山賊のむすめローニャ
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山賊のむすめローニャ 著者アストリッド・リンドグレーン
原題Ronja rovardotter
翻訳者大塚勇三
イロン・ヴィークランド
国スウェーデン
言語スウェーデン語
出版社ラベン&シェーグレン
岩波書店
出版日 1981年
1982年(日本語訳版)
出版形式上製本
ISBN.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}91-29-54877-2 スウェーデン語版
978-4001150797 日本語訳版
OCLC9462379
LC分類MLCS 82/9917

『山賊のむすめローニャ』(さんぞくのむすめローニャ、Ronja Rovardotter)は、1981年アストリッド・リンドグレーンによって書かれたスウェーデン児童文学作品である。

1984年に映画に翻案(英語版)され、ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した。また、デンマークドイツミュージカルが上演され、日本でもテレビアニメ化された。本作品は少なくとも39か国語に翻訳されている。
あらすじアストリッド・リンドグレーン・ワールド(英語版)にあるマッティスのとりで

中世初期スカンジナビアの森の中にある城に住む山賊の中で育った少女、ローニャ。頭のマッティスの一人っ子である彼女は、いつの日か一族の指導者になることを期待されている。ローニャが生まれた日、彼らの城「マッティス城」は稲妻によって2つに分断されてしまう。しかし、城の半分にはボルカ率いるライバルの山賊が入ってきており、長年の対立が激化する。

ある日、ローニャは、ボルカの一人息子であるビルク・ボルカソンが裂け目のそばでくつろいでいるのを見かける。ローニャはビルクと出会い、彼がボルカ山賊であることを残念に思う。ローニャはビルクに飛び越えゲームを持ちかけ、ビルクが落ちそうになるまでゲームは終わらない。ローニャは彼を助け、2人はやがて友達になる。

次の冬は長くて寒く、マッティス山賊たちは十分な食事をとっているが、裂け目の向こう側ではビルクたちが苦しんでいる。ローニャは秘密の通路を通ってビルクに食料を届ける。2人はとても親しくなるが、家族には言えないとわかっている。その年の暮れ、ビルクはローニャの父親に捕まってしまう。ローニャは自らボルカ山賊の捕虜となり、ビルクとの交換を要求する。その結果、父親はローニャを勘当し、娘として認めようとしない。森の中に逃げ込んだビルクとローニャは、洞窟に住み、トロール、森のこびと(ノーム)、妖し鳥(ハルピュイア)など森に生息する野生動物といくつもの苦しい冒険を経験する。最終的に2人の一族は反目し合うことを悔い改め、全員が再会したが、ローニャとビルクは山賊の生活は自分たちには合わないと決心して、物語は終わる。
日本語訳

1982年『山賊のむすめローニャ』(リンドグレーン作品集)、
大塚勇三(翻訳)、イロン・ヴィークランド(絵)、岩波書店ISBN 978-4001150797

2021年『山賊のむすめローニャ』(リンドグレーン・コレクション)、ヘレンハルメ美穂(翻訳)、イロン・ヴィークランド(絵)、岩波書店ISBN 978-4001157406

登場人物

この節の加筆が望まれています。

マッティス山賊
ローニャ
本作の主人公で、山賊の頭領マッティスの一人娘として、雷鳴が鳴り響く嵐の日に生まれた。栗色の巻き毛が特徴で、野山を裸足で駆け回る。両親や家族同然の父の子分からたくさんの愛情を受けて育ったおかげで、男勝りで無鉄砲だが明るく素直な性格で、仲間や森を愛する心を持つ娘に成長する。初めて城の外で出会ったビルクを始めはライバルの子だからと嫌っていたが、次第に気になっていく。
マッティス
ローニャの父親で、マッティス山賊の首領。先祖代々山賊を生業とし、誇りを持つ。直情的で思慮深さに欠けるが、基本的には善良で気前が良い。ローニャを溺愛している。
ロヴィス
ローニャの母親で、マッティスの妻。男所帯の山賊の家を1人で切り盛りする。寛大で肝が据わっているが、時に夫や山賊を叱責する。一方、ローニャのことは自分と同じ数少ない女性と言うことで特に気にかけ、一番の理解者になる。
スカッレ・ペール
長老。マッティスの世話係。口が悪く、人をからかって楽しんだり話を聞かなかったりするが、いざという時に頼りになる存在。
フョーソク
マッティスの片腕的存在。常に冷静沈着。
チェッゲ
フョーソクに次ぐ中堅。クールな性格。
チョルム
饒舌で、よくウンチクを語る。プライドが高いが、ツッコミに弱い。
ストゥルカス
特攻隊長。せっかちでケガが多いが、気前が良い。
クノータス
怪力で体格が良い男。態度が大きいが、実は小心者。常に雪メガネを掛けている。
ペリェ
一番若手の男。空気が読めずマイペースで、周囲から弄られている。植物が好き。
リル・クリッペン
口達者なお調子者で、しきり屋。小柄で痩せているが、戦う時でも物怖じしない。弓の名手。
ユティス
常に兜をかぶっている男。寡黙で人見知りだが、実はやり手の剣士である。
ヨエン
太鼓奏者。ベテランだが、寡黙で謎が多い。酒豪。
ラッバス
剣士でギタリスト。運動神経が良く、手先も器用。無口。常に眼鏡を掛けている。
トゥッレ
笛奏者。お調子者だが、寡黙で気弱な所がある。酒好き。
ボルカ山賊
ビルク
ローニャと同じ日に生まれた、ボルカの一人息子。ローニャとは反対に、やや神経質だが、思慮深く現実的でシニカル。明るく大らかなローニャに惹かれていく。
ボルカ
ビルクの父親で、ボルカ山賊の首領。マッティスとは、幼馴染でライバル。性格はマッティスと似ているが、苦労性で思慮深い面もある。
ウンディス
ビルクの母親で、ボルカの妻。心配性で夫や仲間には、小うるさくしてしまう。
森のいきもの
鳥女
美女の顔を持つ妖鳥。気性が荒く、人間を見ると捕まえて引き裂こうとする。知能の程は不明だが、人間の言葉を話すことができる。
灰色小人
森の岩や苔の間に群れて潜む小人。臆病に見えるが、人を襲う時がある。
ずんぐり小人
地面の下に穴を掘り、家族で住んでいる小人。親切で大人しい。
暗がりトロル
月の輝く夜だけ、群れで集って踊る森の生き物。
翻案
映画詳細は「:en:Ronia, the Robber's Daughter (film)」を参照

1984年、本作品はスウェーデンで映画化された。監督はスウェーデン人のターゲ・ダニエルソン(英語版)、脚本はアストリッド・リンドグレーン自身が手掛けた。映画は大きな成功を収め、1984年のスウェーデン国内で最高の興行収益を上げた[1]


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