化学工学
概要
工程設計(こうていせっけい)とはモノの作り方を設計する作業のことである。主に大量生産を行う製造業で行われるが、最近ではサービス業や建設業でも行われるようになった。 工程設計は、モノの作り方の設計書である工程設計書により、モノを作るのに必要な手順、材料、設備、時間、人員数を定める。つまり、工程設計により投資額や原価、利益率がほぼ決定されることになり、製造業ではきわめて重要な作業である。 工程設計を行うと、アウトプットの数値として工数が得られるが、工程設計の目的は工数を計算することではない。工程設計の目的は、コストと設計と投資の関係を方程式化することである。つまり、工程設計書を作成すること自体が、その目的である。また、たとえ前提条件が同じでも、工程設計書はそれを作成する技術者の習熟度や知識、さらに対象とする工場の作業者の生産性によって大きく変わる。 工数と言う概念を最初に採用したのはヘンリー・フォードだとされている。項目フォード・モデルTを参照。 表1 作業見積書の例作業名作業時間/個
概要
歴史
工程設計の例
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