帰ってきたウルトラマン_マットアロー1号発進命令
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帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令
監督庵野秀明 - 総監督
赤井孝美 - 特技監督
脚本岡田斗司夫
製作武田康廣
澤村武伺
ナレーター清積則文
音楽冬木透[1]
主題歌団次郎「戦え! ウルトラマン」
撮影赤井孝美
編集赤井孝美
製作会社DAICON FILM
公開1983年
上映時間28分
製作国 日本
言語日本語
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『帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令』(かえってきたウルトラマン マットアロー1ごうはっしんめいれい)は、DAICON FILM制作の特撮自主制作映画作品である。上映時間は28分。
概要

1983年に開催された日本SF大会「DAICON4」のプロモーション活動の一環として、8ミリフィルムによる映像作品として制作された。

総監督・主演(ウルトラマン役)は庵野秀明。特技監督は赤井孝美。このうち庵野は、本作品の完成直前に監督を解任され、最終的に特技監督の赤井孝美が監督を引き継いで完成させた。また、岡田斗司夫が脚本を担当し、武田康廣澤村武伺がプロデューサーを務めた。

作品タイトルは、DAICON FILMの発足以前に庵野秀明をはじめとする制作・出演陣が、ウルトラマンが登場する短編の自主制作映画2本を制作した[2]のを踏まえ、「そのウルトラマンが帰ってきた」ことを理由に命名されている。

基本的には、円谷プロダクションTBS制作の特撮テレビドラマ『帰ってきたウルトラマン』(1971年 - 1972年。以下、「円谷プロ版」と表記)のパロディオマージュ作品であると同時に、同作品以外の「ウルトラシリーズ」(特に、『ウルトラセブン』など)をはじめとする様々な特撮作品へのオマージュも込められている。
ストーリー
アバン・タイトル=イントロダクション

ある日の朝、平和で穏やかな街並みが広がるヒラツネ市[3]の市街地に、"ラムダ1"と呼ばれる隕石が突如として落下し、ヒラツネ市の中心市街地一帯は、一瞬にして廃塵・廃墟と化した。地球防衛機構所属・怪獣攻撃隊MATの基地では、被害の報告を受けたイブキ隊長が、「ヒラツネ市の被害は、倒壊家屋1300戸以上で、死者・行方不明者は推定で16000人以上」と、司令室に集合した隊員たちに説明する。
本編Aパート

その日の夜、MAT基地の司令室では、収集した各種データを基にして、電算室が作成したコンピューターシミュレーションにより、隕石の落下状況とヒラツネ市の被害状況などが再現された。科学班の光学測定などにより、落下した隕石は、直径60m、質量130?と判断されたが、間もなく、隕石の中から3体の生命体が出現して移動を開始。イブキ隊長は、「隕石は『怪獣』を地球に送り込むためのカプセルである」と推測するとともに、ヒラツネ市への隕石落下から始まった一連の破壊行為を、宇宙人による外宇宙からの侵略行為と判断。隊員たちに、マットジャイロ、ならびに、マットアロー1号での出撃(戦闘体勢レベル1)を命じた。隊員たちの出撃と同時に、イブキ隊長は、司令室オペレーターのニシ隊員を通じて、地球防衛軍参謀本部から、「隕石の落下地点付近は全滅、生存者はなし。レベル4体勢=隕石、ならびに、怪獣に対する熱核兵器の使用=も止むなし」との結論を受け取る。

そのころ、地下に潜伏していた3体の生命体は、本格的にヒラツネ市の市街地で暴れ始める。現場に到着したマットジャイロ部隊3機は、怪獣への攻撃を開始する。果敢に応戦するマットジャイロ部隊は、一時的に3体の生命体を撃退することに成功したものの、その直後、3体の生命体は合体して、巨大怪獣"バグジュエル"となった。

この報告を受けたイブキ隊長は、レーザー砲ユニットを搭載したマットアロー1号の発進を命じるとともに、マットジャイロ部隊には、マットアロー1号到着までの間のナパーム弾による攻撃を指示する。イブキ隊長からの命令を受けたハヤカワ隊員は、まだ、5000人以上の生存者がいる市街地への攻撃をためらうものの、ナパーム弾攻撃の命令は撤回されず、マットジャイロ部隊のナパーム弾やロケット弾による攻撃と、地中から巨大な姿を現した怪獣バグジュエルの口から次々と放たれる強力な光弾の炸裂により、ヒラツネ市の市街地は炎の海と化した。

