市役所前停留場
紙屋町方面ホーム
しやくしょまえ
Shiyakusho-mae
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所在地広島市中区国泰寺町1丁目北緯34度23分8.84秒 東経132度27分16秒 / 北緯34.3857889度 東経132.45444度 / 34.3857889; 132.45444
市役所前停留場(しやくしょまえていりゅうじょう、市役所前電停)は、広島市中区国泰寺町一丁目にある広島電鉄宇品線の路面電車停留場である。駅番号はU4。
広島市役所は当停留場の東に隣接している[1]。 当停留場は1912年(大正元年)に宇品線が紙屋町から御幸橋までの区間で営業を開始した際に真菰橋停留場(まこもばしていりゅうじょう)として開設された[2]。停留場名はかつて当地を流れていた西塔川(西堂川)に架かっていた真菰橋の名に由来し、停留場のある場所もこの真菰橋が架かっていた場所に相当する[3]。真菰橋の東岸に相当する地域には真菰町の町域が広がっていたが、1919年(大正8年)ごろ町名変更により国泰寺町に改められたため、当停留場も真菰橋の名を外して公会堂前停留場(こうかいどうまえていりゅうじょう)に改称された[3]。停留場名にもなった広島市公会堂は当時、現在の中区役所付近に存在していたが、太平洋戦争中に建物疎開のあおりを受けて取り壊されている[3]。 停留場も戦時下の1944年(昭和19年)に休止されたが、1946年(昭和21年)11月に営業を再開した[2]。このとき、停留場名は市役所前停留場に改称されている[2]。 真菰橋から公会堂前への改称時期を1917年(大正6年)以前とする資料もあるが[6]、『広島電鉄開業100年・創業70年史』では1918年(大正7年)時点での停留場名を「真菰橋」とする[7]。 宇品線はほぼ全区間で軌道が道路上に敷かれた併用軌道であり、当停留場も道路上にホームが置かれている。ホームは低床式で上下2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟み込むように配置されている[1][8]。
目次
1 歴史
2 構造
2.1 運行系統
3 周辺
4 隣の停留場
5 脚注
6 参考文献
7 関連項目
8 外部リンク
歴史
1912年(大正元年)11月23日 - 真菰橋停留場として開業[2]。
1919年(大正8年)ごろ - 公会堂前停留場に改称[2]。
1944年(昭和19年)6月10日 - いったん休止[2]。
1946年(昭和21年)11月1日 - 再開とともに市役所前停留場に改称[2]。
2009年(平成21年)2月 - 広告付き上屋を設置[4]。月末にはホームが移設される[5]。
構造