川岸駅
駅舎(2023年12月)
かわぎし
Kawagishi
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所在地長野県岡谷市川岸東[1].mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度1分58.79秒 東経138度1分19.55秒 / 北緯36.0329972度 東経138.0220972度 / 36.0329972; 138.0220972
川岸駅(かわぎしえき)は、長野県岡谷市川岸東にある東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である[1]。
辰野駅を終点とする、東海旅客鉄道(JR東海)管轄の飯田線も乗り入れており、列車の大半が同線からの乗入列車である。 島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。跨線橋やホーム上屋等の柱部分には、古レールが利用されている。建替え前は開業当初からの木造駅舎で、待合室部分をそのまま使用していた。 岡谷駅管理の無人駅である。乗車駅証明書発行機が設置されている。 番線路線方向行先 ホーム上屋根、待合室改修工事完了後に番線表示が設置された。 いずれも1日平均乗車人数である。 駅舎は天竜川左岸(東岸)にある。谷の底に位置し東側には南アルプスの山地が川に迫っており左岸側は平地は少ない。駅前を長野県道14号下諏訪辰野線が線路に並行して通過しており、一段高い所を中央自動車道が通過している。駅前の民家や商店は鉄道や県道に沿うように細長く並んでいる。かつての川岸村役場跡地など川岸の中心となる川岸集落は駅から見て川の右岸側にあり北西に約1q離れている。現在の岡谷市役所川岸支所は村役場のあった位置より若干近くなった。また、駅北東で天竜川左岸側の鮎沢集落、南東の駒沢集落、さらに南の駒沢新田(荻山新田)集落、対岸の夏明集落なども駅の徒歩圏になる。右岸左岸共に宅地や商店で無い所の内となっており低地が水田、少し高い所や斜面は畑になっているところが多い。 川が近いこともあり駅周辺は度々浸水被害が出ている。土砂災害は比較的少ない地区であったとされるが、2006年(平成18年)7月の豪雨では駒沢集落裏手の沢他、市内各地で土石流が発生し、駒沢のものは集落を超えて中央本線の線路まで土砂が流出した[14][15]。この災害を受けて何基かの砂防ダムが建設されたほかハザードマップが見直され駅東側を中心に沢の出口などが、土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(土砂災害防止法)第6条に基づく土砂災害警戒区域に指定され、一部はさらに厳しい特別警戒区域(同法第8条)に加えられた。2021年(令和3年)8月には駅のすぐ東側の沢で土石流が発生し高速道路下の歩行者通路を超えて、斜面下部の際にあった住宅の2階から土砂が流入、住民に死傷者が出た他県道や駅前に土砂が溢れた。 駅南東側の中央自動車道上に川岸バスストップがあり、高速路線バスを利用可能である[1]。停車路線は中央高速バスのバスタ新宿 - 飯田線、バスタ新宿 - 駒ヶ根線の一部便とみすずハイウェイバスの長野 - 飯田線の3系統。また、駅前停留所から岡谷市民バス(愛称:シルキーバス)と言う路線バスが運転されており、行先と経由地の違いから川岸線と川岸橋原線の2系統がある。
歴史
1923年(大正12年)10月28日:鉄道省中央本線の駅として新設[1]。旅客・貨物取扱開始[2]。
1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道に移管[3]。
1963年(昭和38年)2月21日:貨物取扱廃止[2]。
1984年(昭和59年)3月21日:駅員無配置となり[4]、同時に簡易委託化される。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[5]。
2005年(平成17年)10月3日:簡易型自動券売機設置。
2014年(平成26年)4月1日:東京近郊区間に編入される[6]。
2019年(令和元年)9月12日:自動券売機撤去、乗車駅証明書発行機設置。
2021年(令和3年)8月15日:令和3年8月豪雨により、駅前で民家を巻き込む土石流が発生[7]。駅構内にも水や土砂が流れ込み終日運休となった[8]。
2023年(令和5年)10月29日:新駅舎使用開始[9][10]。
駅構造
のりば
1■中央本線下り辰野方面[11]
2上り岡谷方面[11]
建替え前の駅舎(2021年7月)
建替え前の待合室(2021年7月)
ホーム(2021年7月)
利用状況
2007年度 - 106人[1]
2009年度 - 89人[1]
2010年度 - 97人[12]
2011年度 - 91人[13]
駅周辺
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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