山陽地方のデータ
3県(除山口県北部)の合計
国 日本
面積20,534.57km2
推計人口5,768,036人
(2024年4月1日)
人口密度280.9人/km2
(2024年4月1日)
位置
山陽地方の位置
山陽地方(さんようちほう)は、日本の地域の一つであり、本州の瀬戸内海側に位置する地方である。名称は五畿七道の山陽道に因む。
範囲
兵庫県南西部から山口県までの本州瀬戸内海側(五畿七道に倣った本来の定義)
五畿七道の山陽道に該当する地域。令制国では播磨国・美作国・備前国・備中国・備後国・安芸国・周防国・長門国の8国にあたる。現代では香川県の小豆郡と直島諸島は含まないことが多い。(此方の方が一般的で、古代にできた古い範囲)
岡山県・広島県・山口県
中国地方の瀬戸内海側。山陽道から兵庫県南西部を除いた範囲。令制国では上記8国から播磨国と備前国の一部を除いた範囲にあたる。(近代にできた新しい範囲)
なお山口県北部(萩市、長門市、阿武町)を都市間の繋がりや気候的類似性の点から山陰地方に含める場合がある[要出典]。 平野部は瀬戸内海式気候である。夏は都市部を中心に猛暑日や熱帯夜になる日も少なくない。温暖なイメージとは異なり、冬は呉市や竹原市など沿岸の港町を除けば最寒月平均気温も2℃?4℃台と比較的寒く、東広島市や福山市などの都市部や瀬戸内市虫明など湾奥の港町でも冬日が多くなる。積雪は一冬に1?2回程度は起こるが、20cm以上の大雪になることは少ない。 また北部の山間部は日本海側気候の豪雪地帯であり、スキー場も数多く有る。 山陽新幹線や山陽本線、国道2号などが幹線として東西を貫く。畿内と北部九州を結んでいるために、その交通網は日本第二の規模[要出典]になっている。 太平洋ベルト地帯に属し、神戸市・明石市・加古川市・高砂市・姫路市・相生市・赤穂市(以上兵庫県)、備前市・瀬戸内市・岡山市・玉野市・倉敷市・浅口市・笠岡市(以上岡山県)、福山市・尾道市・三原市・竹原市・東広島市・呉市・広島市・廿日市市・大竹市(以上広島県)、岩国市・柳井市・光市・下松市・周南市・防府市・山口市・宇部市・山陽小野田市・下関市(以上山口県)といった臨海工業都市等が帯状に分布している。 山陽地方は、概して山陽本線・国道2号沿いの隣接市町村との間での交流が目立つが、岡山県以東では京阪神、下関市・宇部市など山口県西部では九州との交流も活発である。また、瀬戸大橋を介した岡山県と香川県の間の交流(東瀬戸経済圏)や、西瀬戸自動車道や高速船を介した広島県と愛媛県の間の交流も見られる。
特徴