帝国のマーチ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、ジョン・ウィリアムズが作曲した映画『スター・ウォーズ・シリーズ』の楽曲について説明しています。エドワード・エルガーが作曲した管弦楽曲については「帝国行進曲 (エルガー)」をご覧ください。

『インペリアル・マーチ』、正式には『帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)』 (: The Imperial March (Darth Vader's Theme)) は、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初めて使用された、ジョン・ウィリアムズ作曲の映画音楽の曲である。

メディア外部リンク
全曲を試聴
音楽・音声
Star Wars, Episode V "The Empire Strikes Back": The Imperial March - ジョン・ウィリアムズ指揮スカイウォーカー・シンフォニー管弦楽団の演奏、Sony Classical提供YouTubeアートトラック
The Imperial March (From "Star Wars: The Empire Strikes Back") - ジョン・ウィリアムズ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏、Universal Music Group提供のYouTubeアートトラック
映像
John Williams & Vienna Philharmonic ? Williams: Imperial March (from “Star Wars”) - ジョン・ウィリアムズ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏、ドイツ・グラモフォン公式YouTube

概要

この曲は、ライトモティーフ(示導動機)という手法を利用して映画のいたるところで用いられ、メイン・テーマと共にスター・ウォーズシリーズを代表する音楽の1つである。銀河帝国軍やダース・ベイダーを示す主題であり『ダース・ベイダーのテーマ』として知られている。

この曲の主題は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』や新三部作(エピソード1?3)などでも使用された。『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』ではアナキン・スカイウォーカーダース・ベイダーに変容することへの暗示、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』では共和国軍が帝国軍へつながることへの暗示、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』でも帝国成立の後、複数の場面に使われている。ヨーダダース・シディアスに弟子ベイダーを信用しないよう不吉な予言をするシーンは最終的にこの予言が的中する暗示として、またサイボーグとなったベイダーが歩くシーンでは、全てを失いもはやシス卿としての人生しか残されていないベイダーの悲劇の象徴として、いずれも本来のBGMにこの主題をアレンジする形で追加されている。

フェイス・ワンダワークスが2015年に発表した、GIGAエンタメロディで15年間で最も多くダウンロードされた着信メロディを集計した「着信メロディ15年間ランキング」において9位にランクインされた[1]
日本における本曲の著名な事例

「スター・ウォーズ」公開当時、映画の大ヒットによってこの曲も有名になり、SFマニア達の間では自然発生的に歌詞の無い本曲に適当な歌詞(例:「牛乳と?コッペパン?コッペパン」)を付けて口ずさむ
替え歌遊びが静かに流行する。当時日本SF大会などでは大勢で歌われた事があった。中でもDAICON FILMによる(作詞は岡田斗司夫[2]赤井孝美[3]がある)「帝国は?とても?強い」で始まるものは特に有名になり、1983年の日本SF大会大阪コンベンション(DAICON4)の広報企画として参加者に配布されたカセットテープ「プログレスレポート」にも収録された[3]ほか、1980年代後半の漫画『気まぐれコンセプト』で紹介され、全国的に有名になった。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:42 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef