己が罪_環
[Wikipedia|▼Menu]

文学

ポータル
各国の文学
記事総覧
出版社文芸雑誌
文学賞
作家
詩人小説家
その他作家

『己が罪』(おのがつみ)は、菊池幽芳家庭小説である。1899年(明治32年)、大阪毎日新聞に発表。

のちに子爵夫人となる女性主人公・箕輪環の薄幸の人生を描く。新派劇としてしばしば脚色、上演された。初演は1900年(明治33年)大阪・朝日座、喜多村緑郎(桜戸子爵役)、河合武雄(環役、女形)らが出演した。その後、のべ20回も映画化されている。⇒ #映画化された一覧
目次

1 映画化された一覧

2 1908年版

2.1 スタッフ・作品データ・キャスト


3 1919年版

3.1 スタッフ・作品データ

3.2 キャスト


4 1926年版

4.1 スタッフ・作品データ

4.2 キャスト


5 1956年版

5.1 スタッフ・作品データ

5.2 キャスト

5.3 ストーリー


6 註

7 外部リンク


映画化された一覧

1908年 - 『己が罪』(製作:吉沢商店、出演:中野信近一座)

1908年 - 『己が罪 続編』(製作:吉沢商店、出演:中野信近一座)

1909年 - 『己が罪 続』(製作:吉沢商店、出演:中野信近一座)

1910年 - 『己が罪』(製作:吉沢商店、出演:木下吉之助、五味国太郎ほか)

1912年 - 『己が罪』(製作:吉沢商店)

1913年 - 『己が罪』(製作:小松商会)

1915年 - 『己が罪』(製作:M・カシー商会

1916年 - 『己が罪』(製作:天活、出演:中野信近、木下八百子ほか)

1917年 - 『己が罪』(製作:日活、出演:大村正雄、横山運平ほか)

1919年 - 『己が罪』(製作:日活、監督:田中栄三、出演:藤野秀夫衣笠貞之助ほか)

1921年 - 『己ヶ罪』(製作:松竹キネマ、監督:賀古残夢、出演:岡本五郎、岩本祐吉、川田芳子ほか)

1921年 - 『己が罪』(製作:小松商会、出演:三浦清ほか)

1921年 - 『己が罪』(製作:帝国キネマ演芸、出演:大井新太郎ほか)

1923年 - 『己が罪』(製作:日活、監督:大洞玄吾、出演:三保松子、横山運平ほか)

1924年 - 『己が罪』(製作:帝国キネマ演芸、監督:松本英一、出演:松本泰輔、歌川八重子ほか)

1926年 - 『新説己が罪』(製作:日活、監督:溝口健二、出演:砂田駒子、高木永二ほか)

1930年 - 『新編・己が罪作兵衛』(製作:松竹キネマ、監督:佐々木恒次郎、出演:井上正夫龍田静枝ほか)

1933年 - 『己が罪 環』(製作:日活、監督:畑本秋一、出演:山路ふみ子、一木札二ほか)

1936年 - 『己が罪』(製作:新興キネマ、監督:西鉄平、出演:山路ふみ子、高田稔菅井一郎、藤村秀夫、浦辺粂子ほか)

1956年 - 『新己が罪』(製作:新東宝、監督:毛利正樹、出演:乙羽信子中山昭二千石規子、ほか)

1908年版

己が罪
己が罪 続編
己が罪 続
監督不在
脚本原作
菊池幽芳
製作吉沢商店
出演者中野信近 一座
配給 吉沢商店
公開
1908年11月
続編 同年12月10日
1909年1月5日
製作国 日本
言語 日本語
IMDb
テンプレートを表示

『己が罪』(おのがつみ)は、1908年(明治41年)製作・公開、吉沢商店製作・配給による日本のサイレント映画、女性映画である。監督・脚本等は不明である。吉沢商店は、現在の日活の前身の一社である。2作の続編が製作・公開された。初の野外ロケーション撮影(出写し)を行ったことで知られる作品である[1]。同年10月、主演の中野信近の別荘がある神奈川県片瀬、および江ノ島で撮影は行われた[1]。当時の吉沢商店では「演出家」(映画監督)は存在していなかった[1]
スタッフ・作品データ・キャスト

監督 : 不在
[1]

原作 : 菊池幽芳

撮影 : 千葉吉蔵

出演 : 中野信近 一座


製作 : 吉沢商店

上映時間(巻数) : 不明

フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ(1.33:1) - サイレント映画

公開日 : 日本1908年11月 / 続編 同年12月10日 / 続 1909年1月5日

配給 : 吉沢商店

初回興行 : 浅草三友館

1919年版

己が罪
監督
田中栄三
脚本原作 菊池幽芳
製作日活向島撮影所
出演者藤野秀夫
東猛夫
衣笠貞之助
配給 日活
公開 1919年11月20日
製作国 日本
言語 日本語


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:29 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef