この項目では、サクラ大戦1?V、君あるがため、サクラ大戦奏組に登場した帝国華撃団について説明しています。新サクラ大戦の帝国華撃団については「新サクラ大戦#帝国華撃団」を、サクラ革命の帝国華撃団と大帝国華撃団B.L.A.C.K.については「サクラ革命 ?華咲く乙女たち?」をご覧ください。
帝国華撃団(ていこくかげきだん、帝国歌劇団)は、セガのコンピュータゲーム『サクラ大戦』とその関連作品「サクラ大戦シリーズ」に登場する組織の名称、またその声優陣からなるユニット名。略称は「帝撃」。
作中の設定としては、帝都東京を魔の力から守るために設けられた日本政府直属の秘密防衛組織である。飛行船や、霊子甲冑と呼ばれるロボットを装備した軍隊なみの秘密部隊[1]。前身は「帝国陸軍対降魔部隊」。本部は、東京の銀座に位置する「大帝国劇場」で[注 1]、その他、浅草花やしき・北海道などに支部を持つ。
作品の外では、1997年から2006年まで9年間、キャラクターに扮した声優が帝国歌劇団として歌謡ショウやその他の舞台イベントに出演した(サクラ大戦シリーズ#舞台・ライブ参照)。
オリジナル楽曲は、ゲーム・OVA・アニメの楽曲以外にも舞台書き下ろしの劇中歌、メンバーのソロ楽曲、デュエット楽曲等あわせて100曲を超える。 大神 一郎
司令・副司令
大神 一郎(おおがみ いちろう)
年齢20歳(1)→25歳(V)
生年月日1903年1月3日[3]
身長*体重176*65[3]
血液型A型[3]
出身地日本・栃木[3]
声優(役者)陶山章央
シリーズ主要作品『サクラ大戦4 ?恋せよ乙女?』までの主人公。幾度にも渡り、魔物から帝都(『1』『2』『4』)・巴里(『3』)を救ってきた歴戦の隊長。日頃は劇場のモギリ役を務めているが、時には舞台の演出なども行う。『4』以降は帝国華撃団の総司令及び大帝国劇場の支配人を務めている。また、軍人としての階級もシリーズを経ていく事で、帝国海軍少尉から中尉、大尉へと昇格した。家族は自営農家を営む両親と、姉である大河双葉、弟2人の6人家族[4]。また5つ下の甥(双葉の子)に大河新次郎がいる。熱血漢で真面目な性格。帝国華撃団に入隊した初期の頃の霊力は低かったが、共すると反発し合う花組隊員の触媒の役割を果たしている。また、『4』までの通算6度(『活動写真』含む)にも及ぶ戦いを経ていった結果、帝国華撃団でも最も霊力の高いアイリスに匹敵する程、霊力が上がる事になっている(実際、他の帝国・巴里華撃団の花組は、誰も大久保長安の影に全く気付いていなかった)。海軍士官学校を首席で卒業。賢人機関のメンバーである花小路伯爵の推薦により、20歳にして帝国華撃団・花組隊長に抜擢された。当初は、士官学校時代に比べて自分の想像と大きくかけ離れた華撃団の環境や、モギリを始めとする雑用をやらされる日々、どう見てもうだつの上がらない酔っ払い親父にしか見えない米田の態度に戸惑いと失望を抱いていたが、後に黒之巣会の出現によって華撃団の真の姿を知ってからは、改めて帝国華撃団・花組の隊長として奮闘の日々を送る事になり、花組の隊員達からも絶大な信頼と好意を得ていく事になる。二天一流の剣術に優れ、霊子甲冑でも二刀流を使いこなす。