山陽放送
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RSK山陽放送株式会社
RSK Sanyo Broadcasting Co., Ltd.
本社社屋(RSKイノベイティブ・メディアセンター)
種類株式会社
略称RSK
本社所在地 日本
700-8580
岡山県岡山市北区天神町9番24号
設立2018年平成30年)5月25日
(山陽放送分割準備株式会社)
業種情報・通信業
法人番号2260001032072
事業内容一般放送事業など
代表者代表取締役社長 里見俊樹
資本金1億円(2019年4月1日現在)
発行済株式総数100株(2019年4月1日現在)
売上高68億7,770万円(2022年3月期)[1]
経常利益△1億5,715万円(2022年3月期)[1]
純利益△1億8,228万円(2022年3月期)[1]
従業員数146人(2020年3月31日現在)[2]
決算期毎年3月31日
主要株主RSKホールディングス株式会社 100%
外部リンクhttps://www.rsk.co.jp/
特記事項:2019年4月1日、旧山陽放送(現RSKホールディングス)の認定放送持株会社化に伴い、事業譲渡を受けると共に商号変更。
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RSK山陽放送
基本情報
英名RSK Sanyo Broadcasting Co., Ltd.
略称RSK
本社〒700-8580
岡山県岡山市北区天神町9番24号
演奏所ラジオ:岡山市北区丸の内二丁目1番3号
テレビ:本社と同じ
公式サイトhttps://www.rsk.co.jp/
ラジオ
放送対象地域岡山県
系列JRNNRN
愛称RSKラジオ
呼出符号JOYR
呼出名称さんようほうそう
開局日1953年10月1日
親局 / 出力岡山 1494kHz /  10kW
主な中継局津山・新見・高梁など 1494kHz
FM補完放送岡山 91.4MHz
テレビ
放送対象地域岡山県香川県
ニュース系列JNN
番組供給系列TBSネットワーク
愛称RSK
RSKテレビ
呼出符号JOYR-DTV
呼出名称RSKおかやま
デジタルテレビジョン
開局日1958年6月1日
リモコンキーID6
デジタル親局岡山 21ch
アナログ親局岡山 11ch
ガイドチャンネル11ch
主な中継局津山・高梁・備前など 19ch
高松・西讃岐・小豆島など 21ch ほか
主なアナログ中継局岡山県
笠岡・新見・久世 6ch
津山・高梁・児島 7ch
蒜山 8ch ほか
香川県
高松前田山 29ch
西讃岐(丸亀) 48ch
小豆島 49ch ほか
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RSK山陽放送株式会社(アールエスケーさんようほうそう、RSK Sanyo Broadcasting Co., Ltd.)は、岡山県放送対象地域とした中波放送(AM放送)事業と、岡山県と香川県を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を兼営している特定地上基幹放送事業者

略称はRSK(Radio Sanyo K.K.、旧愛称「ラジオ山陽」(1953年 - 1961年の間使用)[3] に由来する)。本社は岡山県岡山市北区

テレビは、準広域放送と呼ばれることもあるが、総務省令放送法施行規則別表第5号(注)9にあるとおり[4]、法令上は県域放送である。また、地上波Gガイドの岡山・香川地区のホスト局である。

RSK山陽放送のラジオについてはRSKラジオを、テレビについてはRSKテレビを、それぞれ参照。
会社概要

筆頭株主は岡山県で、山陽新聞社クラレ岡山市天満屋倉敷紡績などが主要株主。系列新聞は山陽新聞[5]。ニュース名称はテレビが「RSKニュース」、ラジオが「山陽新聞ニュース」。新聞のラテ欄の局名クレジットはこれまで「山陽テレビ」と記載されていたが、2012年9月12日に改称され、同日より「RSKテレビ」と記載されている。ラジオで局名告知の際は「こちらは岡山の山陽放送です。」という[6]

TBS系列局(JNN)の中では、東北放送(TBC)、静岡放送(SBS)、中国放送(RCC)とならびJNN基幹局(五社連盟)に次ぐ有力な局(準基幹局)とされている。かつては、本放送局からJNNカイロ支局(現在は閉鎖)へ記者が派遣をされていた。

長期取材による調査報道やドキュメンタリー制作では、香川県豊島産廃不法投棄事件をスクープした実績を持つ。また毎年6月に全国放送のネット番組を放送している。

創立50周年を迎えた2003年から、毎年10月 - 翌年3月の間、テロや災害で苦しむ世界の子供達を救済すると共に、学校や職場、家庭や地域で、「命の尊さ」「平和」について考えるテレビ・ラジオ統一キャンペーン「救え!戦場のこどもたち」を実施している。2006年度からは、これまでの国際貢献に加えて、子供達を地域の人たちで守るためのシステム作り、安全・安心のまち作りを呼びかける内容にし、キャンペーンタイトルも「Peace For The Children?地域、そして戦場の?」に変更した。

讃岐うどんブーム火付け役の一人「I原D(=ディレクター)」は、香川県出身の社員。自社制作番組『VOICE21』で讃岐うどんを幾度となく紹介し、ブームを盛り上げた。自らも番組によく出演している。

芸術家岡本太郎の陶板レリーフ「躍進」を保有しており、現在は2020年に竣工した新社屋「RSKイノベイティブ・メディアセンター」の玄関横に設置している[7]。元々は1972年山陽新幹線岡山開業にあわせて岡本に制作を依頼したもので、長年岡山駅の顔として親しまれていた[8]

