帰還者の魔法は特別です
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帰還者の魔法は特別です
ジャンル
アドベンチャーファンタジー
小説
著者Usonan
イラストWookjakga
出版社D&C Media

その他の出版社
角川書店

掲載サイトカカオページ
刊行期間2016年9月2日 - 2019年8月3日
巻数全8巻
漫画
原作・原案などUsonan
作画Wookjakga
出版社KADOKAWA
掲載サイト カカオページ
ピッコマ
レーベルMFコミックス
発表期間2018年5月19日 -
巻数既刊3巻(2023年10月23日現在)
アニメ
原作Usonan、Wookjakga
監督川口太詩
シリーズ構成鴻野貴光
脚本鴻野貴光
キャラクターデザイン加藤裕美
音楽東大路憲太
アニメーション制作アルボアニメーション
製作アニプレックス
クランチロール
D&C WEBTOON Biz
Kakao piccoma
放送局TOKYO MXほか
放送期間第1期:2023年10月8日 - 12月24日
話数第1期:全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメ

『帰還者の魔法は特別です』(きかんしゃのまほうはとくべつです、: ???? ??? ???? ???、: A Returner's Magic Should Be Special)は、Usonanによるウェブ小説。2016年9月2日から2019年8月3日までカカオページにて連載された。また、Wookjakgaによるウェブトゥーンが2018年5月19日からカカオページにて連載されているほか、日本でもデジタル版が2019年7月4日にピッコマにて連載され[1]、紙版が2021年8月20日からKADOKAWAにより発売された[2]
あらすじ

3626年。「影の世界」ーーそれは絶えず世界を侵食し、すべてを黒い霧で覆い尽くそうとする異次元空間。世界を救う方法はただ一つ、浸食が進む前に「影の世界」を「攻略」すること。人類は幾度もその脅威を乗り越えてきたが、10年前に発生した最悪の災害「影の迷宮」はあまりにも強大で、世界は滅亡へと向かっていた。

青年魔法使いのデジール・アルマンは、影の世界で起きた戦争で多くの仲間を失う。その後、5人の仲間と共に「影の迷宮」最後のボス、流星級破滅竜ボロミア・ナポールをついに倒すことが出来たが、同時にナポールの心臓内部に大量に溜まっていたマナが行き場を失い大爆発。

デジールは死を覚悟し、意識を手放したーーが、気付くと、13年前の魔法学院「ヘブリオン学園」の入学試験当日に戻っていた。入学試験で、かつての仲間であるロマンティカやアゼストに再会し、思わず声をかけてしまったデジール。しかし、彼女たちに過去の記憶は無かった。「二度とあんな絶望は繰り返さない!」デジールは決意を固め、仲間と世界を救うため、影の迷宮による悲惨な結末を回避すべく行動を開始する。
登場人物
デジール・アルマン
声 -
寺島拓篤[3]本作の主人公[4]である青年魔法使い。孤児院の出であり平民。相手の魔法を解析して分解・逆利用する「逆算」魔法を使える。「影の迷宮」の戦争によって世界滅亡の間際、どういうわけか13年前の世界(3613年)に帰還し、ヘブリオン学園に再び入学。本来の時間で世界が滅亡したことを悔い、学園で仲間を集め滅亡を繰り返させないために立ち向かおうとする。ランキング戦ではアゼストと一対一の戦いになるが、アゼストを倒すのではなく影の世界のクリア条件を先に満たす、という形で勝利し、ロマンティカ・プラム共々アルファクラスへと移動した。
ロマンティカ・エル
声 - 鈴代紗弓[3]魔法使い。属性は風。自信家。帰還前からデジールの仲間だったが、「影の迷宮」を攻略中に死亡した。貴族なのだが、元は商人の平民が金で地位を買った、という経緯を持つ家系であるため貴族としては認められておらず、ヘブリオン学園内では冷遇されている。そのため貴族でありながらベータクラスでの入学となってしまっている。可愛いものに目が無く、特に体が小さく小動物のような印象を与えるプラムを気に入っている。ロマンティカの出自を知らない生徒、ドネータ・ハーデンによってブルームーンに勧誘されるが、その後の酷い待遇を知っているデジールによって阻止され、プラムをダシに使われたことと「あんたの秘密を暴いてやる」という名目でデジールのグループに入った。ランキング戦ではブルームーンに勧誘したドネータがロマンティカ自身から出自を教えられたことで逆恨みされ襲撃を受けるが、プラムとの連携で見事に返り討ちにする。
プラム・シュナイザー
声 - 藤原夏海[3]平民。小柄だが俊足で、小動物のような印象を与える剣士。ロマンティカと同じく帰還前からデジールの仲間だったが、「影の迷宮」を攻略中に死亡した。幼少期より剣術の腕を磨き上げ、平民でありながら剣士としての実力は貴族にも劣らない存在。貴族の父親と平民の母親の間に生まれ、いざこざを避ける為母親のもとで、父親に一切会うことも無く育てられた。デジールとは模擬戦においてアルファクラスでブルームーンの生徒パーシヴァルから執拗に攻撃を受けたところを庇われて出会い、第一印象から好印象となっている。餞別として特殊な素材で作られたレイピアを託されているのだが、そのレイピアが鑑定の結果剣としては価値が無いと言われ、一切会うことの無かった父親の愛情を信じる事が出来ずレイピアを放置し、デジールと出会った当初は無理に自分の適正と異なる大剣を使って戦っていた。なお、帰還前は経緯は不明だが普通にレイピアを使用していた。実際には恋人相手に送るケムヴィーンとして作られた鞘に納められ、柄の溝に爪をひっかけながら引くことで鞘を抜く事ができる。中の刀身は「ブランシウム」という最高級の金属で作られた強力なレイピアである。デジールの介入でレイピアの正体と刀身に刻まれたプラムへの文字を知り、父親の愛情を信じられるようになった。また父親への誤解を解いてくれた恩からデジールにより懐くようになった。ランキング戦では以前に戦ったパーシヴァルに狙いを付けられるが、ロマンティカとの連携で返り討ちに成功する。
アゼスト・キングスクラウン
声 - 瀬戸麻沙美[3]貴族であり、剣術と魔法両方を使う魔剣士。属性は氷。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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