市光工業
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市光工業株式会社
ICHIKOH INDUSTRIES, LTD.
種類株式会社
市場情報東証プライム 7244
略称市光、イチコー、ICHIKOH
本社所在地 日本
259-1192
神奈川県伊勢原市板戸80番地
設立1939年昭和14年)12月20日
(株式会社白光舎)
業種電気機器
法人番号9021001035727
事業内容自動車用電装品(ランプ類)、バックミラー、その他自動車用品・開発製品の製造
代表者代表取締役会長 オードバディ アリ
代表取締役社長 ヴィラット クリストフ
資本金89億86百万円
売上高連結1,138億59百万円
単体892億88百万円
(2020年12月期)
営業利益連結24億68百万円、単体30億32百万円
(2020年12月期)
経常利益連結50億48百万円、単体53億23百万円
(2020年12月期)
純利益連結28億57百万円、単体31億89百万円
(2020年12月期)
純資産連結445億44百万円
単体379億30百万円
(2020年12月期)
総資産連結1,096億34百万円
単体901億2百万円
(2020年12月期)
従業員数連結3,602人、単体1,742人
(2020年12月31日時点)
決算期12月31日
主要株主ヴァレオ・バイエン 61.16%
(2020年12月31日時点)
外部リンクhttps://www.ichikoh.com/
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市光工業株式会社(いちこうこうぎょう、: ICHIKOH INDUSTRIES, LTD.)は、日本の自動車部品メーカー。主に灯火類(ライト)とミラーがメイン。世界で初めて電動格納ドアミラーを開発[注釈 1]したことでも知られる。JPX日経中小型株指数の構成銘柄の一つ[1]

2017年フランス自動車部品メーカー・ヴァレオの傘下に入った。当社とヴァレオは、2007年にで中国仏山市に合弁工場を設立するなど元々関係があった。

日本車の純正部品においては、同業他社のスタンレー電気小糸製作所と並んでシェアを三分し、特にヘッドライトバルブやヘッドライト本体の純正部品採用率が高い。
沿革

1903年明治36年)6月 - 東京都大田区で白光舎創業。

1916年大正5年)4月 - 市川製作所、自動車部品製造業として創業。

1934年昭和9年)6月 - 株式会社市川製作所設立。

1939年(昭和14年)12月 - 株式会社白光舎設立。

1957年(昭和32年)11月 - 株式会社白光舎工業に商号変更。

1961年(昭和36年)10月 - 東京証券取引所2部上場。

1967年(昭和42年)5月 - 白光舎工業と市川製作所、業務提携を結ぶ。

1968年(昭和43年)10月 - 株式会社白光舎が株式会社市川製作所を合併し、現商号に変更。

1971年(昭和46年)8月 - 東京証券取引所1部上場。

1983年(昭和58年)7月 - 中津市大新田に生産子会社、九州市光を設立。

2000年平成12年)7月 - ヴァレオ社と照明機器部門において包括的事業提携。

2005年(平成17年)11月 - FIEM社と技術支援契約を締結。

2010年(平成22年)10月 - 本社を東京都品川区から神奈川県伊勢原市に移転。

2012年(平成24年)3月 - 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)違反容疑で公正取引委員会による立ち入り検査[2]

2014年(平成26年)12月 - 無錫光生科技有限公司を100%子会社化。

2017年(平成29年)

1月 - 筆頭株主であったヴァレオ・バイエンが株式公開買付けにより、議決権所有割合で55.09%の株式を取得し、親会社となる[3]

11月 - エレマテックと商用車用バックカメラ製品の独占販売契約を締結(販売事業を10億円で譲渡)、開発・製造はICHIKOHブランドで継続。


2024年令和6年)8月30日(予定) - PIAA株式会社全株式を宇佐美鉱油へ譲渡[4]

所在地

本社・伊勢原製造所・テクニカルセンター(
神奈川県伊勢原市

厚木製造所(神奈川県厚木市

藤岡製造所(群馬県藤岡市

ミラー製造所(群馬県藤岡市)

中部支店(名古屋市天白区

アフターマーケット部 東京営業(東京都新宿区

太田営業所(群馬県太田市

大阪営業所(大阪府吹田市

かつて存在した事業所

東十条研究所(東京都北区) - 閉鎖。

蓮田製造所(
埼玉県蓮田市) - 閉鎖 

大泉製造所(群馬県邑楽郡大泉町)- 閉鎖。かつてはヘッドランプを製造していたが、2009年12月をもって操業停止[5]

中津川製造所(岐阜県中津川市)‐ 閉鎖。かつてはリアコンビネーションランプを生産していたが、2009年9月をもって操業停止[5]

ブランド

現在はICHIKOHを使用しているが、1980年代後半まではIKIブランドを起用していた。

PIAAはカー用品店向けのアフターパーツ用ブランドで、
PIAA株式会社として分社化している。こちらも純正系アフターパーツブランドとしてはRAYBRIG(レイブリッグ、スタンレー電気[注釈 2])やPOLARG(ポラーグ、小糸製作所・日星工業)と並ぶ。ただし、同社の取扱品目が広範に広がることから、「ライティング事業への経営資源の集中」を理由に宇佐美鉱油に売却されることとなった[4]

関連会社
国内

PIAA

九州市光工業

美里工業

ハクデン

ライフエレックス

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 日産・ローレル(C32型)に装着された。
^ 2021年3月31日をもって廃止された。

出典^ JPX日経中小型株指数構成銘柄一覧 (2021年9月30日時点) jpx.co.jp 2021年10月4日公表 2021年10月8日閲覧。
^自動車用ランプでカルテルか=小糸製作所などに立ち入り?公取委[リンク切れ]
^ヴァレオ・バイエンによる当社株券に対する公開買付けの結果及び親会社の異動に関するお知らせ
^ a b 子会社の異動に関するお知らせ市光工業 2024年3月27日
^ a b “市光工業株式会社 生産体制再構築計画の抜本的見直しを図る。”. 市光工業株式会社. 2022年1月10日閲覧。
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