やまだ ゆうき
山田 裕貴
2018年8月10日
ナゴヤドーム(現:バンテリンドーム ナゴヤ)
生年月日 (1990-09-18) 1990年9月18日(33歳)
出身地 日本
愛知県名古屋市
身長178[1] cm
血液型O型
職業俳優
ジャンルテレビドラマ、映画、舞台
活動期間2010年 -
配偶者西野七瀬(2024年 - )
著名な家族山田和利(父)
事務所ワタナベエンターテインメント
公式サイト公式プロフィール
受賞
TAMA映画祭
最優秀作品賞
2018年『万引き家族』文化庁芸術祭賞
演劇部門 新人賞[2]
2019年『終わりのない』エランドール賞
新人賞(TVガイド賞)[3]
備考
D☆DATE新メンバーオーディション:D-BOYS部門グランプリ受賞
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山田 裕貴(やまだ ゆうき、1990年〈平成2年〉9月18日[1][4][2] - )は、日本の俳優。愛知県名古屋市出身[5][4]。ワタナベエンターテインメント所属[1]。俳優集団D2およびD-BOYSのメンバーである。妻は乃木坂46の元メンバーで女優の西野七瀬[6]。 1990年9月18日、愛知県名古屋市で生まれ育つ。東邦高校を卒業した[7]後、芝居を勉強するためにワタナベエンターテイメントカレッジ (WEC) に入学する[8]。アルバイトしながら通学し[9]、6期生として卒業した[10]後、2010年に開催された「D☆DATE新メンバーオーディション」のファイナリストとなるが、D☆DATEの新メンバーには選ばれなかった。しかし、事前投票で1位だったこともあり、ファイナル開催時に急遽設けられた「D-BOYS部門」のグランプリを獲得する[11][12]。その後はワタナベエンターテインメントに所属し、グランプリ受賞時には「D-BOYSに加入」と発表されていたが[11]、同年12月にはD2に加入した[13][4]。 2011年、特撮テレビドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』のジョー・ギブケン / ゴーカイブルー役で俳優デビュー[14][2][注釈 1]。 2012年6月、テレビドラマ『D×TOWN「ボクらが恋愛できない理由」』で初主演を務める[12]。 2013年7月、D2メンバー初のソロ写真集を出版する[14]。同年10月にD2がD-BOYSに加入し、D-BOYSメンバーとなる。 2016年8月、舞台『宮本武蔵(完全版)』で舞台初主演を務める[注釈 2]。 2017年は『おんな城主 直虎』で大河初出演を果たしたほか、映画のみで14本出演したうち12本が公開になるなど飛躍の年となり、その役柄と印象のふり幅から「カメレオン俳優」と呼ばれるようになった[17][18]。 2019年、主演を務めた舞台『終わりのない』で令和元年度(第74回)文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞を受賞[19]。 2020年、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020」でニューウェーブアワード(男優部門)を受賞[20]。 2022年2月、将来有望な俳優に贈られるエランドール賞・新人賞を受賞[21]。7月に女性ファッション誌『ViVi』の人気投票企画「2022年上半期 国宝級イケメンランキング」ADULT部門で1位を獲得し[22]、12月に「2022年 下半期 国宝級イケメンランキング」ADULT部門で1位を獲得し、殿堂入りを果たした[23]。 2023年11月、GQ MEN OF THE YEAR 2023 ブレイクスルー・アクター賞を受賞した[24]。12月、Yahoo!検索大賞2023 俳優部門を受賞した[25]。 2024年2月、第47回日本アカデミー賞 話題賞 俳優部門を受賞した[26]。 父は、中日ドラゴンズや広島東洋カープにて内野手として活躍した元プロ野球選手の山田和利[27][28]。和利の影響を受け、裕貴も小・中学校までは野球をやっていたが、「父を超えるプロ野球選手にはなれない」と思い、高校に入学する際にやめてバレーボールへ転向した[28][29][注釈 3]。また、右利きの裕貴が小学5年まで右投げ右打ちだった野球のスタンスを右投げ左打ちに変え、野球をやめた後には彼に「右の方が良かったんじゃない?」と言ったため、心の中で「早く言ってくれよ」と絶句している[30]。その後、裕貴は2018年8月10日にナゴヤドームにて行われた中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ戦の始球式に、前者での和利の現役時代における背番号「30」を着けたユニフォーム姿で登板している[31]。 妹は、芸能事務所スタンフォードに所属するモデルの山田麻生 特技は野球・バレーボール、趣味はスポーツ全般・サブカルチャー[35]・御朱印集め[2]。特に、WECへ通っていた当時の2007年に放送されたテレビアニメ『機動戦士ガンダム00』には深い思い入れを持っており、2021年に公開されたアニメ映画『フラ・フラダンス』[注釈 4]の完成披露試写会に登壇した際には同映画とは無関係の作品であるにもかかわらず、「人生の欠かせない作品」として熱弁を振るっている[9][36][注釈 5]。 「ハモネプ」好きで小さい頃から見ていた。番組に出場したアカペラグループの「夜にワルツ」のファンで、グループがやっているYouTubeを視聴している程である[39]。 名古屋が地盤のCoCo壱番屋好きであり、2023年にはココイチ初となるアンバサダーに就任した[40]。 2024年3月31日、以前より交際をしていた乃木坂46の元メンバーで女優の西野七瀬と結婚したことを発表した[41]。 『海賊戦隊ゴーカイジャー』を手がけた東映プロデューサーの宇都宮孝明は、山田を起用した理由について端正な顔立ちがジョーのストイックで寡黙なキャラクターに似合っていたからと述べている[42]。また、メインライターの荒川稔久は、山田の眼が気に入ったと本人にも告げており、作中でもジョーに対して同様のセリフが存在している[4]。共演した池田純矢は、山田について演技について語り合うこともあったが、普段は不思議なところもあると評している[43]。 山田自身は、『ゴーカイジャー』初期では演技が思うようにいかず、さらに東日本大震災も重なり無力感を感じていたが、自身のメイン回である第11話・第12話の撮影を経て自信が持てるようになったという[44]。また、子供から「将来ゴーカイブルーになりたい」という手紙をもらったことで、自身の仕事に意味があると感じることができたと述べている[44]。「役に甘んじない」との意欲を持っており、ゴーカイブルーが当たり役として認識されるようになった後には、最初から「終わったら、早く捨てよう」と思っていたことや、「演じることで、前の役を裏切りたい」と思っていたことを明かしている[28]。 『ゴーカイジャー』以来、山田をたびたび起用している監督の坂本浩一は、山田は再会するたびに経験値やスキルが上がっており、オーラも増していると評している[44]。また、テレビドラマ『SEDAI WARS』では主人公の人物像を山田に委ね、期待以上の結果が得られたと述べている[44]。 太字はメインキャラクター。
経歴
人物
エピソード
『海賊戦隊ゴーカイジャー』関連
出演グループ活動はD-BOYSの項目を参照
テレビドラマ
スーパー戦隊シリーズ(テレビ朝日) - ジョー・ギブケン / ゴーカイブルー 役[注釈 6]
海賊戦隊ゴーカイジャー(2011年2月13日 - 2012年2月19日)
動物戦隊ジュウオウジャー 第28話・第29話(2016年9月4日・11日)[46]
D×TOWN 第3弾「ボクらが恋愛できない理由」(2012年6月1日 - 22日、テレビ東京) - 主演・宮本研志 役