岐阜放送ラジオ
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岐阜放送ラジオ
Gifu Broadcasting System, Inc.
種別AMラジオ放送
放送対象地域岐阜県
系列独立
略称GBS
愛称ぎふチャン、ぎふチャンラジオ
コールサインJOZF
開局日1962年12月24日
本社500-8588
岐阜県岐阜市橋本町2丁目52番地
岐阜シティ・タワー43 4階
演奏所本社と同じ
親局 / 出力岐阜 1431kHz / 5kW
主な中継局上加納山FM補完中継局 90.4MHz 1kW
恵那 1431kHz 500W
多治見 1431kHz 100W
高山 720kHz 100W
萩原 1197kHz 100W
神岡 720kHz 100W
公式サイトhttps://www.zf-web.com/radio/regular/
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岐阜放送ラジオ(ぎふほうそうラジオ)は、岐阜県放送対象地域とするラテ兼営特定地上基幹放送事業者岐阜放送(愛称:ぎふチャン)が運営するAMラジオ事業について述べる。
放送局データ
送信所

AMラジオ放送
親局呼出符号周波数出力備考
岐阜JOZF1431kHz5kW
中継局呼出符号周波数出力備考
高山JOZL(廃止)720kHz100W[注 1]
神岡
多治見1431kHz親局と精密同期放送[注 2]
恵那JOZM(廃止)500W
萩原1197kHz100W
FM補完中継局
中継局対応AM局周波数出力備考
上加納山FM岐阜本社送信所90.4MHz1kW2018年3月10日開局[1]


聴取可能エリア

AM放送:岐阜・愛知・滋賀のほぼ全域、三重県北部の伊勢湾エリア、富山県西部、長野県南部、石川県内陸、福井県嶺北内陸で聴取可能(しかし夜間は距離的にもあまり離れていない和歌山放送親局同士が同一周波数1431kHzで放送、中継局では山陰放送出雲中継局益田中継局鳥取中継局が 、ラジオ福島いわき中継局長崎放送福江中継局が1局ずつが使用している事例もあり、一部地域では他県局の聞き取りは不可能であり、遠方での受信での区別は非常に困難である。また、指向性のあるアンテナを使っても、日本列島のほぼ中程にあるこの2局は方位的に切り分け出来ない場合が多い)。

ワイドFM放送:岐阜市、大垣市羽島市など岐阜県央部で聴取可能。また、愛知県北部(名古屋市含む)の一部でも聴取可能。


56MHz帯にてFM中継波が受信可能な場合が有り音質クリア。

放送時間:毎日6:00開始・24:00(翌日0:00)終了(地震や台風、その他緊急有事に備えて、メンテナンスで停波が必要な場合を除き電波は止めていない。)

FM補完中継局用の周波数として、当局に90.4MHzが割り当てられており、岐阜市上加納山に中継局を設置し[2][3]、2018年3月10日の正午に開局した[1]

1980年代には郡上八幡に中継局(周波数1431kHz、出力100W)を開局する準備が進められていた模様だが、開局は実現していない[4]

2007年10月1日、岐阜放送が開局45周年を迎えたこと、および同年11月11日に本社社屋が岐阜シティ・タワー43へ移転したことに伴い、テレビ・ラジオとも、愛称を「ぎふチャン」に統一した。これにより、1992年4月以来の愛称であった「(AM) 岐阜ラジオ」も「ぎふチャン」に変更された。新聞のラジオ・テレビ欄では、テレビと同様にラジオも「ぎふチャン」の表記に変わった。日刊スポーツ名古屋版では、「ぎふ」として表記している。

2011年3月25日 他の東海地方各局[5]と同時にradikoインターネットラジオ放送サービス)の試験放送を開始[6]。政令指定都市外にある放送局・独立局では初参加で、当局の正式な放送エリアから外れている愛知県や三重県も含めた東海3県のみでの試行予定だったが、東北地方太平洋沖地震東日本大震災)発生(3月11日)に伴う被災地への情報発信を目的として、暫定的ながら全国放送を実施(日本国内のみ 3月31日放送終了まで。それ以後は東海3県向けのみ)。放送局記号は「GBS」。

