岡義達
[Wikipedia|▼Menu]

岡 義達(おか よしさと、1921年5月28日 - 1999年6月2日)は、日本政治学者。専門は、政治学

東京都生まれ。旧制府立高等学校、1946年東京帝国大学法学部政治学科卒業。1951年同大学院特別研究生中退。堀豊彦に師事。一橋大学社会学部助教授(1954-1964年)、東京大学法学部教授(1964-1982年)、大東文化大学法学部教授(1982-94年)を歴任。東京大学名誉教授。

寡作ではあるが後掲の主著『政治』に典型的な、独自の文体による個性ある「政治学原論」には玄人筋を含めてファンが多いとされる。

東大名誉教授・政治学者(政治史専攻)の岡義武は実兄。教え子に大嶽秀夫田中善一郎、樋渡展洋、宮崎省吾などがいる。なお、岡を正式の「指導教官」としていたわけではなかったが、舛添要一(ヨーロッパ政治史専攻)も政治学の「恩師」として岡の名前を挙げることがある。
目次

1 著書

1.1 単著

1.2 学術論文・部分執筆

1.3 翻訳


著書
単著

『政治』(
岩波書店岩波新書], 1971年)

学術論文・部分執筆

「国際政局における
ワイマール共和国――ドイツ」『國家學會雑誌』66巻10号(1953年, 升味準之輔と共同執筆)

「権力の循環と象徴の選択」」『國家學會雑誌』66巻11・12号(1953年)

「戦後体制の政策と機構」日本政治学会編『年報政治学 戦後日本の政治過程』(岩波書店, 1953年, 辻清明と共同執筆)

福祉国家大衆政党――イギリス」日本政治学会編『年報政治学 政党・選挙・大衆――西欧デモクラシーにおける戦後段階』(岩波書店, 1956年)

「マス・デモクラシーと政治集団」岩波雄二郎編『岩波講座現代思想6 民衆と自由』(岩波書店, 1957年)

「政党と政党政治」岡義武編『現代日本の政治過程』(岩波書店, 1958年)

「国際平和と国内平和――イギリス外交政策の回路」『國家學會雑誌』77巻5・6号(1964年, 伊藤大一と共同執筆)

「政治文化の観点から見たソ連型社会主義の特質」『国際比較政治研究』1号(1992年)

翻訳

シグマンド・ノイマン『大衆国家と独裁――恒久の革命』(
みすず書房, 1960年/新装版, 1998年)

典拠管理

WorldCat Identities

ISNI: ⇒0000 0000 9842 862X

NDL: 00059120

SUDOC: 099061252

VIAF: 145838056

この項目は、学者に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますPJ:人物伝/P:教育)。


更新日時:2018年11月19日(月)23:50
取得日時:2019/01/16 12:27


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:5821 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef