.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}メタルヒーローシリーズ > 巨獣特捜ジャスピオン
メタルヒーローシリーズ
通番題名放映期間
第3作宇宙刑事
シャイダー1984年3月
- 1985年3月
第4作巨獣特捜
ジャスピオン1985年3月
- 1986年3月
第5作時空戦士
スピルバン1986年4月
- 1987年3月
巨獣特捜ジャスピオン
ジャンル特撮テレビドラマ
スーパーヒーローテレビドラマ
サイエンス・ファンタジー
原作八手三郎
脚本
上原正三
山崎晴哉
監督小林義明 他
出演者
黒崎輝
塚田聖見
仲谷昇
渡洋史
佐々木功
春田純一
高畑淳子
賀川雪絵 他
声の出演
小金澤篤子
飯塚昭三
ナレーター大平透
音楽渡辺宙明
オープニング「おれが正義だ!ジャスピオン」
歌:アイ高野
エンディング「銀河狼(スペースウルフ)ジャスピオン」
歌:アイ高野
言語日本語
製作
プロデューサー
碓氷夕焼(テレビ朝日)
吉川進
折田至(東映)
制作テレビ朝日
放送
放送局テレビ朝日系列
音声形式
モノラル放送
シネテープ
放送国・地域 日本
放送期間1985年3月15日
- 1986年3月24日
放送時間
金曜 19:30 - 20:00(第1話 - 第34話)
月曜 19:00 - 19:30(第35話 - 第46話)
放送枠メタルヒーローシリーズ
放送分30分
回数46
特記事項:
「メタルヒーローシリーズ」 第4作
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『巨獣特捜ジャスピオン[注釈 1]』(きょじゅうとくそうジャスピオン)は、1985年3月15日から1986年3月24日まで、テレビ朝日系列で全46話が放送された東映制作の特撮テレビドラマ、および作中に登場するヒーローの名称。
放送時間は、番組開始から1985年12月27日放送分(第34話)までは毎週金曜19時30分 - 20時で、1986年1月6日放送分(第35話)以降は毎週月曜19時 - 19時30分(いずれもJST)へと変更された。 「メタルヒーローシリーズ」の第4作目。プロデューサーの吉川進によると「ジャスピオン」はジャスティスとチャンピオンの合成(意味は「正義の王者」)である[1]。初期案の番組タイトルは『妖獣ハンターデニーロ』であり、『怪獣特捜ジャスピオン』を経て、『巨獣特捜ジャスピオン』として制作が開始された[2]。 前年までの「宇宙刑事シリーズ」の特徴である鍍金質の変身スーツ、銃と剣を武器とした戦い、巨大母艦・バイク・戦車などのメカニックといった主人公側の基本フォーマットを踏襲しつつも[3][4]、本作品では装着時に科学的用語を叫ばない[3]、ヒーロー然とした宇宙刑事とは好対照なコミカルなジャスピオンのキャラクター[注釈 2]、等身大ヒーローと巨大怪獣の戦い[5][4][注釈 3]など、同シリーズとは多くの面で差別化が図られている。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}宇宙刑事シリーズと比較されやすいのはヒーローのデザイン、戦闘母艦、バイク、戦車という装備のパターン、そしてメインライターが前作までと同じ上原正三であることなどが関係している。[要出典] 本作品の企画は、バンダイの杉浦幸昌の「ウルトラマンの主役はヒーローではなく怪獣である」という分析から始まっている。バンダイは怪獣を大々的に売り出そうと考えていたため、本作品における巨大怪獣(巨獣)が本作品の主役として物語の骨子に置かれている[出典 1]。最初の企画書は「善良な巨大怪獣しか登場せず、ヒーローが怪獣を生け捕りにして、宇宙のどこかにある怪獣牧場へと連れて行き、放し飼いにする」という構想で、吉川らがそれを煮詰めて何度も検討を重ねた末に、作品の方向性が決定。宇宙刑事シリーズの成功で、通常の倍近い特撮予算も支給された。第1 - 4話までは『男はつらいよ』で柴又帝釈天の町並みを再現するセットでも使われた、松竹大船撮影所の第9ステージで特撮シーンを撮影しており、特撮研究所のスタッフはその近所に宿泊しながら、何日もかけて撮影を行っている[7]。 さらに映像面では映画に負けないSFXを目標として、宇宙刑事シリーズの撮影で定番となった東通ecgシステムによるビデオ合成だけでなく、映画『新幹線大爆破』で使用されたシュノーケル・カメラなどの高価な機材が多用されるなど、特撮の強化が図られた[8]。アクションでも等身大戦・巨大戦ともにワイヤーアクションが取り入れられ、演出の幅を広げている[9]。また、特撮部分においても初期3話は異星の風景を背景に合成させるために合成用のブルーバックをホリゾントにしていたが、時間の制約から最終的に合成処理は断念された[10]。 架空の惑星の風景をロケーションで表現するため、第1話では伊豆大島、第2話では(雪の残る)那須高原でのロケを敢行している[11]。当初は1985年3月1日から放送開始予定だったが、第1話・第2話の撮影スケジュールが延びてしまったため、前作『シャイダー』では第46話と第49話を追加で制作し、放映日程を調節し、最終的には2週遅れて3月15日からの放送開始となった。 当初は本格的なスペースオペラを目指し、毎回異星を舞台としており、全話で異なる惑星を巡るという構想だった[4]。しかし、視聴者の子供たちには身近な世界の方が親近感がわくとして、第4話からは地球を舞台とした物語となった[4]。 また前作まで、イラストの一枚画が通例であったCM前後のアイキャッチが本作より変更されている[注釈 4]。当初は図面から実体化されたジャスピオンの頭部が正面に振り向く映像(オープニングの終了前でも使用)が使われていたが、第4話より劇中にて画面下に直線がインサートされた後、画面右下にタイトルロゴが表示されるという非常にシンプルなものに変更された。
概要