球大会では優勝している。
沿革
1971年
5月27日 - 常葉短大菊川高等学校第1回設立説明会
6月23日 - 第1期工事起工式
1972年
4月1日 - 常葉菊川高等学校設立。常葉女子短期大学(菊川校舎)増設
4月7日 - 第1回入学式(女子のみ・普通科220名・美術デザイン科18名)
6月8日 - 短大菊川校舎と共に開学・開校式典挙行 創立記念日となる
11月19日 - 第1回文化祭開催、菊陵祭と命名
1974年8月17日 - 体育館工事起工式
1975年
3月8日 - 第1回卒業式、第1期卒業生(普通科218名・美術デザイン科16名)
6月8日 - 体育館(菊川光葉館)落成式典挙行
1976年4月1日 - 美術科男子入学男女共学開始
1977年6月8日 - 創立5周年記念式典(新校舎落成・常葉美術館開館・校歌制定)
1978年4月1日 - 常葉学園菊川高等学校に改称
1982年9月8日 - 新校舎増築地鎮祭
1983年4月1日 - 普通科男子入学
1985年9月26日 - 新グランド起工式
1988年6月1日 - 総合グランド完成
1991年5月21日 - 自修館完成
1996年
4月1日 - 学生会館完成
8月11日 - 第78回全国高等学校野球選手権大会に初出場
1997年6月8日 - 常葉学園創立50周年記念式典
2003年10月16日 - 中学校校舎建設地鎮祭
2004年
3月27日 - 第76回選抜高等学校野球大会に初出場
6月10日 - 常葉学園菊川中学校開校式典
2005年4月1日 - 常葉学園菊川中学校設立。中高一貫校となる
2006年4月1日 - 女子の制服が変更。中高一貫教育のため特進Sクラス設立
2007年
4月3日 - 第79回選抜高等学校野球大会に出場、初優勝
4月27日 - 不祥事[1]の責任を取り佐野心が野球部部長を辞任
5月3日 - 日本学生野球憲章第13条に違反する特待生制度の存在を日本高等学校野球連盟が公表
6月 - 野球部部長を辞任した佐野心が再度部長就任
8月1日 - 第89回全国高等学校野球選手権大会への出場決定
8月21日 - 広陵(広島)に3-4と敗退したが、夏の甲子園では初となるベスト4
10月3日 - 田中健二朗がドラフト会議で横浜ベイスターズより1位指名を受ける
10月26日 - 田中が横浜ベイスターズに入団決定。本校から門奈以来二人目のプロ野球選手が誕生[2]。
2008年
1月25日 - 第80回選抜高等学校野球大会に出場決定[3]。
5月8日 - 野球部監督[4]と選手・学校職員が毎日新聞・朝日新聞の女性記者に対しセクハラを行ったとの週刊誌報道があった。学校が事情聴取を行っており[5]その際、監督は記者に謝罪した[6]。部員が卑猥な電話を掛けたとされる件も、校長は「部員も深く反省している」と述べた。また校長は「女性記者に不快な思いをさせたのは事実。大変申し訳ない」と謝罪した。学校は森下を謹慎処分、部員を校長訓戒処分にした[7]。
8月18日 - 第90回全国高等学校野球選手権記念大会に出場し、準優勝
2017年
校名を常葉大学附属菊川中学校・高等学校[8]へ変更、略称も常葉菊川から常葉大菊川となる。
設置学科
普通科
特進A
特進S (中高一貫クラス)
特進I
特進II
普通進学
美術・デザイン科
附属施設
常葉美術館
部活動
硬式野球
ソフトボール
陸上
サッカー
テニス
硬式テニス
バスケットボール
バレーボール
剣道
空手
文化部
華道
茶道
書道
写真
放送