川湯温泉駅
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川湯温泉駅
駅舎(2009年7月)
かわゆおんせん
Kawayu-Onsen

◄B67 (14.5 km) (7.2 km) 美留和 B65►

所在地北海道川上郡弟子屈町川湯駅前1丁目.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯43度36分59.22秒 東経144度27分29.19秒 / 北緯43.6164500度 東経144.4581083度 / 43.6164500; 144.4581083座標: 北緯43度36分59.22秒 東経144度27分29.19秒 / 北緯43.6164500度 東経144.4581083度 / 43.6164500; 144.4581083
駅番号○B66
所属事業者北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線■釧網本線
キロ程79.8 km(網走起点)
電報略号ハユ
駅構造地上駅
ホーム2面2線
乗降人員
-統計年度-8人/日
-2014年-
開業年月日1930年昭和5年)8月20日
備考無人駅
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川湯温泉駅(かわゆおんせんえき)は、北海道川上郡弟子屈町川湯駅前1丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線電報略号はハユ。事務管理コードは▲111611[1]駅番号はB66。
歴史1977年の川湯駅と周囲約2km×3km範囲。右上が網走方面。左にアトサヌプリ(硫黄山)が控える。川湯温泉街は左上方向の、駅から約3kmの所にある。
駅はカーブ状の少しずれた形の相対式ホーム2面2線と駅裏側に副本線など貨物線が2本、駅舎横の網走側に貨物ホームと引込み線2本を有する。駅裏の釧路側にあるストックヤードにはかつて木材が野積みされていた時期もあったが、既に殆んど使用されていない。
写真中央付近から森林の中を山裾に添ってカーブして下へ真っ直ぐ向かう筋状の細い道は、明治時代の釧路鉄道の軌道跡。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

1930年(昭和5年)8月20日国有鉄道の川湯駅として開業[2][3][4]一般駅[5]

1936年(昭和11年)9月25日:駅舎改築[6]

1968年(昭和43年)7月16日緑駅間の蒸気機関車補機運用の為の転車台が使用休止[7]

1979年(昭和54年)7月15日:貨物扱い廃止[8]

1984年(昭和59年)2月1日荷物扱い廃止[9]

1986年(昭和61年)11月1日:駅員配置終了[10]。簡易委託化。

1987年(昭和62年)

4月1日国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[5]

4月10日:駅事務室・貴賓室を改装しレストラン「オーチャードグラス」開業。


1988年(昭和63年)3月13日:川湯温泉駅に改称[4]

1995年(平成7年)3月2日:簡易委託廃止、完全無人化。

駅名の由来

地名より。アイヌ語で「熱い〔=温泉〕・川」を表す「セセ?ペッ(sesek-pet)」の意訳である[3][11]1988年(昭和63年)3月13日には「温泉のイメージアップを生かすため[4]」として「温泉」を追加して改名した。
駅構造

摩周駅が管理する無人駅で、相対式ホーム2面2線をもつ地上駅である。かつては単式ホーム島式ホーム混合の2面3線を持っていたが、3番線は現在は使用されず除雪車両や工事車両の留置に使用されている。ホームの移動は構内踏切を利用する。構内には側線や車庫もある[12][注釈 1]

駅舎は木造駅舎で、イチイの丸太を活用したハーフティンバー様式の山小屋風の造りであり、付近に御料地があったため駅舎内には貴賓室を設置していた[13]。現在は旧事務室と合わせてレストラン「オーチャードグラス」として改修の上営業されている[13]

また、駅本屋に隣接して足湯が設けられている[13]。もとはトイレとして建設された建物であったが、駅前に新トイレが完成した際に、ログハウス調の外観を買われて改修・転用された[13]
のりば

番線路線方向行先備考
1■釧網本線上り
網走方面
下り釧路方面当駅始発
2


待合室(2018年5月)

ホーム(2018年5月)

構内踏切(2018年5月)

駅名標(2018年5月)

足湯(2004年10月)

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度乗車人員出典備考
年間1日平均JR調査
2016年(平成28年)12.2
[JR北 1]
2017年(平成29年)10.8[JR北 2]
2018年(平成30年)13.4[JR北 3]
2019年(令和元年)12.8[JR北 4]
2020年(令和02年)12.2[JR北 5]
2021年(令和03年)13.4[JR北 6]
2022年(令和04年)13.0[JR北 7]

駅周辺

温泉街は駅から4 kmほど離れた位置にあり、早朝と夜間を除き列車と接続してバスが運行される[13][14]。当駅は阿寒摩周国立公園の玄関口でもある。

北海道道422号川湯停車場線

川湯駅前簡易郵便局

国道391号


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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