島松駅
駅舎(2017年5月)
しままつ
Shimamatsu
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所在地北海道恵庭市島松仲町1丁目.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度55分18.51秒 東経141度34分24.43秒 / 北緯42.9218083度 東経141.5734528度 / 42.9218083; 141.5734528
島松駅(しままつえき)は、北海道恵庭市島松仲町1丁目1にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)千歳線の駅。かつては急行「ちとせ」「えりも」の一部が停車していた[3]。JR北海道の駅番号はH08。電報略号はママ。事務管理コードは▲131406[4]。
歴史1976年の島松駅と周囲約1km範囲。上の右が本線札幌方面。左へ180度カーブを描いているのは自衛隊専用線。単式と島式の複合ホーム2面3線と副本線、駅裏の油槽所前に3本の留置線と石油の受渡線、駅舎横の貨物ホームへ引き込み線とそこからスイッチバック状に南の倉庫群の間に側線が2本伸びる。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
当初、北海道鉄道にこの駅を設置する予定は無かったが、付近住民が土地と金銭を寄付した上で嘆願し、駅が設置された。 地名より。アイヌ語による島松川の旧名、「スマオマ??(suma-oma-p)」(石が・ある・もの〔川〕)が原義とされる[16]。旧図には「シママフ」や「シママッフ」の形で書かれており、原義から音が落ちて「シュママ??」のように呼ばれていたものと推測されている[16]。 構内東側(白石方に向かって右手)にある駅舎に面した単式ホームと1面2線の島式ホームを有する地上駅。 もともと2つの単式ホーム(1・4番線)が島式ホーム(2・3番線)を挟む配線となっていたが[10]、4番線は前述のバリアフリー対応に際して2021年(令和3年)以降ホームのない副本線となっている[14]。
年表
1926年(大正15年)8月21日:北海道鉄道(2代)札幌線の駅として開業[1]。一般駅[5]。
1943年(昭和18年)8月1日:戦時買収により北海道鉄道が国有化。鉄道省(国鉄)千歳線の駅となる[1]。
1959年(昭和34年)3月:駅舎改築[6]。
1960年(昭和35年)5月:恵庭農協島松倉庫および貯炭場へ専用線敷設[7]。
1961年(昭和36年)頃:西島松の自衛隊北海道地区補給処(現・陸上自衛隊北海道補給処)へ専用線敷設[注釈 1]。
1963年(昭和38年):駅裏に日本石油札幌油槽所が開所[8]。
1966年(昭和41年)
9月7日:双方向複線化完成[9]。
10月3日:複線化に伴い新ホーム設置[9]。
12月26日:跨線橋設置[9]。
1980年(昭和55年)5月15日:専用線発着を除く車扱貨物の取扱いを廃止[5]。
1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取り扱いを廃止[5]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR北海道・JR貨物の駅となる[1]。
1994年(平成6年)7月:新千歳空港駅の開業に合わせた改良により、4番線を新設[10]。
1997年(平成9年)3月22日:貨物列車の運行が終了[5]。
1998年(平成10年)12月14日:自動改札機を設置し、供用開始[11]。
2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始[1]。
2014年(平成26年):恵庭市により東西自由通路を備えたバリアフリー対応の新駅舎への移行・複合施設の整備を計画。翌2015年(平成27年)度に実施設計を行い、2017年(平成29年)度着工・2020年(令和2年)度供用開始を目指していた[新聞 1]。
2015年(平成27年)10月:新駅舎整備について、恵庭市の財政負担が大きくなったため白紙撤回。以後はバリアフリー化のみが実施される方向となる[新聞 2][12]。
2019年(平成31年)2月:話せる券売機を設置[13]。
2021年(令和3年)6月18日:この日をもって4番線ホームが廃止[14]。
同年1月に、バリアフリー対応工事費用を圧縮するため、4番線ホームを廃止して新設するエレベーターの台数を削減(3→2基)とする計画変更が行われたため[12]。
2023年(令和5年)1月7日:改札内エレベーターが使用開始[15]。
駅名の由来
駅構造