この項目では、詩人・文学者の川田靖子について説明しています。
医師の川田靖子については「川田靖子 (医師)」をご覧ください。
川田 靖子(かわた やすこ、1934年(昭和9年)12月16日 - )は、日本の詩人、フランス文学者、玉川大学名誉教授。旧姓・松村。
兵庫県神戸市生まれ。1959年東北大学文学部仏文科卒、1961年京都大学大学院文学研究科修士課程修了、玉川大学文学部講師、助教授、教授。2005年定年退任、名誉教授。1972年詩集『北方砂漠』で小熊秀雄賞受賞。2003-2013年日本キリスト教詩人会会長。
著書
『深沼抄 詩集』秀英書房 1962(松村靖子名義)
『北方沙漠 詩集』思潮社 1971
『オーロラを見に 詩集』思潮社 1974
『クリスタル・ゲージング 詩集』青土社 1983
『L’Ephemere』芸林書房 1989
『立っている青い子供』芸林書房 1989
『17世紀フランスのサロン サロン文化を彩どる七人の女主人公たち』大修館書店 1990
『風の薔薇 詩集』書肆山田 1998
『私はパリの老人病院実習生』青土社 2006
『わたしの庭はわたしに似ている 川田靖子詩集』水声社 2006
『我はまことの葡萄の木』教文館 2013
翻訳
フランソワ・クリュシアニ『カラー版世界の文豪叢書 21 プルースト』評論社 1976
ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ『ラ・フォンテーヌ寓話』玉川大学出版部 1979
アラン・ドゥコー『フランス女性の歴史 1 ルイ14世治下の女たち』大修館書店 1980
参考
『現代日本人名録』2002
全般
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