岩瀬晶子
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いわせ あきこ
岩瀬 顕子
出生地
日本 栃木県宇都宮市
国籍 日本
職業俳優劇作家脚本家プロデューサー
活動内容舞台映画ドラマCM
著名な家族祖父:藤田圭雄児童文学者
所属劇団日穏-bion-
公式サイト ⇒日穏-bion-
主な作品
映画
MINAMATA-ミナマタ-
アースクエイクバード
『二宮金次郎』
『燦々?さんさんー』
ドラマ
警視庁捜査一課9係
遺留捜査
舞台
『日穏-bion-』全作品
『青のはてー銀河鉄道前奏曲ー』(てがみ座
『河童』(Dull-Colored Pop)

 受賞
神奈川かもめ短編演劇祭「俳優賞」「戯曲賞」

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岩瀬 顕子(旧芸名:岩瀬 晶子)(いわせ あきこ)は日本の俳優・劇作家・脚本家・プロデューサー。

栃木県宇都宮市出身。とちぎ未来大使。米国ウィリアム・アンド・メアリー大学卒業。
来歴・人物

栃木県立宇都宮女子高等学校在学中に、英語弁論大会栃木県代表として全国大会に出場。カリフォルニア州の高校へ一年間留学し、高校卒業後に再び渡米。

アメリカの名門大学として知られるバージニア州ウィリアム・アンド・メアリー大学(w:The College of William and Mary)で国際関係学部を専攻。在学中は、メキシコ児童養護施設でのボランティアの他、ヨーロッパやアメリカを数か月かけてバックパッカーとして一人旅をする。アジアアフリカへの旅も含め、これまでに45か国を訪れている。メキシコでボランティアをしていた際の現地の劇団との出会いがきっかけで、大学卒業後は舞台俳優を志すようになり、劇団青年座研究所実習科卒業[1]

様々な舞台に出演しているうちに脚本執筆を頼まれるようになり、奈良橋陽子氏率いるユナイテッド・パフォーマーズ・スタジオ(UPSアカデミー)の卒業公演や、奈良橋氏が演出を手掛けた舞台などの脚本を執筆。

2008年には自ら企画・脚本を手掛ける『日穏-bion-』(びおん)を立ち上げ、以来毎年プロデュース公演を行っている[1]。日穏-bion-の作品は、社会的なテーマを盛り込みながらも、分かりやすく、笑えて泣けて観終わった後に心がじんわり温かくなる作品が特徴。出演者はその都度集めて公演を行っている[2]

2017年に短編演劇コンテスト「劇王東京III」で優勝し、全国大会となる「神奈川かもめ短編演劇祭」で岩瀬が「俳優賞」と「戯曲賞」をダブル受賞[3]

2017年に『警視庁捜査一課9係 Season12』(テレビ朝日)、翌年には『特捜9』(テレビ朝日)の脚本を担当。

2019年には、木村多江古谷一行主演の『ドラマ×マンガ お父さんと私の”シベリア抑留”?「凍りの掌」』(BSプレミアム)のドラマパートを共同執筆。

2020年度の劇団青年座公演「シェアの法則」(2021年1月上演)を執筆。

役者としては数々の舞台に出演する傍らハリウッド映画にも出演しており、2016年に公開されたジェイソン・ザダ監督の『-JUKAI-樹海』(原題:The Forest)に続き、2019年公開のリドリー・スコット製作総指揮、ワッシュ・ウェストモアランド監督のNetflix映画『アースクエイクバード』(原題:Earthquake Bird)に出演し、アカデミー賞女優アリシア・ヴィキャンデル扮するルーシーの友人・Kato役を演じている[4]

2021年公開のジョニー・デップ主演映画『MINAMATA-ミナマタ-』(アンドリュー・レヴィタス監督)にはMasako Matsumura役で出演[5]。2020年ベルリン国際映画祭のプレミア上映で、ジョニー・デップや真田広之と並んでレッドカーペットを歩く[6]

2021年1月、脚本を執筆した45分尺の中編映画『月の海』(萩生田宏治監督)の製作・主演。

幼少期からバレエを習っていたためダンスが得意で、大学時代はミュージカルにも出演。アメリカ滞在中に日本の文化に興味を持ち、帰国してすぐに日本舞踊を習い始め現在に至る。着付けも得意。

母方の祖父は、児童文学者で後の日本児童文学者協会名誉会長の藤田圭雄である。


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