工機ホールディングス株式会社
Koki Holdings Co., Ltd.
本社が入居する品川インターシティA棟
種類株式会社
機関設計監査役設置会社[1]
市場情報東証1部 6581
工機ホールディングス株式会社(こうきホールディングス、英文社名:Koki Holdings Co., Ltd.)は、根拠地を日本に置く米国HKホールディングス傘下の電動工具メーカー。
2018年5月までの社名は日立工機株式会社(ひたちこうき、英文社名:Hitachi Koki Co., Ltd.)であった。主に日本では「HiKOKI(ハイコーキ)」、アメリカでは「Metabo(メタボ)(英語版)HPT」のブランド名で電動工具などを販売している。
かつて日立グループに属していたが、2017年3月に離脱。米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に買収された。電動工具とライフサイエンス機器(主に遠心分離機)の製造を主な事業としていたが、2020年3月にライフサイエンス機器についてはエッペンドルフ(ドイツ語版、英語版)(ドイツ)に事業譲渡することが決まり、電動工具に注力することとなった[3]。
事業内容日立工機製チップソーカッターHiKOKIブランドの充電式インパクトドライバー
主に下記の物の製造。
電動工具
電動ドライバー、グラインダー、釘打ち機など
沿革
1948年(昭和23年)12月 - 企業再建整備法により日立兵器株式会社の第二会社として設立。日立兵器株式会社の事業を継承。
1949年(昭和24年)5月 - 東京・大阪証券取引所に上場。
1953年(昭和28年)3月 - 日立兵器株式会社を合併。
2002年(平成14年) - 日立製作所とプリンタ事業統合。同年3月にリコーにプリンタ事業を譲渡。
2005年(平成17年)3月 - 三京ダイヤモンド工業を子会社化。
2007年(平成19年)5月 - 日工タナカエンジニアリングを設立(2015年6月解散)。
2009年(平成21年)3月 - 日立製作所の株式公開買付けにより出資比率が約51%となったため、同社の子会社となる。
2017年(平成29年)
3月 - 米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)傘下のHKホールディングスが株式公開買付けを実施し、議決権所有割合で89.90%の株式を取得。親会社であった日立製作所と主要株主であった日立アーバンインベストメントは全株式を応募したため、日立グループから離脱[4]。
7月 - 上場廃止。株式併合によりHKホールディングスの完全子会社となる[5]。
10月 - 親会社のHKホールディングス株式会社を吸収合併[6]。
11月 - 新社名「工機ホールディングス」(2018年6月1日)、ブランド名は「HiKOKI(ハイコーキ)」(2018年10月より)に変更することを発表[7][8]。
2018年(平成30年)6月 - 商号を工機ホールディングス株式会社に変更[9]。
2020年(令和2年)7月 - 遠心分離機事業をEppendorf社に事業譲渡[3]。
2023年(令和5年)9月 - 10支店、46営業所を閉鎖。
事業所所在地
本社 - 東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟
工場
勝田工場 - 茨城県ひたちなか市武田1060番地
佐和工場 - 茨城県ひたちなか市足崎1450番地
支店(2023年(令和5年)9月閉鎖)
関東支店、東京支店 - 東京都大田区平和島五丁目3番2号 3F
関西支店 - 大阪府東大阪市高井田中三丁目3番地21号
中部支店 - 愛知県名古屋市西区則武新町一丁目32番16号
北陸支店 - 石川県金沢市示野中町一丁目163番
九州支店 - 福岡県福岡市東区松島四丁目8番5号
北海道支店 - 北海道札幌市厚別区厚別中央3条1丁目2番20号
東北支店 - 宮城県仙台市若林区卸町東三丁目3番36号
中国支店 - 広島県広島市中区南吉島二丁目3番7号
四国支店 - 香川県高松市今里町一丁目28番14号
子会社・関連会社
国内
工機ホールディングスジャパン株式会社 - 工機販売株式会社から継承
株式会社工機ホールディングスマニファクチャリング&サービス - 2013年4月1日付で日工ソリューションズと日立工機原町が合併し、株式会社日立工機マニファクチャリング&サービスになった後、商号変更。