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青い線が嶺東線
基本情報
起点栄州駅
終点青良信号所
駅数37
(信号場・信号所・仮乗降場含む)
運営者韓国鉄道公社
路線諸元
路線距離188.9 km
軌間1,435 mm
線路数単線
電化方式交流25kV, 60Hz
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嶺東線
各種表記
ハングル:???
漢字:嶺東線
発音:ヨンドンソン
日本語読み:りょうとうせん
英語表記:Yeongdong Line
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嶺東本線(ヨンドンほんせん)は、大韓民国慶尚北道栄州市にある栄州駅と江原特別自治道江陵市にある青良信号所を結ぶ、韓国鉄道公社(KORAIL)の鉄道路線。 江原特別自治道の山岳地帯を越える栄州駅から東海駅までの区間(約149km)と、日本海に沿って走る東海駅から青良信号所までの区間(約41km)に分けられ、2020年以降は東海駅で運行系統が分割されている。韓国東部の開発を目的に、1962年までに全線が完成した。 また、この海岸線部分については本来、日本統治時代に現在朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の施政下にある元山から釜山の間を結ぶ東海線の一部として建設が進められる予定であった。しかし、両側の一部区間が東海北部線・東海南部線として建設されただけで終戦を迎え、その後の南北分断によって工事が中断されていたのを、韓国政府により一部区間の工事を再開し、開通させたものである。1974年までは江陵から少し先の鏡浦台駅まで線路が延びていた。風光明媚な区間であるため、ドラマ『砂時計』などでの撮影にも使用されている。 現在、一般列車はムグンファ号およびヌリロが運行されている。東海駅を発着する嶺東線の旅客列車の多くは東栢山駅から太白線、ついで中央線に乗り入れ、ソウル特別市にある清凉里駅をターミナル駅としている。このため、東栢山 - 栄州間の本数は僅少であるが、栄州駅から中央線に乗り入れ、大邱線経由で東大邱駅発着となる列車も毎日運転されている。その他、中央線・東海線経由釜田行き、栄州駅から慶北線・京釜線経由釜山行き(週末のみ)も設定され、慶北線経由での東大邱 - 汾川間区間列車(週末のみ)も設定されている。 他に特定日には観光列車「V-train」「O-train」「海列車」も運行されている。 2005年に全区間の電化が完成し、東海駅で機関車を付け替えることなく直通できるようになった。 将来的には、ロシア連邦などが推し進めているシベリア鉄道と接続して韓国・日本からの貨物輸送ルートを形成する「シベリア・ランドブリッジ」の計画に基づき、東海線を全通させる事が南北会議で合意されている。そのため、江陵駅から北朝鮮統治下にある金剛山青年駅までの区間を結ぶ東海北部線の敷設・復旧工事と、東海駅から南下して浦項駅までを結ぶ路線の敷設が行われることになる。 2017年12月22日開業の京江線(KTX江陵線)工事に伴い、2014年9月15日より江陵駅の営業が休止され(この間に駅の移設も実施)、2018年7月17日まで旅客列車は正東津駅、貨物列車は安仁駅までの運行となっていた。
概要