2012年10月1日、地方民間放送共同制作協議会(火曜会)に加盟[7]

時報

時報アナウンスはテープ切り替え式ではなく、岐阜放送のアナウンサーまたはその時点で放送している生ワイド系番組のパーソナリティが直接行う(時報自体を流さない場合がある)。ただし、夜間の録音番組などを放送している一部時間帯は、テープ切り替え方式で行っている。時報スポンサーについては同局番組表に記載されている。radikoでは時報音が消されている。

時報にスポンサーがつく場合、長らく時報の後に時報スポンサーのCMが流れていた。このような形式は現在では全国的に珍しかったが、radikoの
タイムフリー聴取開始の2016年10月11日以降は正時で番組が切り換わる場合にタイムフリー聴取だと時報CMが同一番組に収まらないため、他局と同じく『時報CM→時報』という流れに変更された。

ネットワーク

開局当初からの独立局ではあるが、主要取引先である独立局の
アール・エフ・ラジオ日本(RF)の番組を多数ネットしている(岐阜放送には同局からの放送が24時間届いている)他、2020年代に入ると同じ独立局であるラジオ関西(CRK)の番組のネット受けも増加している。また、2013年6月24日にRFラジオ日本とラジオ関西と共に災害時支援協定を締結した。

また、CBCラジオ東海ラジオ(SF)・ぎふチャンラジオが制作した番組が日本放送文化大賞のグランプリ・準グランプリを受賞した場合は、当該番組が全民放AMラジオ局とラジオNIKKEIでの放送となるため、中京広域圏では当然ながら3局全てで放送される。

東海ラジオがネットしていない番組も含め、NRNキー局の番組をネットしている(下記参照)。

ニュース

岐阜新聞ニュース』(2012年3月から2020年3月までは『NEWSぎふチャン』の名称だった)を放送している。共同通信配信のニュースも含む。上記、RFからのネット番組にニュースコーナーが含まれている場合は差し替えている。

午前中のワイド番組内のニュースについては、基本的には毎時55分から5分間、ニューススタジオからニュースを放送しているが、9時台や11時台など、生放送の番組と番組の間に放送するニュースについては、パーソナリティの入れ替えや昼食休憩などの理由で、10分間となる。

2000年代中期からは、夕方の番組で全国ニュースを伝える際には、インタビューや記者会見等の取材音源も併せて放送している。

ニュースの冒頭に、内容をヘッドライン形式で伝える場合もある。

スタジオ
現在使用しているスタジオ

本社(岐阜シティ・タワー43)

ラジオ第1スタジオ - 基本的には、ほとんどの生ワイド番組は、テレビのニューススタジオと同様のオープンスタジオから放送している。

ラジオ第2スタジオ

ラジオ第3スタジオ


サテライトスタジオ

柳ケ瀬サテライトスタジオ「アネックス」(岐阜市)

マーサスタジオ(岐阜市・マーサ21) - FM GIFUと共用。

スタジオモレラ(本巣市モレラ岐阜


過去に使用していたラジオスタジオ

今小町・旧本社

サンシャインスタジオ - オープンスタジオ。

その他ラジオスタジオ


サテライトスタジオ

メディアステーション(岐阜市・
岐阜駅3階) - Radio80と共用。

昭和村サテライトスタジオ(美濃加茂市日本昭和村、現在のぎふ清流里山公園)


編成の特徴

以前は送信機材の関係上、一日1回はメンテナンスを行う必要があることから、原則24:30で放送を終了
[注 3] していたが、1998年に送信機材を一新、それに伴い24時間放送(5:00起点)を開始した。他の民放ラジオ局とは違い、毎週月曜日深夜 = 火曜日未明の0:00 - 5:00をメンテナンス(休止時間)に当てており、通常他局が放送を休止している日曜深夜 = 月曜未明は終夜放送をしていた。

