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市外局番(しがいきょくばん)とは、電話番号の最初の部分として、政府通信当局またはそれに類する組織によって、同一国番号地域内(多くの場合「国内」だが例外もある)の各エリアに割り当てられた番号である。英語では area code(エリアコード)[1]。「市外にかけるときに必要な局番」であり、原則として同一エリア内では省略できる。ただし、エリア境界は必ずしも市町村境ではない。
電話番号の最初の「0」(一部諸国では異なる)は、国内電話であることを示す「国内プレフィックス(英語版)」であり、市外局番の1桁目ではない。市外局番は電話番号の2桁目から始まる。しかし、しばしばプレフィックスと市外局番はセットで扱われるため、ここでは誤解を避けるため、市外局番を記すとき必要に応じ「(0)」を前置する。 多くの国では固定電話や無線呼び出しに用いられる。北米電話番号計画 (NANP) のもと国際番号や地域番号と同じ扱いとなるアメリカ合衆国やカナダでは、携帯電話やIP電話にも用いられている。 一般的に、同一地域の閉域番号ダイヤルでは省略できる。 ただしイギリスには、同一単位料金区域でない閉域番号ダイヤル区域がある。また北米電話番号計画のもとアメリカやカナダなどでは、同一地域に複数の地域番号が割り当てられることがあるため同一地域間でもこれを省略できない場合が多い。日本においても同じ市外局番内は原則同じ単位料金区域(MA)とされているが例外も存在し、同じ市外局番であっても局番の省略ができない地域がある。 市外局番には固定桁数の地域と可変桁数の地域がある。可変桁数の場合、加入者数の多い電話加入区域には短いものが割り当てられて、市内局番+加入者番号の桁数を多くしている。 北米電話番号計画(英語:North American Numbering Plan、略称:NANP)は、アメリカ合衆国とその海外領土、カナダ、西インド諸島の国々やイギリス海外領土などを対象とした国際電話番号の電話番号計画。 3桁固定。「1」が国内プレフィックスのため、「1」で始まる番号は使われない(「0」は国内プレフィックスではないが、交換手につながる番号のため、「0」で始まる番号も使われない)。なお、プレフィックスと市外局番を合わせた4桁をセットで扱うことは少ない。
対象
市外局番の省略
桁数
3桁 ABC
NANP諸国( アメリカ合衆国、 カナダ、 ドミニカ共和国、 プエルトリコ、 ジャマイカ など)
2桁 (0)AB
ブラジル
1桁 (0)A
オーストラリア、 ニュージーランド
2桁 (0)AB ?5桁 (0)ABCDE
ドイツ、 イギリス、 アルゼンチン、 オーストリア
1桁 (0)A ? 4桁 (0)ABCD
日本
1桁 (0)A ? 2桁 (0)AB
ペルー、 シリア、 大韓民国
各国が望まれています。
NANP諸国NANP諸国詳細は「北米電話番号計画」を参照
プエルトリコ - 787, 939
アメリカ領サモア - 684
アンギラ - 264
アンティグア・バーブーダ - 268
バハマ - 242
バルバドス - 246
バミューダ諸島 - 441
イギリス領ヴァージン諸島 - 284
ケイマン諸島 - 345
ドミニカ国 - 767
グレナダ - 473
グアム - 671
ジャマイカ - 876
モントセラト - 664
北マリアナ諸島 - 670
セントクリストファー・ネイビス - 869
セントルシア - 758
セントビンセント・グレナディーン - 784
シント・マールテン - 721
トリニダード・トバゴ - 868
タークス・カイコス諸島 - 649
アメリカ領ヴァージン諸島 - 340
アメリカ、カナダ、ドミニカ共和国、プエルトリコ以外の国は、市外局番が1つだけ割り当てられている。そのため、たとえばバハマの場合、国番号が「+1242」で市外局番がないかのようにダイヤルすることができるが、国番号は「+1」だけであり「242」は市外局番である。
シント・マールテンは2011年に、旧オランダ領アンティルの国番号「+599」から離脱してNANPに加盟し、エリアコード「721」を割り当てられた[2]。
日本詳細は「日本の市外局番」を参照
東京の「(0)3」、埼玉県(所沢、狭山、入間)と千葉県(鴨川、野田、流山、柏、我孫子)の一部で採用されている「(0)4」、大阪と兵庫県(尼崎)の「(0)6」が最短の1桁である。