後述の通り、2019年に大都市圏以外の民放では初めての持株会社体制に移行した。放送業務は分割準備会社に移行し社名も現在のRSK山陽放送に変更した。英文略称と従来からある社名を組み合わせた社名は西日本の民放では初めてだった。このような社名はIBC岩手放送[9](TBS系、JNN、ラジオはJRNNRN)とNST新潟総合テレビフジテレビ系FNNFNS)にもある。なお、RKB毎日放送(TBS系、JNN、ラジオはJRN)はラジオ九州西部毎日テレビジョンが合併したものでRKBはラジオ九州の略称だった。また、TVQ九州放送テレビ東京系TXN)はティー・エックス・エヌ九州から社名変更したものでTVQは開局当初からの略称だった。このほか、KBS京都(独立系、ラジオはNRN)は京都放送の愛称名でKBSは旧社名である近畿放送の略称でもある。
新社屋建設

山陽放送は2017年に岡山市北区天神町の市立岡山後楽館中学校・高等学校跡地の民間への売却先を決める公募型プロポーザルに応募し[10]、外部有識者を交えたヒアリングの結果を経て岡山市から優先交渉権者に選ばれた[11][12][13] ことで、旧後楽館中・高跡地に新社屋を建設することを決めた。

規模は地上5階・地下1階建。延床面積は約1万1000平方m。設計は日建設計[14]。施工者は清水建設大本組・荒木組の共同企業体が請け負った[15]2018年12月に着工し、2020年7月22日に竣工[7]。業務開始は2021年6月6日で、テレビも同日から運用開始した[16]。なお、後述の多目的ホールは2020年10月より先行で開業している[17]

新社屋である「RSKイノベイティブ・メディアセンター」には、テレビ・ラジオのスタジオの他に、カフェ・レストランを併設する他、1階には能舞台を備えた多目的ホール「能楽堂ホールtenjin9」(最大250人収容)を新設し[18]、伝統芸能をはじめ、演奏会、講演会などに利用する。なお、放送局内に能舞台を常設するのはRSK山陽放送が全国初である。同局では、今回の新社屋建設を機に、「文化芸術ゾーンと調和した開かれた放送局」として、活動のさらなる発展的継続と革新を目指すイノベーティブ・メディアセンターをつくるとする。

このうち、テレビのニューススタジオは建築家隈研吾がデザインを手掛けており、岡山の豊かな森林をイメージし、国産スギとヒノキの丸太を半分に割って壁材にするほか、緑と茶色のカーペットでこけむした地面を表現している[19]

岡山市北区丸の内の旧社屋は「丸の内オフィス」に転換され、ラジオ放送部門を統括するラジオ局とラジオマスター及び親会社のRSKホールディングスが共々残留している。
キャッチフレーズとキャラクター

イメージキャラクターは、1998年6月から「RSK」の各文字をキャラクター化した3匹の妖精「プルルン」が使用されていたが、2006年4月をもって使用を取り止め、同年6月から新キャラクター「アレすけ」(名前の「アレすけ」はRSKをもじった名前)と「ろくたん」(同年12月までは名前が明かされていなかった。テレビ型のサブキャラクターで耳が山陽放送の地上デジタル放送リモコンキーIDである「6」の形になっている。名前の方もここから命名)が登場した。また、同局のメールマガジンのキャラクターに「アットちゃん」がいる。

またラジオでは2008年10月から「ラジオ戦隊キクンジャー」なるキャラクターが登場。五人組で全員アナウンサーが声を担当している。

2008年がラジオ開局55周年とテレビ開局50周年にあたるため、「(岡山・香川の)地元のテレビ、地元のラジオ」を意味する記念キャッチフレーズ「ジモTV、ジモRa。RSK」(ジモティービー、ジモラ。アールエスケイ:コピーライターは松本考史)を、テレビの開局記念日である2008年6月 - 11月頃に使用した。

2011年10月1日からは「もっと、ずっとRSK」が使用され、途中、2013年4月1日から約1年間は「ありがとう60年 もっと、ずっとRSK」のキャッチフレーズ(RSK創立60周年記念キャッチフレーズ)が使用された。

かつては岡山市の旭川沿い、山陽新幹線鉄橋近くにある、関連会社「山陽映画」(現:RSKプロビジョン)のビルの屋上に、「Refined Program・Speedy News・Key of Okayama」と、「RSK」の頭文字が記された同社の広告が設置されていた。
本社・支社所在地

RSKイノベイティブ・メディアセンター(本社、テレビ演奏所)
岡山県岡山市北区天神町9番24号

丸の内オフィス(旧本社、ラジオ演奏所、RSKホールディングス本社)岡山県岡山市北区丸の内二丁目1番3号 山陽放送會舘

四国支社香川県高松市古新町3番地1 東明ビル1階・2階

東京支社東京都中央区銀座五丁目14番1号 銀座クイントビル5階

大阪支社大阪府大阪市中央区北浜三丁目1番21号 松崎ビル9階

広島支社広島県広島市中区八丁堀15番6号 広島ちゅうぎんビル4階[20]

倉敷支局岡山県倉敷市白楽町538番地の2 RSKくらしきビル1階

津山支局岡山県津山市山北470番地1 山陽新聞津山支社ビル2階

※かつては名古屋姫路にも支社を置いていた。


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