中国地名の変遷
建置南北朝時代
使用状況607年に廃止
南北朝巴山郡(南朝梁)
隋廃止
巴山郡(はさん-ぐん)は中華人民共和国江西省にかつて存在した郡。現在の撫州市および吉安市の一部に相当する。
南北朝時代、南朝梁により設置された。589年(開皇9年)、隋朝が南朝陳を滅ぼすと、撫州の管轄に置かれた。607年(大業3年)、郡制施行に伴い巴山郡は廃止され、管轄区域は臨川郡の管轄とされた。
巴山郡の管轄権変遷
梁朝陳朝隋朝
7県7県5県
巴山県
新建県
新安県
興平県
西寧県
大豊県廃止
豊城県廃止
参考文献
『二十四史』中華書局
『復旦大学中国歴史地名大辞典』(復旦大学出版社)
『中国古今地名対照表』(上海辞書出版社)