そこへ到着したマットアロー1号は、レーザー砲を怪獣に向けて発射するが、怪獣が発生させたバリヤーに阻まれ効果はない。マットアロー1号に搭乗していたイブキ隊員は、エネルギー切れとなったレーザー砲のバッテリーパックユニットを分離・投棄[4]して現場からの離脱を図ろうとするものの、怪獣の攻撃により、彼のマットアロー1号は撃墜される。
本編Bパート

やがて、ヒラツネ市への隕石の落下から20時間以上が経過するものの、怪獣への有効的な攻撃手段は見つからない。MAT基地に戻った隊員たちには、地球防衛軍参謀本部からの命令を待つより以外にはない重苦しい待機状態が長く続いた。

そこへ、地球防衛軍参謀本部からの「本日の午前8時をもって、隕石ラムダ1、および、怪獣バグジュエルを熱核兵器で攻撃せよ」との命令が伝えられる。地球防衛軍参謀本部からの命令を受け取ったイブキ隊長は、冷静にMAT基地の体勢を「レベル4」に移行[5]させ、マットアロー1号に熱核兵器を搭載するように命じるとともに、「熱核兵器による怪獣バグジュエルに対する攻撃は私自身で行なう」と宣言。だが、ハヤカワ隊員は、「怪獣がいる地点には、まだ、5000人以上も生存者がいる可能性がある。その上、撃墜されたイブキ隊員も生存している可能性がある。彼らを見殺しにすることはできない!」と、レベル4の体勢を解除しようと図った上に、他の隊員たちとの押し合いを払いのけて、必死になって隊長に食い下がる。しかし、「同胞の仇を討つんだぞ。貴様、それでも地球人か!」と隊長に一喝され、監視を付けられた形で自室にて謹慎させられる。自室に監禁させられたハヤカワ隊員は、変身アイテムのウルトラアイを手に持って見つめながら、「俺は、地球人だ。そして、ウルトラマンだ。くそっ!」と悔しげな表情で呟く。

そして、熱核兵器を搭載した、イブキ隊長自らが操縦するマットアロー1号がMAT基地から発進したその時、自室に監禁させられていたハヤカワ隊員は、ウルトラアイを装着し、巨大化によりMAT基地を破壊しつつウルトラマンに変身した。ウルトラマンは、ヒラツネ市上空でマットアロー1号を捕獲し、強制的に熱核ユニットを外し、イブキ隊長にある場所を示した。そこにはイブキ隊員が倒れていた、イブキ隊長が駆けつけると重症を負いながらも意識を取り戻した。ウルトラマンとバグジュエルとの戦いは、熾烈を極めてた、ウルトラマンの全ての技はバグジュエルの強力なバリヤに弾かれてしまう。カラータイマーの点滅する中、至近距離のウルトラ眼光で反撃、回収したウルトラブレスレットでバグジュエルのバリヤを破壊しスペシウム光線でとどめを刺した。ウルトラマンは、爆発のリミットに近づいた熱核ユニットを抱えて空に消えて光になった。マットジャイロで救助に訪れたMAT隊員たちがイブキ親子の生存に歓喜する中、どこからともなくハヤカワ隊員も現れた。イブキ隊長は自分の過ちを反省してハヤカワ・ケンと握手するのであった。
登場人物・キャラクター
ウルトラマン
帰ってきたウルトラマン
必殺技:スペシウム光線、ウルトラスパーク、ウルトラ眼光、ウルトラスラッシュ(八つ裂き光輪)、流星キックなど。基本的には、
円谷プロ版の『帰ってきたウルトラマン』の主役ヒーロー・ウルトラマンジャックのパロディであるが、ウルトラマンへの変身シーンは、ウルトラセブンの変身パターン(ウルトラアイを装着して変身する)+ウルトラマンジャック(ならびに、初代ウルトラマン)の変身パターン(巨大化変身シーンの映像)の複合バージョンである。変身の際には、巨大化する過程でMAT基地の建物を破壊して出現した。変身後も(ウルトラマン役の庵野秀明の)顔出し。 庵野の私物の黒ぶちメガネ、ウルトラマンジャックの体の模様をスプレーで塗ってペイントしたウィンドブレーカー[6]にジーンズ、スニーカーに軍手姿。


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