川崎近海汽船
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川崎近海汽船株式会社
KAWASAKI KINKAI KISEN KAISHA,LTD.種類株式会社
市場情報東証スタンダード 9179
1995年3月14日 - 2022年5月30日
略称川近
本社所在地 日本
100-0013
東京都千代田区霞が関三丁目2-1
設立1966年昭和41年)5月1日
業種海運業
法人番号4010001013509
事業内容海上運送事業
海洋作業支援船業 等
代表者久下 豊(代表取締役社長)
資本金23億6,865万0千円
発行済株式総数295万2千株
売上高連結:370億5,943万4千円
単独:354億8,641万9千円
(2021年3月期)
営業利益連結:4億430万3千円
単独:7億6,218万7千円
(2021年3月期)
純利益連結:△1億1,292万5千円
単独:△1億8,563万9千円
(2021年3月期)
純資産連結:274億3,648万1千円
単独:241億3,348万6千円
(2021年3月31日現在)
総資産連結:489億3,620万1千円
単独:440億386万1千円
(2021年3月31日現在)
従業員数連結:515名 単独:245名
(2021年3月31日現在)
決算期3月31日
主要株主川崎汽船(株) 100%
(2022年6月1日現在)
主要子会社川近シップマネージメント(株) 100%
旭汽船(株) 100%
シルバーフェリーサービス(株) 100%
(株)オフショア・オペレーション 55.76%
外部リンクhttps://www.kawakin.co.jp/
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旅客航路(室蘭出発便は八戸に寄港)

川崎近海汽船株式会社(かわさききんかいきせん、: KAWASAKI KINKAI KISEN KAISHA,LTD.[1])は、東京都千代田区に本社を置く日本の海運会社。川崎汽船の完全子会社。
概要

1966年昭和41年)5月1日に川崎汽船の内航営業権を譲渡されて設立し、内航、フェリー八戸港 - 苫小牧港宮古港 - 室蘭港)のほか、東南アジアロシアなどに近海航路を開設し運航している。ファンネルマークは川崎近海汽船と同じ「地にの K 」。
沿革

1966年(昭和41年)5月1日 - 川崎近海汽船株式会社を設立。

1970年(昭和45年)9月 - 日本近海汽船株式会社を吸収合併。

1992年平成4年)4月1日 - シルバーフェリー株式会社を吸収合併[2][3]

1995年(平成7年)3月 - 東京証券取引所第二部に上場。

2012年(平成24年)1月 - 新洋興産株式会社を吸収合併。

2022年令和4年)

3月16日 ‐ 川崎汽船による完全子会社化を発表。

5月10日 - 臨時株主総会において株式交換を承認。

5月30日 - 東京証券取引所スタンダード市場上場廃止

6月1日 - 簡易株式交換により、川崎汽船の完全子会社となる[4]


シルバーフェリー
概要

シルバーフェリーは、八戸港 - 苫小牧港を結ぶフェリー航路の愛称である。1971年11月に八戸市で同名の会社が設立され1973年4月25日から八戸 - 苫小牧航路に就航、1992年4月に川崎近海汽船に合併される[2]

「シルバーフェリー」の名称は北海道の銀嶺をイメージし、明るい若人にもアピールするものとして名づけられた[5]。現行のロゴマークは2012年の「シルバープリンセス」就航に合わせ同船の内装に関わった笠井統太がデザインを担当した[6]

1979年から2006年(平成18年)までは東日本フェリーと共同運航していたが、同年11月末をもって同社が撤退したさいに共同の持船であった「フェリーはちのへ」の譲渡を受けたほか、就航していた「べにりあ」「べが」を同社(所有会社の詳細は、#船舶の節を参照)から借り受け、2023年現在は自社船である「シルバープリンセス」「シルバーティアラ」と裸傭船「シルバーエイト」傭船「シルバーブリーズ」の4隻体制となっている。
沿革

1968年 - 川崎近海汽船が八戸-苫小牧フェリー航路計画の検討を開始
[7]

1969年 - 楢崎産業の八戸-苫小牧貨物航路フェリー転換計画と一本化し、川近・楢崎の協業で正式合意[7]。その後具体案として川近が主体となり楢崎が資本参加・企画担当者派遣を行う形とした[7]

1970年

8月 北日本カーフェリー(仮称)設立準備室立ち上げ[7]

9月 川崎汽船系の川崎近海汽船・北海運輸、楢崎産業と傘下の楢崎造船・楢崎石油商事の共同出資で北日本カーフェリーとして八戸苫小牧航路計画を北海道・東北両海運局に申請[8]


1971年 川崎汽船・川崎近海汽船を核に楢崎産業などの出資によりシルバーフェリー株式会社設立[9]

1972年

7月10日 シルバーフェリー・東日本フェリーの間で両社1隻ずつの運航と八戸港の施設共同使用による共同運航体制を合意[10]

9月18日 八戸 - 苫小牧航路開設免許交付[11]


1973年4月25日 「シルバークイーン」で八戸 - 苫小牧航路に就航[5]。就航当初のファンネルは赤地に白で、三日月型を二つ連ねシルバーフェリーの頭文字の「S」の形とし白いカモメが羽ばたく様子を模したデザインとした。

1979年11月 東日本フェリーとの共有船「フェリーはちのへ」就航、1日2便体制に増便[5]

1982年9月 「シルバークイーン2」就航。初代シルバークイーン退役[5]

1986年6月 石川島播磨重工業磯子工場にて「シルバークイーン2」の船体延長工事を実施。

1988年6月 函館どつくにて「シルバークイーン2」大浴場増設工事を実施。

1989年7月 二代目「フェリーはちのへ」就航。初代フェリーはちのへ退役[5]

1992年4月1日 シルバーフェリー、川崎近海汽船と合併[2][5]。ファンネルマークは変更なしで、社旗は川崎近海汽船グループの物を使用。

1998年3月 三代目「シルバークイーン」就航。八戸→苫小牧の航海時間を2時間短縮し7時間となる[5]。本船よりファンネルマークが川崎近海汽船グループの赤地にKのデザインとなる。

2001年

9月 苫小牧→八戸の航海時間を2時間短縮し7時間となる[5]

11月 「シルバークイーン」初代以来通算10000航海達成[5]


2006年12月1日 東日本フェリー苫小牧 - 八戸航路撤退に伴い同社の「べにりあ」「べが」を借り受けて就航。1日4往復体制となる。

2011年

3月11日 - 東日本大震災による八戸港被災のため、八戸 - 苫小牧航路を休止。

3月22日 - 7月10日 八戸港被災に伴う代替として、苫小牧港 - 青森港堤埠頭間で臨時便を運航[12][13]


2012年

4月8日 「シルバープリンセス」就航。本船より船名ロゴに初代ファンネルに用いられた「S」マークがリニューアルのうえ再使用される。

4月26日 二代目「フェリーはちのへ」退役。


2013年6月30日 「シルバーエイト」就航。「べが」退役。

2017年4月1日 八戸港フェリーターミナル第2バース完成、2隻同時接岸を開始[14]


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