岡山県選挙区
定数2人(改選数・1人)
2018年10月25日現在
選出議員
2025年改選石井正弘
選出議員
2028年改選小野田紀美
有権者数1,550,291人
一票の格差・2.467 倍(福井との比較)
(総務省
岡山県選挙区(おかやまけんせんきょく)は、日本の参議院議員通常選挙における選挙区である。定数2(改選数1)の一人区である。 1998年の第18回参議院議員通常選挙以前は定数は4人(改選数は2人)で、自民党と野党が議席を分け合う状態が続いていた。 定数2人(改選1人)に削減された2001年では、自民党が議席を獲得したが、2004年・2007年・2010年は民主党が連勝しており、特に年金問題が争点となった2007年には自民党参院幹事長の片山虎之助が民主党新人の姫井由美子に敗れるという波乱の展開も起きている。2010年は消費税増税や小沢一郎の金の問題が関心事になったが民主党が逃げ切った。中国地方の選挙区で民主党が当選したのは江田と広島選挙区の柳田稔のみであった。 その姫井は2012年12月に行われた総選挙に千葉8区から出馬した関係上、2013年7月の任期満了を待たずに自動失職したため、再選挙実施日の4月が任期満了の3ヶ月前となる都合上補欠選挙は行われず、2013年7月まで欠員1となっていた。 状況が変わったのは2013年の第23回参議院議員通常選挙で、前年の総選挙で民主党から政権を奪還した自民党は岡山県知事を4期務めた石井正弘を擁立し、民主党・社民党・みどりの風が推薦した前衆院議員の高井崇志を破って当選。これを皮切りに2016年の第24回参議院議員通常選挙でも、自民党新人で前東京都北区議会議員の小野田紀美が民進党・共産党・社民党が推薦した新人を破って当選したこと[1]で、自民党は県内の衆参選挙区の議席をすべて独占しており[2]、2019年・2022年も野党候補に連勝している[3][4][5][6]。 なお、2013年の参院選を巡る一票の格差訴訟では、広島高裁岡山支部が岡山県選挙区への定数配分は違憲であり、同選挙区の選挙無効の判決を2013年11月28日に出しており[7]、参議院選挙での選挙無効判決は全国では初めてであった。 岡山県全域。 2(改選1) 選挙回奇数回偶数回備考
概要
地域
定数
選出議員
#1#2#1#2
第1回(1947年)島村軍次
(無所属)黒田英雄
(日本自由党)太田敏兄
(日本社会党)板野勝次
(日本共産党)
第2回(1950年)江田三郎
(日本社会党)加藤武徳
(自由党)
第3回(1953年)秋山長造
(左派社会党)島村軍次
(緑風会)
第4回(1956年)江田三郎
(日本社会党)近藤鶴代
(自由民主党)
第5回(1959年)秋山長造
(日本社会党)加藤武徳
(自由民主党)
第6回(1962年)矢山有作
(日本社会党)近藤鶴代
(自由民主党)
第5補(1964年)秋山長造
(日本社会党)木村睦男
(無所属)秋山と加藤の辞職に伴う補選。
第7回(1965年)秋山長造
(日本社会党)木村睦男
(自由民主党)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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