川崎チネチッタ
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チネチッタ
CINECITTA'
2015年12月撮影
地図
情報
正式名称チネチッタ
完成1987年
開館1987年7月25日
収容人員(12館合計)2,964人
設備ドルビーデジタル(7.1ch)、DTSTHXシアター
用途映画上映
運営株式会社チネチッタ
所在地210-0023
神奈川県川崎市川崎区小川町4-1
ラ チッタデッラ
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度31分41秒 東経139度41分52.7秒 / 北緯35.52806度 東経139.697972度 / 35.52806; 139.697972 (チネチッタ)座標: 北緯35度31分41秒 東経139度41分52.7秒 / 北緯35.52806度 東経139.697972度 / 35.52806; 139.697972 (チネチッタ)
最寄駅JR京急川崎駅
最寄バス停川崎駅#バス路線参照
外部リンク ⇒http://cinecitta.co.jp/
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ハロウィン用装飾、ライトアップ

チネチッタ(CINECITTA')は、神奈川県川崎市川崎区小川町にあるシネマコンプレックス、および同館を運営する株式会社チネチッタのことである。イタリアの首都・ローマにある同名の映画撮影所から命名。イタリア語の原義は映画都市。
概要

チネチッタを運営する株式会社チネチッタの親会社である株式会社チッタエンタテイメントの歴史は長く、1922年(大正11年)に東京日暮里で創業している[1]。創業当時の社名は美須興行、創業者は美須?(チッタエンタテイメントの代表取締役美須孝子の祖父にあたる)。のちにカワサキ・ミスと改称[2]。チネチッタは1936年頃に川崎映画街の最初の映画館として『川崎銀星座』を開業した[1]。その後、1939年までの間に川崎に同系列の映画館が6館開業し映画館街を形成した。第二次世界大戦中に空襲によりほぼ全ての映画館を焼失したが、戦後は川崎銀星座を手始めに映画館街を再建するとともに同一地区内にボウリング場なども建設し[1]、かつて松竹蒲田撮影所があった蒲田に同一資本が開設した映画館街とともに、それぞれミスタウン(美須の町)と呼ばれていた[注 1]

1987年に、これまで別個の建物だった複数の映画館を1つに収容したビルを建設。同年7月25日にチネチッタと改称して再オープン[3]。現在のシネマコンプレックスに近いものとなった[4]。チネチッタが開館した直後からそう呼ばれていたわけではないが、株式会社チッタエンタテイメントの公式サイトでは「日本初のシネマコンプレックス」としている[1][注 2]イタリアサン・ジミニャーノにあるヒルタウン

その後、関東地方では同様の施設が増加したため、対抗するためにボウリング場、旧クラブチッタ等を閉鎖し改築を開始。2002年11月にチネグランデを除き施設の改築を完了し、ラ チッタデッラ (LA CITTADELLA:イタリア語で砦) と改称して新装オープンした。翌年9月に、元の映画館が収容されていた建物は物販、サービス店舗が入居する建物への転用工事が完了する。

2019年現在のラ チッタデッラは、12スクリーンの映画館チネチッタと各種店舗を擁するマッジョーレ (MAGGIORE) 、店舗のみが入居するビバーチェ (VIVACE) 、ライブホールのクラブチッタ (CLUB CITTA') 、フットサルコートのアレーナチッタ(Arena CITTA’)などで構成されている。

なお、川崎には他のシネマコンプレックスが進出しており、2003年9月12日川崎DICEの開業と同時にTOHOシネマズ川崎(9スクリーン、全1,902席)が、2006年9月28日にはラゾーナ川崎プラザの開業と同時に109シネマズ川崎(10スクリーン、全1,957席)がオープンした。それにも関わらず、チネチッタは年間動員数、興業収入で、2003年2004年2005年2006年の4年連続全国第1位となった[4]。また2002年11月の新装開店から2011年1月のチネグランデ閉鎖までの間、総座席数が国内最多(13スクリーン、全3,808席)であり、映画館ビルとしても有楽町マリオン(7スクリーン、全4,534席)に次ぐ第2位だった。

全国1位の興行収入を記録する映画館であるために東京・大阪の映画館以外では珍しく舞台挨拶などのチネチッタ独自のイベントが催されることが多い。
上映スタイル
LIVEZOUND

クラブチッタ監修の元、CINE8に導入された音響システム。独d&b audiotechnik社製ラインアレイスピーカー、サブウーファーを導入し、音響効果の向上を図る。

2016年9月17日より稼働開始。こけら落としとなった作品は、「君の名は。」及び「シン・ゴジラ」。

2017年1月14日にサラウンドスピーカーをd&b audiotechnik社製のものに一新。それ以前はJBL製のものを使用していた。

2017年1月25日に「3つのタクティクス」を発表。音楽の調和を重視する「ハーモニクス」、迫力を重視する「ハードコア」、調和と迫力を両立する「ハイブリッド」の3種類に分類することになった。

2017年5月16日より、7.1ch上映が可能となった。
LIVEサウンド

常設舞台にサブウーファーを増設することで、ライブハウスのような迫力を目指したもの。LIVEZOUNDと同じく、クラブチッタが監修を行っている。

2016年9月6日までは、CINE8で実施していたが、LIVEZOUND導入のため終了した。

2016年10月7日より、CINE12にて実施している。
スクリーン
マッジョーレ (MAGGIORE) 内のスクリーン

マッジョーレ (MAGGIORE) 内には12のスクリーンがあり、チネ1?チネ7は2階、チネ8?チネ12は4階から入場する。チケット窓口と自動発券機は1階にあり、ロビー・フロント・売店は2階にある。

2017年5月16日より、全スクリーンがデジタル5.1chからデジタル7.1chにアップグレードされた。

各スクリーンの規模及び設備等の詳細は次のとおり。

スクリーン詳細[5]番号定員数画面サイズ(m)映写/音響設備備考
チネ1 (CINE1)1077.7m×4.1mデジタル7.1CH
チネ2 (CINE2)1298m×4.3mデジタル7.1CH
チネ3 (CINE3)1389.1m×3.8mデジタル7.1CH
チネ4 (CINE4)29010.4m×4.3mデジタル7.1CH
チネ5 (CINE5)28411.6m×4.9mデジタル7.1CH
チネ6 (CINE6)24410.8m×4.5mデジタル7.1CH3D上映対応
チネ7 (CINE7)24410.8m×4.5mデジタル7.1CH3D上映対応
チネ8 (CINE8)53215.4m×6.3mRGB 4K レーザープロジェクター
デジタル7.1CH( ⇒LIVEZOUND)常設舞台あり
過去にはTHX認定シアターであった
チネ9 (CINE9)1549.4m×5.1mデジタル7.1CH
チネ10 (CINE10)19110.9m×4.5mデジタル7.1CH
チネ11 (CINE11)40716.3m×6.6mデジタル7.1CH
チネ12 (CINE12)48815.7m×6.5mRGB 4K レーザープロジェクター
デジタル7.1CH( ⇒LIVEサウンド)常設舞台あり

別館のスクリーン

マッジョーレとは別の建物に存在したスクリーン。
チネグランデ (CINE GRANDE)詳細は「チネグランデ」を参照

2011年1月10日を以って閉鎖された。入口にあったチケット売場ではチネグランデで上映される映画のチケットのみ購入でき、映画の日、年末年始、夏休みなど繁忙期のみ使用された。2003年頃には25階建のマンションへ建て替える計画があったが[2]、実現していない。2011年4月には解体され、現在はフットサルのコート及びクラブハウス、隣接するカフェとなっている。

定員数:844席


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