希望ヶ丘駅
南口(2015年1月3日)
きぼうがおか
Kibōgaoka
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希望ヶ丘駅(きぼうがおかえき)は、神奈川県横浜市旭区中希望が丘にある、相模鉄道相鉄本線の駅である。駅番号はSO11。 戦後、相模鉄道沿線では早期に住宅地開発を始めた駅で、戦後の混乱期から立ち上がり「明るい未来を目指す」という願いが込められた、一般公募により駅の名称が決まった(東京都世田谷区の主婦が「希望ヶ丘」という名称を投稿し、採用された[8])。地名は駅名に由来している。 なお、駅名については相鉄公式サイトで「希望ケ丘」と表記されるなど、資料によって「希望ヶ丘」と「希望ケ丘」の混在が見られる(相鉄線内では鶴ヶ峰駅も同様)。案内表示上は大文字の「ケ」を9割程度に縮小したものを使用している。また地名(住所表記)では「希望が丘」の表記が用いられており、近辺の学校や建物の名称も「が」と「ヶ」が入り交じっている。 相対式ホーム2面2線の地上駅で、橋上駅舎を有している。2000年までは各ホーム別に地上駅舎が存在していた。橋上駅舎竣工後も各ホーム横浜寄りに公道と連絡するスロープが設置されている(利用するには駅員の許可が必要)。 出入口 - 改札外コンコース間と改札内コンコース - ホーム間を連絡するエスカレーターが各4基設置されている。なお、2011年には前述の場所にエレベーターも各2基設置された。 旭区発足40周年記念として、2009年7月15日から数日間、「A列車で行こう」を列車接近メロディとして試行導入していた[9]。 番線路線方向行先[10] 駅改札内(駅ナカ) 2022年度の1日平均乗降人員は29,877人である[相鉄 1]。相鉄線全27駅中第10位。旭区内の住民の利用の他に、瀬谷区阿久和東・阿久和南、泉区池の谷にも至近であり、その住民の利用も多い。 近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。 年度別1日平均乗降・乗車人員年度1日平均
歴史
1948年(昭和23年)5月26日:開業。
1958年(昭和33年)11月1日:複線化[1]。
1965年(昭和40年)12月20日:北口駅舎完成、23日より営業開始[2]。
1966年(昭和41年)12月15日:南口駅舎改築完成[3]。
2000年(平成12年)3月26日:駅舎橋上化。
2011年(平成23年)
11月24日:駅エレベーター設置工事の作業中に発生した火花が埃に引火し、コンコース - 1番線(海老名方面)ホーム間のエスカレーター動力部が損傷する火災事故が発生した[4]。これに伴い、同エスカレーターは2012年1月まで運転が停止される事態となった。
12月:エレベーターが予定通りに全基が完成。運用開始。
2014年(平成26年)10月:ホームの壁面塗装が実施され、これまでの白とピンク系から黒系に塗り替えられた[注 1]。
2021年(令和3年)
10月17日:2番線ホームでホームドアの使用を開始[7]。
10月24日:1番線ホームでホームドアの使用を開始[7]。
駅名の由来
駅構造
北口(2020年12月)
改札口・切符券売機(2013年9月)
ホーム(2021年6月)
のりば
1 相鉄本線下り海老名方面
2上り横浜・湘南台(二俣川のりかえ)・羽沢横浜国大方面
駅構内施設
改札外
コンコース部
ファミリーマート
美容室ウエルカオリ
南口
ドトールコーヒー
2番線横浜方面ホーム上
クイック&リラクゼーション西洋館
利用状況
乗降人員[# 1]1日平均
乗車人員[# 2][# 3]出典
1980年(昭和55年)18,230[* 1]
1981年(昭和56年)18,340[* 1]
1982年(昭和57年)18,688[* 1]
1983年(昭和58年)18,880[* 1]
1984年(昭和59年)19,186[* 1]
1985年(昭和60年)19,521[* 1]
1986年(昭和61年)20,019[* 1]
1987年(昭和62年)19,986[* 1]
1988年(昭和63年)20,115[* 1]
1989年(平成元年)20,236[* 1]
1990年(平成02年)20,611[* 1]
1991年(平成03年)21,011[* 1]
1992年(平成04年)21,063[* 1]
1993年(平成05年)21,230[* 1]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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