JRの「山陽本線」とは異なります。
本線
6000系による山陽姫路行き直通特急
(2019年8月 東須磨駅付近)
基本情報
国 日本
所在地兵庫県
起点西代駅
終点山陽姫路駅
駅数43駅
路線記号SY
開業1910年3月15日
全通1923年8月19日
所有者山陽電気鉄道
運営者山陽電気鉄道
車両基地東須磨車庫、東二見車庫、飾磨車庫
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離54.7 km
軌間1,435 mm (標準軌)
線路数複線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式自動閉塞式
保安装置山電型ATS
最高速度110 km/h[1]
路線図
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本線(ほんせん)は、兵庫県神戸市長田区の西代駅から同県姫路市の山陽姫路駅までを結ぶ山陽電気鉄道の鉄道路線である。駅ナンバリングで使われる路線記号はSY。
以下、本文では乗り入れ先の阪急電鉄・阪神電気鉄道にはともに神戸三宮駅・大阪梅田駅など別位置ながら同一駅名があることを踏まえ、区別のため山陽電鉄の表記に倣い、正式駅名に「阪急」または「阪神」を付けて表記する。 神戸と明石・姫路間の都市間輸送(インターアーバン)を行っている。西代駅を通る全列車が阪神神戸高速線に直通し、神戸市の中心駅である神戸三宮駅やさらに阪神本線に直通して阪神大阪梅田駅に至る[2][3]。 全線で西日本旅客鉄道(JR西日本)の山陽本線(JR神戸線)と、西代駅 - 板宿駅間では神戸市営地下鉄西神・山手線と並行している[4][5]。特に、舞子公園駅 - 山陽明石駅間ではJR神戸線と線路が完全に並走していて競合状態となっており[3][6]、スピード面に関しては一部区間で倍の差を付けられるなどJRの新快速列車が完全に優位に立っている。 JR線とは山陽須磨駅・山陽塩屋駅・山陽垂水駅・舞子公園駅・山陽明石駅・山陽姫路駅で接続している。山陽姫路駅ではさらに山陽新幹線とも接続しており、関西の私鉄では数少ない新幹線との接続駅となっている。JR線で人身事故などのトラブルがあった場合は、当路線で振替輸送を行う[7](逆のケースも同様[6])。
概要
所要時間比較(本路線経由/JR在来線)
大阪梅田(大阪)- 山陽姫路(姫路)間95分(直通特急)/62分(新快速)神戸三宮(三ノ宮)- 山陽姫路(姫路)間62分(直通特急)/40分(新快速)神戸三宮(三ノ宮)- 山陽明石(明石)間30分(直通特急)/15分(新快速)
路線データ