岐阜地区(ぎふちく、岐阜地域(ぎふちいき)、又は岐阜)は、岐阜県中南部(美濃国中南部の岐阜市を中心とした地域の総称である。 岐阜市、各務原市、羽島市、瑞穂市、本巣市、山県市と、羽島郡(笠松町、岐南町)及び本巣郡(北方町)の6市2郡3町。 北は福井県と接する山間部である。西は長良川、揖斐川で西濃に接する。南は木曽川で愛知県に接し、東は200?300mの山で中濃と接する。 山間部は日本海側気候で一部地域は豪雪地帯、それ以外の地域は太平洋側気候、全域で内陸性気候を併せ持つ。冬季には伊吹おろしという北西からの季節風が吹く。 人口780,052人、面積993.28km²、人口密度785人/km²。(2024年4月1日、推計人口)。岐阜県の人口の約4割以上を占める。そのうち岐阜市約40万人。 岐阜市、羽島市、羽島郡、各務原市を中心にアパレル産業が盛んであったが、今は衰退しつつある。各務原市では川崎重工関連の航空産業がある。本巣市、瑞穂市、本巣郡では柿(特に富有柿)の栽培が、各務原市ではにんじんの栽培が盛んである。 岐阜地区の中心は岐阜市であり、岐阜都市圏=岐阜地域とみなせるが(岐阜都市圏には揖斐郡大野町を含める部分が異なる)、柳ヶ瀬等の岐阜市の中心地の衰退は著しい。かつて岐阜市内に多数あった百貨店も、平成期に郊外の大型ショッピングモール建設や、名古屋市中心部の商業施設へ客足を奪われたため、島屋を残すのみとなり、中心となる施設が無い商業地となった。近年は岐阜駅の再開発を中心に復興しつつある。 各市町のコミュニティバスは省略 1954年(昭和29年)に、岐阜県によって岐阜地区の市町村合併計画試案が発表された。この計画に準じて合併が協議されたという。実際の合併とは異なる箇所が多い。なお、市町の名は仮の名である。 参議院議員選挙では岐阜地区全域が岐阜県選挙区。衆議院議員総選挙では岐阜市のみ第1区、残りの地域は第3区となっている。 ※詳細は各項を参照のこと。
市町村
地形
気候
人口
産業
岐阜都市圏
交通
鉄道
JR東海
東海道新幹線
東海道本線
高山本線
名古屋鉄道
名古屋本線
各務原線
竹鼻線
羽島線
樽見鉄道
樽見線
バス
岐阜乗合自動車(岐阜バス):羽島市除く全域
名鉄バス:各務原市の一部(川島地区)
名阪近鉄バス:岐阜市(柳津地区)・羽島市の一部
道路
高速道路
名神高速道路
東海北陸自動車道
東海環状自動車道(一部区間建設中)
一般国道
国道21号、国道22号、国道156号、国道157号、国道248号、国道256号、国道303号、国道418号
昭和の大合併の岐阜県の計画
各務市(仮):稲葉郡那加町+蘇原町+鵜沼町+各務村
稲羽町(仮):稲葉郡更木村+前宮村+羽島郡中屋村+川島村
岐阜市(仮):岐阜市+稲葉郡鏡島村+厚見村+日置江村+佐波村+羽島郡上羽栗村+下羽栗村+八剣村
笠松町(仮):羽島郡笠松町+柳津村
国政選挙における選挙区
関連項目
岐阜都市圏
岐阜新聞
参議院議員通常選挙
参議院議員通常選挙 岐阜県選挙区
衆議院議員総選挙
衆議院議員総選挙 岐阜県第1区
衆議院議員総選挙 岐阜県第3区
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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