帰ってきた若大将
監督小谷承靖
脚本田波靖男
製作田中壽一、恩田光
『帰ってきた若大将』(かえってきたわかだいしょう)は、加山雄三主演の日本映画。若大将シリーズの第18弾(加山雄三主演作品として)。1981年2月11日公開。東宝映画=加山プロモーション製作。 加山の芸能生活20周年を記念して、前作『若大将対青大将』から10年振りに製作された。加山主演の若大将シリーズの映画としては最新作(テレビドラマとしては1992年に『社長になった若大将』が製作された)。加山は、本名「池端直亮」として製作に、「弾厚作」として音楽監督に関わっている。なお、既に逝去していた飯田蝶子は写真のみでの登場となった。 ニューヨークロケで日産・レパード(初代)が若大将の愛車として登場するが、これは当時加山がCMキャラクターを務めていた車である[1]。 『青春グラフィティ スニーカーぶる?す』
概要
主なロケ場所
かんだやぶそば(千代田区神田淡路町)[2] - 田沼雄一(加山)の実家「田能久」の設定。なお、本作のロケで使用された当時の店舗は2013年2月に火災で焼失(→参照 その後改築、2014年10月に再開)。
ニューヨーク - ニューヨークシティマラソンがクライマックスシーンの舞台となる。
スタッフ
エクゼクティブプロデューサー - 池端直亮
製作総指揮 - 渡辺晋
プロデューサー - 田中壽一、恩田光
アシスタント・プロデューサー - 田久保正之、中沢敏明
監督 - 小谷承靖
監督助手 - 岡田文亮
脚本 - 田波靖男
撮影 - 上田正治
照明 - 望月英樹
音楽 - 弾厚作、森岡賢一郎
美術 - 薩谷和夫
録音 - 田中信行
照明 - 望月英樹
編集 - 池田美千子
製作担当者 - 橋本利明
スチール - 橋山直己
整音 - 西尾昇
音響制作 - 東宝録音センター
キャスト
田沼雄一 - 加山雄三
石山新二郎 - 田中邦衛
皆川純子 - 坂口良子
フローラ - アグネス・ラム
田沼久太郎 - 有島一郎
江口敏 - 江原達怡
江口照子 - 中真千子
マリー・オハラ - 賀原夏子
石山新吉 - 田崎潤
うらら - 萬田久子
ともえ - 樹木希林
植松 - 松崎真
沖山 - 藤木悠
郵便局員 - なべおさみ、久野征四郎
桑田カメラマン - 山本紀彦
瀬尾 - 佐山泰三
局員 - 大鹿伸一
田沼りき(回想) - 飯田蝶子(写真のみ)
挿入歌
「この愛いつまでも」歌:加山雄三 ※エンディングに使用された。
「I'll Forever Be With You」 歌:加山雄三&アグネス・ラム ※ファラオで、雄一とフローラがデュエットするが、フローラ役のアグネスの歌声は別人の吹き替えである。
「君といつまでも」歌:加山雄三 ※純子が青春時代を思い出すシーンに使用された(『アルプスの若大将』の歌唱シーンを使用)。
「君といつまでも」歌:田中邦衛 ※純子の気を引こうと、青大将が執事の植松のヴァイオリン演奏に乗せて歌った。
同時上映
主演:近藤真彦
出演:田原俊彦、野村義男、岡田奈々
監督:河崎義祐
脚注^ 本作公開前に放送されたレパードのCMには映画の一場面が挿入されていた。
^ 加山がレギュラー出演している『若大将のゆうゆう散歩』「御茶ノ水・後編」(2012年5月17日放送)でも紹介された。
外部リンク
⇒帰ってきた若大将 - 日本映画データベース
帰ってきた若大将
⇒帰ってきた若大将 - KINENOTE
帰ってきた若大将 - IMDb(英語)
若大将映画作品
通番題名公開日脚本監督
第1作大学の若大将1961年7月8日笠原良三
田波靖男杉江敏男
第2作銀座の若大将1962年2月10日
第3作日本一の若大将1962年7月14日福田純
第4作ハワイの若大将1963年8月11日
第5作海の若大将1965年8月8日田波靖男古澤憲吾
第6作エレキの若大将1965年12月9日岩内克己
第7作アルプスの若大将1966年5月28日古澤憲吾
第8作歌う若大将1966年9月10日長野卓
第9作レッツゴー!若大将1967年1月1日岩内克己
第10作南太平洋の若大将1967年7月1日古澤憲吾
第11作ゴー!ゴー!若大将1967年12月31日岩内克己
第12作リオの若大将1968年7月13日
第13作フレッシュマン若大将1969年1月1日福田純