高速自動車国道
(有料)
.mw-parser-output .jaexpsign{text-align:center;background-color:#00702C;color:white}.mw-parser-output .jaroadsign{text-align:center;background-color:blue;color:white}.mw-parser-output .roadname{width:250px;border-radius:10px;padding:1em;margin:0.2em auto}.mw-parser-output .roadname p{margin:5px auto}.mw-parser-output .routenumber{display:inline-block;min-width:2em;border-radius:4px;padding-left:0.25em;padding-right:0.25em;font-weight:bold}E2 山陽自動車道
アジアハイウェイ1号線
地図
路線延長460.9 km
419.5 km(本線)
009.4 km(木見支線)
003.3 km(倉敷早島支線)
028.6 km(宇部下関線)
開通年1982年(昭和57年) - 2001年(平成13年)
起点神戸市北区(神戸JCT)
主な
経由都市加古川市、姫路市、たつの市、相生市、赤穂市
赤磐市、備前市、和気町、岡山市、倉敷市、浅口市、笠岡市
福山市、尾道市、三原市、東広島市、広島市、廿日市市
岩国市、周南市、防府市、山口市、宇部市
終点下関市(下関JCT)
接続する
主な道路
(記法)記事参照
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路
山陽自動車道(さんようじどうしゃどう、英語: SANYO EXPWY[1])は、兵庫県神戸市北区を起点に、岡山県、広島県を経由して山口県の下関市へと至る高速道路(高速自動車国道)。略称は山陽道(さんようどう)。
高速道路ナンバリングによる路線番号は、広島岩国道路・小郡道路・山口宇部道路(嘉川インターチェンジ (IC) - 宇部ジャンクション (JCT) 間)とともに「E2」が割り振られている[2]。 1997年(平成9年)12月10日に全線開通した本線(神戸JCT - 山口JCT)のほかに木見支線(三木JCT - 神戸西IC)、倉敷早島支線(倉敷JCT - 早島IC)、宇部下関線(宇部JCT - 下関JCT)が開通している。本線はアジアハイウェイ1号線「AH1」の一部である。 山陽地方を東西に貫く高速道路であり、瀬戸内海沿いを走るが、全般的に海岸線よりやや内陸寄りを走っているため、海の見える区間は少ない[注釈 1]。路線の大半は山陽新幹線と並行している。また全線が国道2号および旧山陽道の路線にほぼ沿って造られている(ただし神戸市 - 姫路市にかけては内陸部を通過しており、国道2号からやや離れている)。 山陽自動車道は先行して開通した中国自動車道に比べ計画?着工の時期が10年以上も遅れたため、その間の道路建設技術の向上もあって急勾配や極端に半径の小さい急カーブは極力抑えられている。平地が比較的少ない山陽地方西部を中心に、山地部区間などでは高架橋や距離の長いトンネルが連続する。このような区間では建設費抑制の観点から、路肩部分の幅を1.25メートル (m) [注釈 2]に抑えたため、良好な道路線形ではあっても最高速度が80 km/hに抑制されている(詳細は後述)。一方で、平野部の大半区間では低コストな盛土や切り通しで建設され、路肩幅が十分 (2.5 m) 確保されたこともあって、最高速度100 km/hで走行できる。そのため、最高速度が吹田JCT - 宝塚ICを除く全線で80 km/h以下に抑えられている中国道よりも走りやすく、山陽道の全線開通に伴い、利用車が中国道から山陽道に移行している。赤色が山陽自動車道、青色が中国自動車道。どちらも中国地方を東西に貫いている。兵庫県三木市久留美 廿日市JCTと大竹JCTの間は厳密には山陽道ではなく、山陽自動車道に並行する国道2号自動車専用道路の広島岩国道路であるが、山陽自動車道本線と一体的に運用されている。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}なお、広島岩国道路建設における裁判において、国はこの区間に山陽道を別路線として建設すると明言したが現時点で建設される予定はなく、計画は事実上消滅している[要出典]。また、道路公団民営化の過程で全国路線網になり償還期限が30年以上延長されたにもかかわらず、距離料金単価は山陽道本線の1.6倍に据え置かれているため、沿線からは不満の声があがっている。 宇部下関線は2001年(平成13年)3月11日に開通した。全区間暫定2車線のため最高速度70 km/hに規制されている。これと同時に小郡道路(山口南IC - 嘉川IC、国道2号自動車専用道路・無料区間)と山口宇部道路(嘉川IC - 宇部JCT、主要地方道山口宇部線)が並行路線に指定され、国幹道法に基づく高規格幹線道路としての山陽自動車道のネットワークは完成した。しかし小郡道路・山口宇部道路でつながっている山口南IC - 宇部JCTは高速自動車国道の路線を指定する政令で指定されていない予定路線区間となっており、山陽道としての基本計画は出されていない。 2023年(令和5年)9月5日に播磨JCT - 赤穂ICの間にある尼子山トンネルで大型トラックが炎上し、脇を通り抜けようとしていた後続車がブレーキをかけるなどして車9台が絡む追突事故が相次いで発生し、最終的に23台が焼け鎮火に40時間を要する惨事となった(尼子山トンネル多重衝突炎上事故)。上下線の龍野西IC - 赤穂IC間で通行止となっていたが、同月11日に上り線(神戸方面)の通行止は解除された[3]。しかし、下り線(岡山・広島方面)に関してはトンネルの損傷が甚大であり復旧までの見通しが立っておらず、播磨JCT - 赤穂IC(下り線)について長期通行止を余儀なくされていた。通行止に伴い迂回路となる国道2号(特に相生市・赤穂市内)の混雑が激しくなっていることから、NEXCO西日本では中国自動車道と播磨自動車道・岡山自動車道などを利用した広域迂回を呼び掛けていた[4][5]。 同年内の12月15日、復旧作業完了に伴い播磨JCT - 赤穂IC(下り線)の通行止が102日ぶりに解除された[6][7]。 国土開発幹線自動車道建設法に基づく、国土開発幹線自動車道(国幹道)としての山陽自動車道は以下のとおりとされている。 起点主たる経過地終点 高速自動車国道の路線を指定する政令に基づく、高速自動車国道としての山陽自動車道は、以下の2路線からなる。
概要
三木サービスエリア付近
路線名・道路名
国土開発幹線自動車道
吹田市神戸市付近 姫路市付近 岡山市付近 広島市 岩国市付近 山口市 宇部市付近下関市
高速自動車国道
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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