島本町
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しまもとちょう 
島本町
サントリー山崎蒸溜所


島本町旗島本町章

日本
地方近畿地方
都道府県大阪府
三島郡
市町村コード27301-5
法人番号8000020273015
面積16.81km2

総人口30,738人 [編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度1,829人/km2
隣接自治体高槻市枚方市
京都府京都市長岡京市八幡市乙訓郡大山崎町
町の木くすのき
町の花やまぶき
その他のシンボル町章:歴史の項を参照
島本町役場
町長[編集]山田紘平
所在地

618-8570
大阪府三島郡島本町桜井二丁目1番1号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度53分02秒 東経135度39分47秒 / 北緯34.88383度 東経135.66297度 / 34.88383; 135.66297座標: 北緯34度53分02秒 東経135度39分47秒 / 北緯34.88383度 東経135.66297度 / 34.88383; 135.66297
町庁舎位置
外部リンク公式ウェブサイト

■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町・村

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町役場付近から天王山を望む

島本町(しまもとちょう)は、大阪府北摂三島地域に位置し、三島郡に属する

京都府乙訓郡大山崎町との府境に位置する。天王山男山に挟まれる山崎地峡に淀川が流れ、京都盆地から大阪平野へ抜ける交通の要衝として古くから栄えた。明治後期に行われた淀川改修工事以降は、対岸の京都府八幡市とともに桂川・宇治川(淀川本流)・木津川の三川合流の地になっている。最近では、大阪市京都市ベッドタウンとして住宅地開発も進んでいる。

2021年、住み続けたい街(自治体)1位、街の幸福度(自治体)3位、街に誇りがある4位、街に愛着がある2位、街の幸福度(駅)10位、それぞれランキングを獲得した。[1]また、街のすみごこちランキング2021自治体ランキング<全国版>において90位(2020年は195位)を獲得した。[2][3]
地理

淀川の支流、水無瀬川の流域の大部分を占めている。町域は北西から南東方向に長く、北西に行くほど標高を増す。町全体の7割近くが山岳・丘陵地である。南東の淀川沿いに小さく開けた低地に市街地が拓けているが、この付近には第一国土軸を結ぶ主たる交通である東海道新幹線東海道本線および名神高速道路のほか、阪急京都本線および国道171号線といった主要交通が通り抜けている。桂川、宇治川、木津川の3河川が合流する地点があり、それぞれの河川の水温が違うため冬には霧が多く発生する。

海抜は釈迦岳が最高であり631.4m、最低は高浜の8.5mである。
隣接している自治体(行政区)

府境を挟んで隣り合う京都府大山崎町との関係が深く、市外局番や集配郵便局も同じである。一時は越境合併も検討されたが、合併特例法期限内の合併は見送られた。

大阪府

高槻市

枚方市

京都府

京都市西京区

長岡京市

八幡市

乙訓郡大山崎町

歴史

島本町は天王山男山に挟まれており、摂津国山城国を結ぶ道の中で唯一山越えをしなくてすむ交通の要所である。古くから朝廷と大宰府を結ぶ山陽道が通っており、その環境下で繁栄してきた。

水無瀬川と淀川が合流する付近(現在の広瀬地区、東大寺地区)は水無瀬とよばれ、古くは東大寺荘園であった。景色の美しさとたなびく霞で知られ、「万葉集」の時代から歌枕とされた。後鳥羽上皇はこの地をことのほか愛し、水無瀬離宮を造営した。上皇が亡くなった後、離宮跡は上皇の御影堂である水無瀬宮(現在の水無瀬神宮)となった。その他、小倉百人一首のうち50句を合わせ言葉の順番に並べると、水無瀬の絵図が完成する。これは藤原定家が絵図に一致する歌を集めたためといわれている。また、新古今和歌集巻一春上の「見渡せば山もとかすむ水無瀬川 夕べは秋となに思ひけむ」は後鳥羽上皇がこの地を詠んだものである。

また、桜井地区湊川の戦いに出陣する楠木正成が嫡子楠木正行と別れた「桜井の別れ」の地として太平記に登場する。現在の島本町章は、「嶋本」の文字を楠木氏の家紋である菊水に似るよう変形させたものである。

その他、豊臣秀吉(羽柴秀吉)と明智光秀が戦った山崎の戦いの古戦場としても知られる。

1889年明治22年)4月1日 町村制施行により、島上郡桜井村、高浜村、広瀬村、東大寺村、山崎村、尺代村、大沢村が合併して、島上郡島本村となる。

1896年(明治29年)4月1日 三島郡が成立。

1940年昭和15年)4月1日 町制を施行し、三島郡島本町となり、現在に至る。

1973年(昭和48年)1月4日 町役場庁舎を広瀬1-5-6から、島本町住民センター内[4](桜井2丁目1番1号)に移転し[5]、同日より執務開始[6]

著名な出身者

山田紘平 - 島本町長

伊丹英子 - ミュージシャン。メスカリン・ドライヴソウル・フラワー・ユニオン

滝野莉子 - フィギュアスケート選手

羽田健人 - プロサッカー選手

行政
特別職

町長:
山田紘平2017年4月21日就任、2期目)

副町長:高岸信之(2023年4月1日設置、大阪府商工労働部中小企業支援室課長補佐・市町村局参事など)

藏垣武博(2021年7月15日設置、2023年3月31日退任し大阪府へ帰任。元大阪府総務部市町村課参事(スマートシティ戦略部デジタル行政推進課課長補佐))


教育長:中村りか

機構[7]


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