市立札幌旭丘高等学校
市立札幌旭丘高等学校(2013年9月撮影)
市立札幌旭丘高等学校(しりつ さっぽろあさひがおかこうとうがっこう、Shiritsu Sapporo Asahigaoka High School)は、北海道札幌市中央区旭ヶ丘6丁目に所在する市立高等学校。 1958年(昭和33年)に「高校不足の解消」を訴える市民運動から生まれた、札幌市で3番目[1]に開校した全日制の市立高校。地元では通称「ガオカ」と呼ばれており、学校祭は1989年(平成元年)度に「旭丘祭(ガオカサイ)」と命名された。 かつては、深夜に学校から定山渓温泉までを歩く「定山渓夜間遠足」や、札幌開成高校との運動会形式の対抗戦「旭丘・開成定期戦」など、伝統校ならではのユニークな行事があったが、いずれも現在は開催されていない。2004年(平成16年)度より制服が一新された。2008年(平成20年)度には創立50周年を迎え、1年生による「藻岩山登山遠足」(前年に開催)をはじめとした生徒中心の記念事業や、著名な卒業生による記念講演、演奏会など「50周年メモリアルイヤー」としてさまざまな取組みが実施された。 2023年度現在、14の体育系部活動、12の文化系部活動・同好会、5の外局がある。
概要
施設
ラウンジ
年次ごとに専用ラウンジがあり、昼食などに利用される他、自習等にも利用されている。また、新聞や本が置かれているラウンジも存在する。
生徒ホール
1階中央階段横にあり、売店や複数台の自動販売機や印刷機が設置されている。ラウンジとは違い、どの年次も気兼ねなく利用できる施設となっている。なお、1階中央階段はやや螺旋状となっている。
売店
1階生徒ホールにあり、お弁当やパン、プリン・シュークリーム・バームクーヘン等のデザートの他、文房具や旭丘限定のグッズが他が販売されている。また、季節により、冷やしラーメンやジャージャー麺等も販売される。
職員室
廊下と一体になっており、用事がない場合の通行も可能である。各職員の机には生徒用の椅子が設けられている。
沿革
1958年
4月1日 - 北海道札幌旭丘高等学校として開校。札幌市立啓明中学校を仮校舎とする。
11月18日 - 仮校舎を札幌市立宮の森小学校へ移転する。
1959年12月20日 - 初代校舎が完成する。
1960年1月12日 - 初代校舎へ移転する。
1961年 - 校歌が制定される。
1962年 - アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市のジェファーソン高等学校(Jefferson High School
1969年 - 開校10周年記念会館、格技場が完成する。
1975年 - 家庭科教室、音楽室が完成する。
1987年 - 校舎が増築される。
1991年 - 2代目体育館が完成する。
1998年 - 道しるべ「この坂 越えん」が制定される。
2000年 - 校舎改築のため、仮設校舎へ移転する。
2001年
7月16日 - 2代目校舎が完成する。
8月1日 - 2代目校舎へ移転する。
2003年 - アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ市の聖イノセント・エピスコパル校(Holy Innocents' Episcopal School)と姉妹校になる。
2004年 - 単位制が導入される。
2008年
2月8日 - 開校50周年記念歌「この坂未来」が制定される。
4月21日 - 開校50周年記念植樹祭(校地周辺ソメイヨシノ等植樹)を挙行する。
11月5日 - 開校50周年記念式典・コンサートを開催する。
2010年 - 大韓民国大田広域市の大田外国語高等学校と姉妹校になる。
2018年4月1日 - 校名を市立札幌旭丘高等学校に変更する。
2023年8月15日-文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール指定校の内定を受ける。
部活動・同好会・外局