島谷 ひとみ
2015年撮影
基本情報
出生名島谷 瞳
別名Blue-Eye-Land
生誕 (1980-09-04) 1980年9月4日(43歳)
出身地 広島県呉市
(旧安芸郡音戸町)
学歴清水ヶ丘高等学校卒業
ジャンルJ-POP、演歌(初期)
職業歌手、モデル、女優、声優、タレント
担当楽器ボーカル
活動期間1999年 -
レーベルavex trax(1999年 - 2021年)
AI.R LAND RECORD (Daiki Sound)(2021年 - )
事務所バーニングプロダクション→Grick→個人事務所/FORM JAPAN(業務提携)
公式サイトHITOMI SHIMATANI
島谷 ひとみ(しまたに ひとみ、1980年〈昭和55年〉9月4日[1] - )は、日本の女性歌手。
アッパーチューン、バラード、異国情緒を醸し出すナンバーのほか、ポップス、ロック、ラテン、R&B、ジャズ、ハウス、ボサノヴァ、レゲエ、演歌など幅広いジャンルを歌いこなし、透明感のある歌声と高い歌唱力に定評がある[2]。
広島県出身。1999年に18歳で演歌歌手としてデビューし、翌年にポップスへ転向したのち「パピヨン?papillon?」「シャンティ」などいずれも一癖あるポップナンバーをヒットさせた[3]。そして2002年の「亜麻色の髪の乙女」は当時のカバー曲ブームを代表する大ヒットとなった[4]。その後も「いつの日にか…」「元気を出して」「Perseus-ペルセウス-」「ANGELUS -アンジェラス-」「Garnet Moon」などヒットを重ねる一方、2005年のコンセプトアルバム『crossover』以降はクラシックなどの異ジャンルを融合させた新しいポップスの表現を模索する“クロスオーバー”というテーマにも取り組んでいる[2]。また、カバー曲も多く発表している。歌手以外に、CMモデル、女優、ミュージカル女優などとしても活動している。
ロングヘアーがトレードマークで、2006年には ORICON STYLE の「髪の毛がキレイな女性タレントランキング」にランクインした[5]。血液型O型[1]、身長161cm[6]、(書字と箸以外は)左利き[7]。未婚。
所属レーベルは自主制作のAI.R LAND RECORD。所属事務所はバーニングプロダクション、Grickを経て2020年より個人事務所所属(FORM JAPANと業務提携)。
略歴
瀬戸内海の倉橋島(広島県呉市、旧安芸郡音戸町)出身。実家は牡蠣養殖業を営んでいる[8]。幼少時から歌手になることが夢だったという[3]。中学時代は軟式テニス部に所属し、地元の郡大会では優勝経験もある[9]。清水ヶ丘高等学校卒業[10]。
1997年、『第1回 THE JAPAN AUDITION』歌手部門に応募総数約20万人の中から合格。以後、高校卒業までの間は、週末に東京でのレッスンを受けるため、広島と東京を往復する生活を送っていた。1999年、関西テレビ(KTV)の『紳助の人間マンダラ』の企画において、島田紳助プロデュース、紳助・高原兄(元アラジン)楽曲提供の演歌「大阪の女」でavex traxからデビュー。同曲はオリコンの演歌チャートで初登場1位を記録した。同チャートでのデビュー曲初登場1位は城之内早苗、中澤裕子に続き3人目であるが、これら2人はそれ以前にアイドルグループでデビューしており、純粋な新人としては史上初である。また、讀賣テレビ放送(ytv)の全日本有線放送大賞では新人賞を獲得した。
2000年9月に発売された「解放区」からポップスに転向。
2001年2月に「パピヨン ?papillon?」をリリース。週間オリコンチャートの最高順位は14位ながら、50位内に20週以上ランクインするロングセラーとなった。
2002年1月にTBSのドラマ『プリティガール』の主題歌「シャンティ」を発売し、週間オリコンチャート初登場7位を記録。自身初のオリコン・トップ10入りの作品となった。同年、花王エッセンシャルダメージケアシャンプーのCMソングとして、ヴィレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」をカバー、島谷自らがモデルとして出演したCMの反響は大きく、同曲はオリコンのカラオケチャートで新記録となる18週連続1位、オリコン年間カラオケチャート1位、週間オリコンチャート最高位4位、年間オリコンチャート22位となり、カバーブームの先駆となった[4][11]。同年6月に発売された2ndアルバム『シャンティ』では週間オリコンチャート初登場1位を記録し、シングルアルバム通じて初の1位獲得作品となった。同年、『第53回NHK紅白歌合戦』に「亜麻色の髪の乙女」で初出場。以後、2005年の『第56回NHK紅白歌合戦』まで4年連続で出場している。
2003年にはフジテレビの『僕だけのマドンナ』で初めて月9ドラマに出演し、映画『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』で初の声優に挑戦。
2004年春、ミュージカル『スター誕生』で、仲間由紀恵、今井絵理子とともにトリプル主演を務める。
2005年2月発売のコンセプトアルバム『crossover』から、ポップスとクラシックをはじめとする異ジャンルを融合した楽曲をリリース。以後、エレキギター、エレキベース、キーボード、ドラムセットによる通常編成のライブとは別に、ピアノやバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、パーカッションといった生楽器編成の『crossover』(2008年以降は『Premium meets Premium』)という名称のライブを行っている。