巷の恋
L'amore in citta
監督フェデリコ・フェリーニ
ミケランジェロ・アントニオーニ
カルロ・リッツァーニ
『巷の恋』(ちまたのこい、イタリア語: L'amore in citta, 「都市における恋愛」の意)は、1953年(昭和28年)製作・公開、イタリアのオムニバス映画である[1][2]。日本語での別題は『都市の恋』(としのこい)、『街の恋』(まちのこい)[2]。 本作は、1953年、スター俳優を一切起用せずにファロ・フィルム
目次
1 構成
2 略歴・概要
3 スタッフ
4 キャスト
5 関連事項
6 註
7 外部リンク
構成
第一話『お金で買う愛』 - L'Amore che si paga : 監督カルロ・リッツァーニ、脚本ディーノ・リージ、脚本アルド・ブッツィ / ルイジ・キアリーニ / ルイージ・マレルバ / トゥリオ・ピネリ / ヴィットリオ・ヴェルトローニ / チェーザレ・ザヴァッティーニ
第二話『自殺未遂』 - Tentato suicido : 監督・脚本ミケランジェロ・アントニオーニ、脚本アルド・ブッツィ / ルイジ・キアリーニ / ルイージ・マレルバ / トゥリオ・ピネリ / ヴィットリオ・ヴェルトローニ / チェーザレ・ザヴァッティーニ
第三話『4時間のパラダイス』 - Paradiso per 4 ore : 監督・原作ディーノ・リージ、脚本アルド・ブッツィ / ルイージ・マレルバ / トゥリオ・ピネリ / ヴィットリオ・ヴェルトローニ / チェーザレ・ザヴァッティーニ
第四話『結婚相談所』 - Un Agenzia matrimoniale : 監督・脚本フェデリコ・フェリーニ、脚本トゥリオ・ピネリ
第五話『カテリーナの物語』 - Storia di Caterina : 監督チェーザレ・ザヴァッティーニ / フランチェスコ・マゼッリ、脚本チェーザレ・ザヴァッティーニ
第六話『イタリア人は見つめる』 - Gli Italiani si voltano : 監督・脚本アルベルト・ラットゥアーダ、脚本アルド・ブッツィ / ルイジ・キアリーニ / ルイージ・マレルバ / トゥリオ・ピネリ / ヴィットリオ・ヴェルトローニ / チェーザレ・ザヴァッティーニ
略歴・概要
日本では、劇場公開されていないが、フェデリコ・フェリーニの監督デビュー作でアルベルト・ラットゥアーダとの共同監督作『寄席の脚光』に次ぐ作品として、フェリーニが監督した第四話の『結婚相談所』というタイトルとともに、『巷の恋』のタイトルで多く紹介されていた。時期は不明であるが、日本テレビ放送網が『都市の恋』のタイトルで放映したことがあり、1997年(平成9年)11月28日には東北新社がVHSのフォーマットで『街の恋』に改題してビデオグラム発売した[2]。
スタッフ
プロデューサー : マルコ・フェレーリ、リカルド・ギオーネ (Riccardo Ghione [3])、チェーザレ・ザヴァッティーニ
監督 : フェデリコ・フェリーニ、ミケランジェロ・アントニオーニ、カルロ・リッツァーニ (Carlo Lizzani)、ディーノ・リージ、フランチェスコ・マゼッリ (Francesco Maselli)、チェーザレ・ザヴァッティーニ、アルベルト・ラットゥアーダ