24時間放送を本格開始する以前に、1987年8月に岐阜放送の開局25周年記念事業の一環として、日曜深夜(月曜未明)の5回にわたり『日曜の夜は新感覚?日本全国ここだけ深夜放送』という終夜放送を行ったことがあった。[8] これは日曜日は多くの放送局が放送設備メンテナンスによる放送休止[注 4] としているところを、通常24時間放送をしていないGBSラジオがあえて全国で唯一の日曜日のみの深夜放送を試み、岐阜から全国に発信しようという狙いだった。

1997年3月まで0:30?5:00を休止していたが、送信施設更新に伴い1997年4月から2007年3月まで月曜深夜1:00-5:00(火曜未明=NHKラジオ第1と同じ)を休止とする24時間放送を定時で実施。その後2007年4月から平日の終夜放送は一旦廃止し、日曜深夜のみとしたが、2008年6月をもってすべての曜日で終夜放送を一旦廃止、1:00(→のち0:00)-5:00(→のち5:30→6:00)は『ダイナミックナイター』が21:30以後終了(2017シーズンまで)となった場合や、大規模選挙の開票日の開票速報特番、台風・大雪・地震などの天災発生時、並びに年末年始など、臨時の延長・終夜放送を実施するとき以外はメンテナンスによる休止に充てられている。

2005年春の改編で、午前と午後に放送されていたワイド番組を終了・統合する形で『きょうもそう快!BUNBUNラジオ』の放送が開始。

2006年春の改編では、週末の大半の自社制作番組を公開生放送にするという措置を取った。

しかし2007年春の改編では、日曜日を除き毎日深夜1時に放送終了[注 3]となり、終夜放送は日曜日を除き廃止になる。[注 5][注 6]

また、同じく2007年春の改編で、月曜日の放送終了時間が1時間繰り下がり、深夜1時(火曜日午前1時)の終了となる。ほぼ同じ時期の2007年春に、兵庫県のAMラジオ局・ラジオ関西が24時間放送を開始している。

2008年6月で『Radio Connection ラジオ・バイキング』など日曜日深夜の番組が終了。7月より毎日5:30放送開始、25:00放送終了[注 3]となる。

2013年3月で『朝のエンカパラダイス』が終了[注 7]。4月より毎日6:00放送開始[注 8]、25:00放送終了[注 3]となる。

以降は長らく25:00放送終了が続いていたが、2019年10月の改編で土曜日を除き、放送終了が1時間前倒しとなり24:00放送終了となった。さらに、2020年4月の改編で土曜日も24:00放送終了となり、全曜日で放送開始が6:00、放送終了が24:00に統一された(一時期2020年10月改編から2021年4月改編前までは平日が6:10放送開始の時期もあった)。ラジオNIKKEIを除く民放ラジオ局では全曜日とも一番遅く放送を開始し[注 9]、一番早く放送を終了[注 10]する局である。

さらに、当局とともに長年放送休止時間を毎日設けたラジオ沖縄が2021年3月29日からニッポン放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」と「上柳昌彦 あさぼらけ」のネットを開始し火曜から土曜に限り24時間放送化となった[注 11]ため、同日から当局は全国の民放AM局で唯一、平日を含む全日24時間放送を行わない局となっている。なお、かつて年末年始には臨時の放送時間の延長や終夜放送を行う年度もあったが、2020年-2021年以降はそういった終夜の年またぎ放送は実施せず、大晦日も通常通り24時で放送を終え、元日午前6時から新年最初の放送を開始している。

サテライトスタジオでの公開生放送とは別に、主として観光シーズンの週末や祝日を中心に、県内各地で行われるイベント会場での歌謡ショー(特に演歌歌手)やトークショー・お笑いステージといったイベントを公開生中継する特番も随時行われたりする( ⇒一例)。

プロ野球シーズン中のナイター中継[注 12] は、主にRF制作の巨人戦を中心に編成しているが、CBCラジオ制作の中日主催ゲーム(巨人戦以外の場合含む)については、中日のお膝元でありながらも1978年から2017年までは放送権などの問題で中継されておらず、その場合は自主制作の音楽番組に振り替えていた(野球中継(主に中日ドラゴンズ戦)についても参照)。


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