常滑競艇場
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常滑競艇場
全景(2019年8月)

施設
所在地愛知県常滑市新開町4-111[1][2]
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度53分8.8秒 東経136度50分2.2秒 / 北緯34.885778度 東経136.833944度 / 34.885778; 136.833944座標: 北緯34度53分8.8秒 東経136度50分2.2秒 / 北緯34.885778度 東経136.833944度 / 34.885778; 136.833944
開場1953年昭和28年)7月10日
施行者常滑市・半田市
コース
水面海[1](伊勢湾)
水質海水[1][2]
モーター減音 (ヤマト331型[3]
外向発売所
外向発売所  ⇒ウィンボとこなめ
場外発売場
場外発売場



ボートピア名古屋

ボートピア川崎

オラレセントレア

実況
担当福田裕美、高石順成他
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常滑競艇場(とこなめきょうていじょう)は、愛知県常滑市にある競艇場である[1][2]
概要名鉄空港線の高架から

1953年(昭和28年)7月20日に開場。キャッチコピーは「とことんハッピー」。

通称は、BOAT RACEとこなめ。2009年(平成21年)までとこなめボートを通称としていた。

主な開催は所在地である常滑市であるが、1964年(昭和39年)まで半田競艇場にて競走を主催していた隣接の半田市も年間24日間主催者となる。当初は1マーク側から向正面にかけて伊勢湾とすぐ隣接するレイアウトであったが、中部臨空都市の埋め立てが進んだため海からの距離が離れた。

指定席の販売は第8競走までであり、ナイター場外の際の指定席利用は不可(指定席の利用自体はその後も可能)、また競艇場の入場料も第9競走以降は払わなくても良い。常滑市が焼き物の町であるため、場内に大きな招き猫の焼き物が置いてある。かつては常滑市に本社を設けていたINAX(現・LIXIL)の陶芸ルームも設けられていたが、2012年(平成24年)1月末をもって廃止されている[4]

2021年令和3年)9月26日、観戦スタンドの建て替えに伴いスタンド内の飲食店8店が閉店[5]。一部は11月6日にオープンする新設スタンドに移るが大半の店は閉店となった[5]

常滑開催のレースを主に発売をする場外発売場は、愛知県のボートピア名古屋およびオラレセントレア(中部国際空港内)、宮城県ボートピア川崎である。以前はボートピア等で購入した舟券は当競艇場では払い戻しができなかったが、2013年(平成25年)4月1日から全国総合払戻サービス「どこでもはらいおん」導入により可能になった[6]

マスコットは招き猫の「トコタン」。もともと競艇場のマスコットキャラクターとして2001年(平成13年)に登場したが、2014年(平成24年)の市制60周年を記念して常滑市の公式マスコットキャラクターに昇格した[7]

レース実況は2023年5月からは平和島競艇場のメイン実況の福田裕美や桐生競艇場のメイン実況の高石順成らが担当している。2023年4月迄はメディアターナー所属のアナウンサーで、メインは山田智彦が担当、2020年度まで他のSG・プレミアムGIの地上波中継担当時には、現地実況は丸亀競艇場担当の梶西達が代行し、また本場でSG・プレミアムGIが開催される場合には、地上波向けと現地の2体制に分けて行った。2022年4月から2023年3月迄は浜名湖競艇場でメイン実況を務めていた山口新之輔や蒲郡競艇場でメイン実況担当の高橋貴隆が実況に携わっていた事もあり、山口は2023年4月以降は蒲郡競艇場でのみ実況に携わっている。2023年4月で山田・高橋・山口の3者はメディアターナーを退社して他の事務所に移籍している。山田は2023年4月から常滑競艇場の公式YouTubeチャンネルの実況を担当、2023年11月には蒲郡競艇場で代理実況を担当している。
コース概要常滑競艇場周辺の空中写真。2010年8月18日撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

競走水面は海[1]で、水質は海水[1][2]。但し水門が設けられており、前検日の干潮で締め切られレース時は海と遮断されているため、潮の満ち引きの影響は少ない[2]。バックストレッチ側の幅は非常に広く、名鉄線の車窓から眺めるとターンマークがとても小さく見える。イン優勢の流れは他の競艇場同様変わらないが、他の競艇場とは異なり企画レース等が実施されていない事から、コース不問の多彩な決まり手が出やすい競艇場でもある。先頭の選手が3周目に入るとジャンが鳴る。

モーターは従来標準型が使用されてきたが、2009年(平成21年)12月から減音型モーターを使用している[8]

2014年(平成26年)12月13日開催分より、人身事故発生時の衝撃緩和を目的とした出力低減モーターヤマト331型が、全レースコースに先駆けて導入された[3]

伊勢湾から近く、一年を通して伊勢湾の方向から比較的強い西風(スタート地点から見て向かい風)が吹くために競走水面西側には防風ネットが設置されている[9]。この強風の影響により、フライングの頻度が高く、2012年(平成24年)11月14日にはマーメイドグランプリ(GI)準優勝戦で5艇がフライングし、レースが不成立となっている。
ギャラリー

観客席

水面

発走ピット

電光掲示板

主要開催競走

マスコットのトコタンにちなんで「トコタン特別」、周年記念 (GI) のタイトルは「トコタンキング決定戦」。1954年から1962年までは「水の王者決定戦」、1963年から1964年までは「全国争覇特別競艇」、1965年から1996年までは「全国争覇特別競走」、1996年から2014年までは「マーメイドグランプリ」の名称で行われていた。

企業杯 (GIII) として、「INAX[10]杯とこなめ大賞」が行なわれている。また年に1回、東海地区で持ち回りの企業杯 (GIII) として、「中日カップ」が行なわれている。

新鋭リーグ戦の名称は若獅子杯。女子リーグ戦の名称はレディース笹川杯。正月には新春特別競走、ゴールデンウィークにはチャンピオン大会、お盆には名鉄杯争奪納涼お盆レースが行なわれている。ただし、近年当地では女子リーグ戦の開催頻度が少なくなっており、同競走がない年度には、オール女子競走(格付けは一般戦)にレディース笹川杯のタイトルが付けられている。
SG開催実績

年度競走名優勝者登番出身
1967第13回モーターボート記念競走竹内淳麿1348愛知
1974第9回総理大臣杯競走彦坂郁雄1515千葉
1975第2回笹川賞競走北原友次1481岡山
1980第26回モーターボート記念競走栗原孝一郎2324埼玉
1984第19回総理大臣杯競走増沢良二2582群馬


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