岸里
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岸里
町丁
西成区役所(岸里1丁目)
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.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度38分2.98秒 東経135度29分42.43秒 / 北緯34.6341611度 東経135.4951194度 / 34.6341611; 135.4951194
日本
都道府県 大阪府
市町村 大阪市
西成区
面積[1]
 ? 合計0.210239381 km2
人口(2019年(令和元年)9月30日現在)[2]
 ? 合計3,255人
 ? 密度15,000人/km2
等時帯UTC+9 (日本標準時)
郵便番号557-0041[3]
市外局番06(大阪MA[4]
ナンバープレートなにわ

岸里東
町丁
北緯34度37分54.91秒 東経135度29分51.1秒 / 北緯34.6319194度 東経135.497528度 / 34.6319194; 135.497528
日本
都道府県 大阪府
市町村 大阪市
西成区
面積[1]
 ? 合計0.184226848 km2
人口(2019年(令和元年)9月30日現在)[2]
 ? 合計3,731人
 ? 密度20,000人/km2
等時帯UTC+9 (日本標準時)
郵便番号557-0042[5]
市外局番06(大阪MA[4]
大阪フィルハーモニー会館(岸里1丁目)西成区民センター・西成図書館(岸里1丁目)天下茶屋駅(岸里1丁目)西成郵便局(岸里2丁目)史跡天下茶屋跡(岸里東2丁目)

岸里(きしのさと)は、大阪市西成区の地名および地域名である。「岸の里」「岸ノ里」と表記されることもある。
概要

町名としては、西成区岸里1丁目-3丁目、および西成区岸里東1丁目-2丁目がある。岸里は、北端を天下茶屋駅・南端を岸里玉出駅とした、南海本線の線路と国道26号に挟まれた地域となっている。岸里東は、松虫通の南側、南海本線および南海高野線の線路、阪堺電気軌道阪堺線の線路に囲まれた地域となっている。

また広い意味では、西成区潮路・千本北・千本中・千本南辺りの周辺地域も岸里に含まれる。西成区の地域区分としては、岸里連合振興町会の管轄区域(おおむね大阪市立岸里小学校の通学区域と一致)をもって岸里地域としている。なお西側に隣接する千本地域にも、岸里の名称を冠した施設等が見られる。地域の南側は玉出となる。

広域地名としてとらえた場合、近隣にある天下茶屋との境界は曖昧となり、地域の大半は広義の天下茶屋の一部とも認識されることがある。なお現在の岸里東の一部は、1973年の住居表示実施前は天下茶屋の町名であり、天下茶屋の地名の由来となった茶屋も現在の岸里東2丁目にあった。また、南海・地下鉄天下茶屋駅の所在地も岸里1丁目である。

地域は住宅地となっている。Osaka Metro四つ橋線岸里駅周辺には、西成区役所をはじめ西成区の主要な公共施設が集中している。現在の岸里1丁目にはかつて南海電鉄天下茶屋車庫があり、跡地には2000年代以降スーパーマーケットマンションなどが建設されている。

鉄道の便としては、南海本線高野線天下茶屋駅・岸里玉出駅、大阪市高速電気軌道四つ橋線岸里駅、同堺筋線天下茶屋駅、阪堺電気軌道阪堺線聖天坂停留場天神ノ森停留場が通る。また場所によっては、南海汐見橋線西天下茶屋駅も徒歩圏内となる。

また道路は国道26号が南北に通り、松虫通が東西に通る。また潮路2丁目の西端をなにわ筋が通り、岸里交差点西側約150m地点(潮路2丁目付近)で松虫通と合流している。
歴史

地名の由来については、古代新羅渡来系氏族の難波吉士(なにわのきし)が居住していたことで「吉士」が同音の「岸」に転じたという説がある。また、かつては大阪湾に面した海辺の環境だったことから「海辺(岸)にある集落(里)」として「岸の里」の地名ができたという説もある。

中世以降現在の岸里東2丁目付近が、紀州街道沿いに開けた集落となった。その集落は勝間新家、のち天下茶屋と呼ばれ、現在の岸里東2丁目にあった茶屋が現在の史跡天下茶屋跡に当たる。現在の岸里に当たる地域の大半は農村地帯となり、木津粉浜を結ぶ勝間街道が紀州街道のバイパス的な役割として設置されていた。

明治時代には町村制に基づく西成郡今宮村(のち今宮町)および勝間村(のち玉出町)、東成郡天王寺村が成立した。大阪市街地の発展に伴って大正時代には住宅地となった。1913年7月25日には南海鉄道(現:南海本線)の岸ノ里駅(1993年岸里玉出駅に統合)が設置されている。

当時の勝間村には玉出尋常高等小学校(現:大阪市立玉出小学校)があったが、児童数の急増に伴い1913年に玉出第二尋常小学校(現:大阪市立岸里小学校)が開校した。

今宮町・玉出町・天王寺村は1925年に大阪市に編入された。今宮町と玉出町ほか計4町村で西成区が成立し、天王寺村ほか計12町村で住吉区が成立した。その後1943年に、現在の岸里東に当たる地域の一部が住吉区から西成区に編入された。

町名は西皿池町・東皿池町・千本通・田端通・南海通・松原通・天下茶屋(現在の天下茶屋とは別)・有楽町などの地名に分かれていたが、1973年に住居表示を実施して現在の町名に整理された。この時に岸里・岸里東の町名も初めて正式に設定されている。
年表

1885年12月29日 - 阪堺鉄道(現:
南海本線)が開通。天下茶屋駅が開業。

1889年 - 町村制に基づく西成郡今宮村勝間村木津村・川南村および東成郡天王寺村が発足。


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